空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

カンカンだけでは駄目なのかもしれない。

2010年06月26日 11時45分58秒 | 思考試行
デンマーク戦をみていて、力を入れると、駄目で、成功したときというのは、なんとも見事に力が抜けている、という感じがしたことである。

集団の、たった一つのボールのヤリトリで、こんなに、世界が興奮するのかと、まったく不思議な感じがするが、たしかに、すばらしいゲームである。

肉体の力だけではなく、精神力、団結力、臨機応変に対応するチームプレイの魅力を存分にみせてくれる。そして、個人の力も、基本に肩の力が抜けたような状態でないと、うまく行かないことが多い。

冷静に、ゴールする本田選手の姿は、そのことを、現実に示していた。何の世界にも共通するような、シタタカさで、落ち着いていて、見事であった。

これは、応用できる。普遍的な、ことにあたる人間のモデルとなりうる姿勢のように思う。手術する医師、精妙な仕事をする人にとって、共通することではないか。

我々、庶民にとっても、日常生活において、瑣末なことに、メクジラをたてるのではなく、この冷静さを学ぶならば、多くの、困難を回避し、トラブルも避けることができるのではないかと思う。

それにしても、サッカーが、こんなに面白いとは思っていなかった。90分が、短く、そして、なんと絶妙な時間なのだろう。肉体の限界、精神力の持続、リズム、これらが、相互に関係して、そして、結果について、双方が、もうこれでいいだろう、という気分になれる。

守るか、攻めるか、姿勢が試される。技術だけではない要素。サッカーから、多くの示唆を受けたように思う。肩の力を抜いて、課題に立ち向かうこととしよう。