空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

マスコミは猛省を

2010年06月09日 12時30分33秒 | 思考試行
菅政権の発足に際しての、記者会見をみていて、質問がおざなりで、少しも相手の真情をひきだせていない。政治家にたいする敬意もなく、無礼千万であり、およそ、人間的とはいえない。あんな態度をとる連中は、過去の先達の悪い所を引き継いできたに違いない。

選挙で選ばれている人びとである。それなりの敬意を表した態度で迎えるべきである。それとも自分達は、バカな国民とは違うエリートなんだと、態度で示しているのだろうか。国民が選んだ議員を詐欺師か、犯罪人候補か、批判はすれども、国民をバカにし、その選んだ議員を、軽視し、失礼な態度を取り続ける、それは、真剣に政治を考えている態度ではない。あの態度は、その現れである。

何かと批判めいたことは、すぐ言える。たとえば、支持率が高いと出れば、「はしゃいでいる」てな具合である。なんとも、いい加減な、取材姿勢である。あんたらは、すぐハシャグのだろう。閣僚の誰も、ハシャイデなんかいない。記者は、軽い調子でウソつくな。

見方が公平ではないし、自分で何も提案できていないのに、できもしないで、人には、名案を出せという、景気をよくせよという。提案なくして、批判はできない。論理をとおして、記事を書けといいたい。

なかよし記者クラブでは、真剣な取材競争もない。公開を心がけている政権は、取材する側が、どのような切り口で、国民のためになるかと考えるならば、相当な材料がでているはずである。それを、逆に、足を引っ張ることに利用するようでは、いけないし、どのようにすれば、国民のためによくなるのかの視点で、競争してほしいし、努力して欲しいものである。

名案は、ない。やるべきことをやるだけ。

2010年06月09日 10時14分13秒 | 思考試行
新内閣になって、新しいことが始まるかどうか。それは、簡単ではない。それでも、やるべきことをやるならば、それなりに効果が出てくる。でなければ、そのまま沈没するしかない。

その意味では、菅内閣は、条件が整った。当面、邪魔が入ることは、ない環境である。しかも、うまく全議員を動かすことができたなら、それは、新しい政治を作る動きを確かなものにできる。

できることから、迅速に行動を開始してもらいたい。とりわけ、国民サイドが、動く方向を示唆することができたら、いいのだが、それは、難しい。

具体的な工程を作る。目標地点を目指して、計画を作る。実践。そして点検。変革の継続。具体的に、問題が片付いていくプロセスを、どんどん見せてもらいたい。

「最小不幸社会」には、いささか驚いた。しかし、本質をついている。多くを望まないようで、実は、もっとも大事なことと思われる。不幸のタネをみつけることは、直接、改善につながることである。

麻生クンが、街頭演説をしていた。左翼政権ができた、と怒鳴っている。昔の「アカ攻撃」の手法である。弱者に目を向けると、すぐこれが始まる。かれが恐れるのは、弱者救済イコールアカなのだ。こんな連中が政界にはびこっているから、弱者は存在しているのだ。

渡部浩三先生の、「もう死んでもいい」と喜びを隠さない表情は、正直なんだなあと思う。あの年齢で、現役を張っているのは、あの正直さなんだろう。これもすばらしい。

明るい民主党になって、見える政治、透明な政治を実行してもらいたい。これは、すばらしい、世界を目指すのに、必須の政治姿勢であり、世界に先駆ける試みでもある。頑張ってほしい。