------この映画って、以前アニメにもなったよね。
今度は実写。それも香港のスタッフ・キャストの手で作られたんだって?
「そう。しかも驚いたことに試写はすべて日本語吹き替え。
これには最初当惑したね。なかなか慣れなかった。
日本からは鈴木杏がヒロインのなつき役で出演。
これは本人が吹き替えていたよ」
------ふうん。舞台は香港に置き換えてあるの?
「いや、それがオール日本ロケ。
つまり、香港の俳優たちが
「藤原とうふ店」なんて書いてある日本の風景の中で、日本人役を演じているわけ。
これで向こうの言葉だと、いよいよヘン。
そこで日本語吹き替えにしたんじゃないかな。
でも原作がコミックでアニメにもなってるわけだし、
アニメのつもりで観てるうちに次第に違和感も消えてきたけどね」
------声のことはさておき、映画はどうだったの?
「嬉しいことに、映画の要となる“走り”はCGなし。
すべて実写で撮られているんだ。
ハリウッドのSFXによるカースタントを見慣れた目から見ると、
これはかなり新鮮に映る。そうか本当の“走り”とはこうなんだと…。
特に内輪を路肩の溝に引っかけて高速でコーナーを抜ける“溝落とし”は圧巻だ」
------えっ?でも峠でのドリフトとかスピンとかもあるのでは?
日本でのロケって言ってたけど、そんな撮影可能なの?
「香港では原作に出てくるような山道がなく、
だからと言って新たに道路を作ることもできない。
そこでレーシング・ドリフトのメッカ・榛名で撮影することになったらしい。
撮影では、なんと山道を完全封鎖する許可が下りたのだとか。
日本でもこのような撮影ができるようになってきたことは、本当に喜ばしいこと。
各地にフィルム・コミッションが生まれてきているけど、
この映画も高崎フィルム・コミッションが協力しているみたいだ」
-----でも、よく許可が降りたね。
内容的にはけっこうヤバいと思うけど…。
「フィルム・コミッションはロケーションの誘致・支援で
経済・敢行・文化振興への効果を上げようとしているわけだけど、
そこには『作品を拒まない』という基本的条件がある。
つまりこのジャンルならダメなんていうような内容チェックはないんだ」
-----ニャるほどね。あれっ?物語について話してないよ。
スタッフとかキャストにも触れてないし、車と撮影の話ばかり。
「たいした話じゃないから...。(笑)
簡単に言えば、かつて“走り屋”だった父の血を引く豆腐屋の息子が
公道レースで次々と勝ち抜いていく。
その一方で、彼には初恋が芽生えるが…というもの。
ラストも続編を期待させる作りになってるけれど、
やはりメインはAE86を始めとするスポーツカーのレーシング・バトル。
監督は『インファナル・アフェア』シリーズのアンドリュー・ラウ&アラン・マック、
俳優陣は主人公の藤原拓海を演じるジェイ・チョウこそ本作が長編デビューだけど、
高橋涼介役のエディソン・チャン、中里毅役のショーン・ユー、
そして拓海の父・文太役のアンソニー・ウォンと、
これまた『インファナル・アフェア』組で固めている。
あの映画のファンにはたまらないかも知れないね」
(byえいwithフォーン)
※峠で酔う度人気blogランキングもよろしく
☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
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今度は実写。それも香港のスタッフ・キャストの手で作られたんだって?
「そう。しかも驚いたことに試写はすべて日本語吹き替え。
これには最初当惑したね。なかなか慣れなかった。
日本からは鈴木杏がヒロインのなつき役で出演。
これは本人が吹き替えていたよ」
------ふうん。舞台は香港に置き換えてあるの?
「いや、それがオール日本ロケ。
つまり、香港の俳優たちが
「藤原とうふ店」なんて書いてある日本の風景の中で、日本人役を演じているわけ。
これで向こうの言葉だと、いよいよヘン。
そこで日本語吹き替えにしたんじゃないかな。
でも原作がコミックでアニメにもなってるわけだし、
アニメのつもりで観てるうちに次第に違和感も消えてきたけどね」
------声のことはさておき、映画はどうだったの?
「嬉しいことに、映画の要となる“走り”はCGなし。
すべて実写で撮られているんだ。
ハリウッドのSFXによるカースタントを見慣れた目から見ると、
これはかなり新鮮に映る。そうか本当の“走り”とはこうなんだと…。
特に内輪を路肩の溝に引っかけて高速でコーナーを抜ける“溝落とし”は圧巻だ」
------えっ?でも峠でのドリフトとかスピンとかもあるのでは?
日本でのロケって言ってたけど、そんな撮影可能なの?
「香港では原作に出てくるような山道がなく、
だからと言って新たに道路を作ることもできない。
そこでレーシング・ドリフトのメッカ・榛名で撮影することになったらしい。
撮影では、なんと山道を完全封鎖する許可が下りたのだとか。
日本でもこのような撮影ができるようになってきたことは、本当に喜ばしいこと。
各地にフィルム・コミッションが生まれてきているけど、
この映画も高崎フィルム・コミッションが協力しているみたいだ」
-----でも、よく許可が降りたね。
内容的にはけっこうヤバいと思うけど…。
「フィルム・コミッションはロケーションの誘致・支援で
経済・敢行・文化振興への効果を上げようとしているわけだけど、
そこには『作品を拒まない』という基本的条件がある。
つまりこのジャンルならダメなんていうような内容チェックはないんだ」
-----ニャるほどね。あれっ?物語について話してないよ。
スタッフとかキャストにも触れてないし、車と撮影の話ばかり。
「たいした話じゃないから...。(笑)
簡単に言えば、かつて“走り屋”だった父の血を引く豆腐屋の息子が
公道レースで次々と勝ち抜いていく。
その一方で、彼には初恋が芽生えるが…というもの。
ラストも続編を期待させる作りになってるけれど、
やはりメインはAE86を始めとするスポーツカーのレーシング・バトル。
監督は『インファナル・アフェア』シリーズのアンドリュー・ラウ&アラン・マック、
俳優陣は主人公の藤原拓海を演じるジェイ・チョウこそ本作が長編デビューだけど、
高橋涼介役のエディソン・チャン、中里毅役のショーン・ユー、
そして拓海の父・文太役のアンソニー・ウォンと、
これまた『インファナル・アフェア』組で固めている。
あの映画のファンにはたまらないかも知れないね」
(byえいwithフォーン)
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「インファンナル・・・」のアンソニー・ウォンは、哀愁が漂っててエエ感じだと思ったのですが、この映画ではちょっとガサツな親父って感じであまり好感持てなかった。
なんでもアンソニー・ウォンは
べろんべろんに酔っぱらって演技したそうです。
それって演技と言えるのか(笑)?
いやそれでも演技ができることを
素晴らしいと言うべきなのかな。
結構スリリングなシーンが多くて、最後までハラハラさせられる映画でしたよ。
あの撮影、スゴかったですよね。
日本でこれが撮られたと言うことに
驚きました。
のまえ?
・・・わたし、韓国と勘違いしてました。韓国でも十分凄いと思いますけれど・・・
それと、あのドライビング、痺れました。
わたしが乗せてもらったら、やっぱり吐くかなぁ。
でもね、とうふが崩れないようなスムーズな無理、無駄のないドライビングなんでしょう?
やっぱ、無理よね。
最近、韓国映画が多いので勘違いもありえますね。
なんとこの監督は『デイジー』という新作で
韓国の脚本、俳優で、オランダで撮影。
ということは日本なんてたいしたことない?
豆腐、まず絹ではないですね(笑)。
超硬めの木綿かな?