ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『ファースター 怒りの銃弾』

2011-05-16 22:49:43 | 新作映画
(原題:Faster)



「ごめん。
今日は、チャチャッとやっちゃうね。
この映画は、いわゆるリベンジアクションもの。
刑務所を出たばかりの男“ドライバー”が
自分と兄を陥れた者たちに復讐をするというもの。
小手先に頼らない、
一昔前を彷彿とさせるアクションだね」

----いまの時代のアクションと
どう違うの?
「一言で言えば、ゴッツイんだね。
ガンアクションもカーチェイスも
ぐいぐい、ただひたすら力で押していくって感じ。
シャープさよりもダイナミズム、
華麗さよりも剛腕」

----主演は誰ニャの?
ザ・ロックの通り名でも知られるドウェイン・ジョンソン
“ドライバー”の名に恥じず、
この映画での彼のドライブ・テクは超人的なものが。
とりわけ、冒頭、強盗を犯した兄貴たち仲間を乗せて
車を猛スピードでバックさせて
パトカーを振り切るシーンは圧巻。
このシーンだけでも、おつりがくるって感じ」

----そういえば、久しぶりに
ビリー・ボブ・ソーントンが出ているよね。
こういうアクション映画への出演って珍しい気も…。
「彼が演じるのは、
定年間近(これはよくある設定ではあるけど…)の初老の刑事(コップ)。
もちろん、せっかく彼を使うのだから
それだけじゃもったいない。
この刑事はヤク中で結婚に失敗したという設定。
もうひとりの主要人物、
ドライバーを狙うキラー(オリヴァー・ジャクソン・コーエン)と対比させる形となっている。
こちらは、経済的に大成功を収め恋人と悠々自適の生活。
一方で、自分のハードルを高く掲げ、
それを乗り越えることに生きがいを感じている。
だが、それもほとんどやりつくし、
虚しさが彼を襲い始めている」

----そのキラーとやらは、
なぜドライバーを狙っているの?
「彼はドライバーのターゲットから雇われたわけだ。
消される前に消してしまえということだね。
さて、シンプルな構成でありながら、
それぞれに、複雑な(でもないか)事情を肉付けしたことが、
この映画に吉と出たか凶と出たか?
それは観てのお楽しみ…」



                    (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「なんかもったいぶっているニャ」ご不満

※キャスティングで裏が想像がついちゃうのが、少し問題かもだ度

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