----この映画、タイトルから女性映画ってイメージがあるけど…。
「女性映画って言葉もどうかとは思うけど、
まあアクションやSF、ホラーじゃないことは明らかだ(笑)。
ただ、甘い恋愛映画かと言うとそうでもないし、
だからってファミリー・ムービーってわけでもない。
一言では説明しにくいタイプの映画だね」
----スーザン・サランドンが主人公ということから見ても、
青春映画の路線もありえないしね(笑)。
「そうだね。いわゆるクリスマスのイヴからクリスマスにかけて起こった
いくつかのドラマを一つに紡いだ一種の群像ドラマ。
一人ひとりの人生が他の人の人生と微妙に関わり合ってくる」
----わかった。『ラブ・アクチュアリー』みたいな感じなんでしょ。
「あそこまで登場人物が多くはないけどね。
重病の母親の看病に明け暮れるバツイチ女性ローズ(スーザン・サランドン)、
誰もが見ほれる美しいニーナ(ペネロペ・クルス)と
彼女に常識を超えた嫉妬心を抱いてしまう婚約者マイク(ポール・ウォーカー)、
そのマイクに「君は妻の生れ変りだ」と言って近づくアーティ(アラン・アーキン)、
子供の頃に病院で体験したクリスマス・パーティが忘れられず
自傷によって入院しようとするジュールズ(マーカス・トーマス)。
この4つのエピソードが中心だね」
----あれっ、ホラーじゃないと言ったけど、
リーインカーネーションのエピソードがあるじゃニャい。
「さあ、これはどうかな。
この映画のオモシロいところは、
現実の向こうに
クリスマスならではの<奇跡>をかいま見せながら映画が進んでゆくところ。
実はある大物スターがカメオ出演しているんだけど、
このエピソードもやはり<奇跡>がらみだしね」
----だれよだれよ?そのカメオって?
「うん。プレスにも書かれていないばかりか、
エンド・クレジットにも出てこないから、
これは伏せておいた方がいいんだろうね。
カメオってもともとは
「クレジットされた俳優には最低補償額を支払わなければいけない」と言う
ユニオンの規定を逃れるために始まったようなものだけど、
いまでは<サプライズ>による話題作りの意味合いも多いからね。
ま、ヒントとしてはよくカメオ出演するスターと言うことで…」
----う~ん。だれか分かったような気もするニャ。
でも、カメオ出演するからには監督の方も気になる。
なんか理由がありそうなんだもの。
「いいところ突いているね。
俳優のチャズ・パルミンテリの第一回監督作品。
最近、あんまりスクリーンでは見なかったけど、
ここでは出演者としてもチラリその姿を覗かせている」
----チャズ…あ~、あのデ・ニーロの監督作品
『ブロンクス物語/愛につつまれて』で主役を務めた人だ。
「うん。あの作品でも実は脚色を担当していた。
ここではそれぞれのキャラクターを脇に至るまで丁寧に描き込んでいる。
たとえばローズにアプローチする男。
その口説き文句とムード作りなんてお手本にしたいくらい(笑)。
でもそれに『ごめんなさい』のローズ…。
いやあ、しみじみうまいなあと思ったね」
----出演者で印象に残ったのは?
「やはり出てきたなのポール・ウォーカー。
『イントゥ・ザ・ブルー』の灼熱のバハマから雪のニューヨークへ。
ああいう男はどこにいても絵になるね」
----ひがまない、ひがまない。
あっ、それ以前の問題か。
「mmmm………」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「今年のクリスマス・プレゼントは何かニャ」
※心温かくなる度
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☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像はイギリスのオフィシャル・サイトのwallpaperです。
「女性映画って言葉もどうかとは思うけど、
まあアクションやSF、ホラーじゃないことは明らかだ(笑)。
ただ、甘い恋愛映画かと言うとそうでもないし、
だからってファミリー・ムービーってわけでもない。
一言では説明しにくいタイプの映画だね」
----スーザン・サランドンが主人公ということから見ても、
青春映画の路線もありえないしね(笑)。
「そうだね。いわゆるクリスマスのイヴからクリスマスにかけて起こった
いくつかのドラマを一つに紡いだ一種の群像ドラマ。
一人ひとりの人生が他の人の人生と微妙に関わり合ってくる」
----わかった。『ラブ・アクチュアリー』みたいな感じなんでしょ。
「あそこまで登場人物が多くはないけどね。
重病の母親の看病に明け暮れるバツイチ女性ローズ(スーザン・サランドン)、
誰もが見ほれる美しいニーナ(ペネロペ・クルス)と
彼女に常識を超えた嫉妬心を抱いてしまう婚約者マイク(ポール・ウォーカー)、
そのマイクに「君は妻の生れ変りだ」と言って近づくアーティ(アラン・アーキン)、
子供の頃に病院で体験したクリスマス・パーティが忘れられず
自傷によって入院しようとするジュールズ(マーカス・トーマス)。
この4つのエピソードが中心だね」
----あれっ、ホラーじゃないと言ったけど、
リーインカーネーションのエピソードがあるじゃニャい。
「さあ、これはどうかな。
この映画のオモシロいところは、
現実の向こうに
クリスマスならではの<奇跡>をかいま見せながら映画が進んでゆくところ。
実はある大物スターがカメオ出演しているんだけど、
このエピソードもやはり<奇跡>がらみだしね」
----だれよだれよ?そのカメオって?
「うん。プレスにも書かれていないばかりか、
エンド・クレジットにも出てこないから、
これは伏せておいた方がいいんだろうね。
カメオってもともとは
「クレジットされた俳優には最低補償額を支払わなければいけない」と言う
ユニオンの規定を逃れるために始まったようなものだけど、
いまでは<サプライズ>による話題作りの意味合いも多いからね。
ま、ヒントとしてはよくカメオ出演するスターと言うことで…」
----う~ん。だれか分かったような気もするニャ。
でも、カメオ出演するからには監督の方も気になる。
なんか理由がありそうなんだもの。
「いいところ突いているね。
俳優のチャズ・パルミンテリの第一回監督作品。
最近、あんまりスクリーンでは見なかったけど、
ここでは出演者としてもチラリその姿を覗かせている」
----チャズ…あ~、あのデ・ニーロの監督作品
『ブロンクス物語/愛につつまれて』で主役を務めた人だ。
「うん。あの作品でも実は脚色を担当していた。
ここではそれぞれのキャラクターを脇に至るまで丁寧に描き込んでいる。
たとえばローズにアプローチする男。
その口説き文句とムード作りなんてお手本にしたいくらい(笑)。
でもそれに『ごめんなさい』のローズ…。
いやあ、しみじみうまいなあと思ったね」
----出演者で印象に残ったのは?
「やはり出てきたなのポール・ウォーカー。
『イントゥ・ザ・ブルー』の灼熱のバハマから雪のニューヨークへ。
ああいう男はどこにいても絵になるね」
----ひがまない、ひがまない。
あっ、それ以前の問題か。
「mmmm………」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「今年のクリスマス・プレゼントは何かニャ」
※心温かくなる度
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(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像はイギリスのオフィシャル・サイトのwallpaperです。
えいさんのレビューは、さらっとだけ読んで
12月公開を待ちます~
観るまで<奇跡>ってなんだろうと思っていたのですが…。
タイトルを安易に
「クリスマスの奇跡」とかしなかったところがいいですね。
ご覧になったら、またお越しください。
楽しみに待っています。
クリスマスならこういう奇跡が起きてもおかしくないなと思えるところは良かったです。
スーザン・サランドンはよかったですね。
今年は『Shall We ~』もありました。
あっ『アルフィー』もか。
個人的には『テルマ&ルイーズ』がおススメです。
クリスマスは奇跡が起こってほしい。
そんな願いを叶えてくれる映画でした。
ストレートな「奇蹟」映画かと思いきや
単純なだけで無く、捻りが効いていましたね。
まさにクリスマスに観るべき心温まる映画でした~♪
スーザン・サランドンは凄く良かった!
あの中で一番心情がよく伝わって来ましたです。
ペネロペ・クルスも相変わらずキュートでカッコイイですね。
あれでは男が心配するのもよーく分かります
スーザン・サランドンは今年、ノリにノッてましたね。
そう言えば『テルマ&ルイーズ』のテルマ、
ジーナ・デイヴィスは
どこへ行ってしまったんでしょう?
ペネロペは、もう存在そのものが罪ですね(笑)。
あの泣き出しそうな表情に、今回もやられました。本当に心あたたまる映画でしたねぇ。
「彼」はほんとうに『病院」や『学校』が似合います。
『レナードの朝』『パッチ・アダムス』・・・・・・
こう核とバレてしまいますね。(笑)
やっと観てきましたー。
サランドンやっぱりよかったです。
クリスマスならではの
奇跡の、あったかい映画でした。
この手の映画、おそらく20年ほど前だったら、
冬休み興行の一翼を担ったものと思われます。
でもいまはイベントムービーが多すぎて、
どうしても埋もれてしまいますね。
もったいない気がします。