「この作品は喋りにくいなあ。
こういうフジテレビ絡みの映画って、
いままでの例から言って
大ヒット、まず間違いないしね。
下手なこと言うと、とんでもないことになりそうだ」
----おやおや、それじゃあノレなかったってワケ?
「いや、それでも最初は驚いたんだよ。
どこまでも続く砂漠。
まるで『イングリッシュ・ペイシェント』か何かみたい。
日本映画もここまでやるようになったのか……としみじみ。
ところが、その背景があっという間に普通のゴロゴロした岩地に変わってしまう。
ここに代表されるように、この映画は場所と場所のつなぎ目が悪く、
たとえば日本の
しかも『仮面ライダー』あたりでよく見かけたような場所で
悟空と銀角が戦ったりすると、
中国ロケとのギャップが大きく、
興奮した分、かえってシラケちゃう」
----でもVFXとか、よくできているんじゃニャいの?
「うん。日本映画もCGというコストパフォーマンスのいいツールを手にしたおかげで、
世界と渡り合えるようになったんだなと、これまたしみじみ。
ところが、登場人物たちのチープな服装や、
こちらは意図的なんだろうとは思うけど
CGバレバレのマンガチックな映像処理で盛り下がってしまう」
----ちょっと待って。
この映画って、テレビシリーズのファンに向けているものだし、
それも子供がメインなんだから
そんなにシビアに言わなくてもいいんじゃないの?
「そういうことなんだよね。
たとえばこの映画、
『ボラット』じゃないけど、
『notギャグ』、いわゆる『なんちゃってギャグ』が多い。
こういうのって、
ぼくはせっかくドラマの中に入りこんでいたその気持ちが萎えちゃうけど、
おそらくテレビシリーズでのファンにとってはお約束で、
それもまた楽しいんだろうね。
オリエンタル・アドベンチャーの東宝映画って
ぼくも子供の頃『奇巌城の冒険』を観てドキドキしたことがある。
でも、もしかしたらあの映画だって
大人から観たら『なにこれ?』だったのかも知れないしね」
----そう、あまり子供たちの夢を壊すことは言わない方がいいニャ。
みんなギャグも含めて
そのすべてを一つの世界として楽しんでいるんだと思うよ。
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「フォーンだったら楽しめると思うニャあ」
※「なまか」の意味が分かった度
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☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
こういうフジテレビ絡みの映画って、
いままでの例から言って
大ヒット、まず間違いないしね。
下手なこと言うと、とんでもないことになりそうだ」
----おやおや、それじゃあノレなかったってワケ?
「いや、それでも最初は驚いたんだよ。
どこまでも続く砂漠。
まるで『イングリッシュ・ペイシェント』か何かみたい。
日本映画もここまでやるようになったのか……としみじみ。
ところが、その背景があっという間に普通のゴロゴロした岩地に変わってしまう。
ここに代表されるように、この映画は場所と場所のつなぎ目が悪く、
たとえば日本の
しかも『仮面ライダー』あたりでよく見かけたような場所で
悟空と銀角が戦ったりすると、
中国ロケとのギャップが大きく、
興奮した分、かえってシラケちゃう」
----でもVFXとか、よくできているんじゃニャいの?
「うん。日本映画もCGというコストパフォーマンスのいいツールを手にしたおかげで、
世界と渡り合えるようになったんだなと、これまたしみじみ。
ところが、登場人物たちのチープな服装や、
こちらは意図的なんだろうとは思うけど
CGバレバレのマンガチックな映像処理で盛り下がってしまう」
----ちょっと待って。
この映画って、テレビシリーズのファンに向けているものだし、
それも子供がメインなんだから
そんなにシビアに言わなくてもいいんじゃないの?
「そういうことなんだよね。
たとえばこの映画、
『ボラット』じゃないけど、
『notギャグ』、いわゆる『なんちゃってギャグ』が多い。
こういうのって、
ぼくはせっかくドラマの中に入りこんでいたその気持ちが萎えちゃうけど、
おそらくテレビシリーズでのファンにとってはお約束で、
それもまた楽しいんだろうね。
オリエンタル・アドベンチャーの東宝映画って
ぼくも子供の頃『奇巌城の冒険』を観てドキドキしたことがある。
でも、もしかしたらあの映画だって
大人から観たら『なにこれ?』だったのかも知れないしね」
----そう、あまり子供たちの夢を壊すことは言わない方がいいニャ。
みんなギャグも含めて
そのすべてを一つの世界として楽しんでいるんだと思うよ。
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「フォーンだったら楽しめると思うニャあ」
※「なまか」の意味が分かった度
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返信はウチのブログにしておきました。
奇岩城ではなく奇巌城のようです。
「カリオストロの城」に続いて(題名だけですが)
ルパンつながりですね。
コメント並びにご指摘ありがとうございました。
さっそく修正いたしました。
いやあ、またまた恥ずかしいミスをしてしまいました(汗)。
そうそう。ラストのセリフはまんま『カリオストロの城』。
これは後で言われること分かっていて
あえてやっている。
確信犯でしょうね。
TVドラマのファンだったので楽しみにしていた映画でしたが、ちょっとガッカリな内容でした。
TVで観ると面白いギャグも映画だと寒いのは何故でしょう?
ダイナミックなアクションはなかなか見応えがあったのですが、色々なところがチグハグで(遠いはずの距離がすぐ歩けたり、やたらとキント雲の飛行距離は長かったり)、ちょっとシラケました。
まぁ~大好きな慎吾ちゃんが頑張っていたのは良かったですが♪
こんにちは。
先日、映画館で
子供が「『西遊記』が観たい」と言っているのに対して
その子のお母さんが「あれは偽物」と言っていました。
初め、原作に比べてのことかと思ったのですが、
これって昔のTVの『西遊記』がとても好きで
その記憶が鮮明なお母さんなんでしょうね。
ぼくはどちらも観ていないのですが、
いずれにしろ今回のギャグにはついていけませんでした。
せっかくなので、まがい物じゃなく、クオリティの高いものをご用意してみました。
そういうコンセプト・・・・・・。
こういう映画に、ああだこうだと目くじら立ててはいけないのかも。
自分が子供の頃だったら、文句なしに楽しんでいたでしょうから…。
と言いつつも、なかなか子供目線にはなれないです(汗)。
大人にはなかなかキツイ内容でしたよね(苦笑)
子供向け映画なんだから別にいいんですけど
それだったらCMももっと考えて欲しいなぁ。
家族連れで観るんだったら「河童のクゥ」の方が
断然良かったですね。
はい。ぼくもキツかったです。
最初は、その雄大な風景に圧倒されたのですが、
途中から、むにゃむにゃ。
『河童のクゥと夏休み』は
劇場は大人の方が多いという話を聞きました。
ぼくも断然、こっちです。