自分の行動をふりかえって、親切だったかどうか、検証してみる。常にそうありたいと考えていないと実行できない。恥ずかしい利己的な行動はなかったか。常に検証してみる必要がある。
基本の姿勢として、きちんと腹構えがなければ、そう簡単には、親切を、実行できない。特に弱者に対しては、心がけていなければ、不可能である。
脅迫、威迫に対して、反応しているだけの、見せかけの親切は、もちろんホンモノではない。自身の内部から、湧き上がったものでなければ、本人も苦しい。
親切が、自然にできるようになれば、人生は、喜びにみち、楽しいものになるだろう。つらい、悲しい運命に襲われ、親切どころではない、という方をおられるかもしれない。
過酷な条件を強いられ、そんな余裕はもてないという方もおられるだろう。ただ、あらゆる災禍をのりこえていく人は、結構存在している。
過酷な条件を、飛躍のエネルギーにする人もいる。ただ、あまりに過酷で、命を落とすことがあったとしても、それを受け入れてきた人も多くいたことを忘れてはならない。