ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『ポイント45 ーフォーティファイブー』

2007-02-22 11:20:15 | 新作映画
(原題:Point45)

----ミラ・ジョヴォヴィッチ、こんな映画に出ていたんだ。
まったく知らなかったニャあ。
網タイツとか履いて、銃を持って……。
またまたヒロインアクションもの?
「ぼくもそうかなと…。
SF去年のいま頃の記憶が甦り、
いや~な予感が…。
ところが彼女のアクション・シーンはほとんどなし。
ちょっとジャンルが説明しにくい映画だったね。
いわゆるクライムものなんだけど、サスペンスもあまりないし…。
あっ、でもけっこうバイオレンスはあるかな」

----それってどういうこと?
「簡単に言えばこの映画が扱うのはDV、ドメスティック・バイオレンス。
舞台はニューヨーク、ヘルズキッチン。
その街で生まれ育った女キャット(ミラ・ジョヴォヴィッチ)と
その愛人、アル(アンガス・マクファーデン)は
45口径の拳銃とさまざまな盗品を売りさばく故買屋。
ある日、キャットは新たな顧客を掴もうと、
アルに内緒で取引を行なうが、
それが彼の逆鱗に触れてしまう。
しかも嫉妬深いアルはキャットが浮気していると決めつけ、
彼女の髪を切り、さんざんにいたぶる。
アルの親友でキャットに心を寄せるライリー(スティーブン・ドーフ)、
キャットを密かに愛しているレズのヴィック(サラ・ストレンジ)、
そしてソーシャルワーカーのリズ(アイーシャ・タイラー)らは、
なんとかキャットを救い出そうとするが…」

----キャット?なんかいやだニャあ。
猫をいじめちゃいけないよね。
「(笑)。いやスペルが違うんだ。
このキャットはKat。
この物語からも分かるように、
映画の見どころは
一にも二にも
惜しげもなく脱いでくれるミラ・ジョヴォヴィッチ。
その美貌と肉体を武器に、周囲を次々と虜にしてゆき、
激しいラブ・シーンを見せてくれる。
ただ、ちょっと言葉づかいが卑猥すぎるのが難だけどね。
そうそう、映画はキャットを始め、
登場人物やその関係者の独白が
随所に織り込まれている。
バイオレンス・シーンは目を背けたくなるけど、
一気に観られるタイプの映画だったよ」


  (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「ミラは苦手だニャあ」ご不満

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4 コメント

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ヘルズ・キッチン (rambler)
2007-02-25 11:46:48
えいさん、こんにちは。

 この映画、まだアメリカでは公開が良くわからない状態です。「DOA」は劇場公開されないでそのままDVDへ・・・・

 ヘルズ・キッチン!「スリーパーズ」とか「デアデビル」のイメージで無茶苦茶危ないイメージですが、今はカジュアルなエスニック料理レストランの立ち並ぶ良いとこです。2年間住んでいました。
返信する
■ramblerさん (えい)
2007-02-25 22:47:52
こんばんは。

『DOA』、アメリカで劇場公開されなかったんですか?
この『ポイント45』の場合、
けっこう過激な描写が多いので、
まさかTV直行とは思えないのですが、
そうでなくとも、いきなりDVDだと、
ミラも少し可愛そうな気もしますね。

ヘルズ・キッチンに2年間お住まいだったのですか?
確かに、日本でプレスに書かれる時には、
ヘルズ・キッチン=危険地帯を前提とした紹介が多いですね。
『ボーン・コレクター』とかもそうかな……。

そのせいか、いつしか、
頭の中に「ヤバい」というのが
焼き込まれていました(汗)。



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TBありがとうございました (mina)
2007-10-03 23:31:54
最近、根気がなくて、あまり映画を観ていません。
今日は体調も悪く、会社を休んでしまいました。
そして、だらだらと「300」を観てました。
なぜだかバイオレンスものというか、殺し合いのシーンが多い作品をよく観てます。
「キル・ビル」や「シン・シティ」を思い出してしまいました。
バイオ・ハザードのプロモートに来日中の彼女、妊娠してお腹が大きくなってて、びっくりしました。
返信する
■minaさん (えい)
2007-10-04 10:03:20
こんにちは。

『300』は『シン・シティ』と同じフランク・ミラー原作。
しかもいずれも原作に忠実に…世界を再現しようとしたわけですから、
自然に似てきますよね。

でも、体調が悪いときにそういうのって
かえって体によくなさそう。
不調が長引いているみたいですが、
ご自愛ください。

ミラジョヴォ、あんまり好きな方ではないのですが、
この『III』の彼女はカッコよかったです。
オススメ。
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