-----『ドッジボール』っていまでも小学生やってるのかな?
懐かしいよね。
「懐かしさもあるけど、恥ずかしさもある。
なんなんだろうあれ。変な競技だよね。
大きなゴムのボールを相手めがけてぶつけあう。
取られたらさっと逃げて…」
------なにがそんなに恥ずかしいの?
「だって、その大きなボールが自分の顔とかお尻とかに当たるんだもの。
この映画に製作も兼ねて出演しているベン・スティラーも言っている。
『誰もが子供の頃のドッジボールに対する恐怖と栄光、
そして、屈辱とその時に経験した感情的な痛みと傷を抱えている』と。
さらに続けて『ショー・ビジネスで働いている連中の大半は、
ドッジボールがヘタだったはずだから、今、
その時の憂さを晴らしているはずさ』って」
------ベン・スティラーが出ているの?
「これが不細工なフレディ・○ーキュリー
(ファンの人ごめんなさい)とでも言いたくなる
とんでもないメイクで、初めだれかと思ってしまった。
彼が演じているホワイト・グッドマンはフィットネス経営者。
ヴィンス・ヴォーン扮する主人公ピーターを追い詰める、いわば悪役だ」
------なんだか見えてきたぞ。
ヴィンスは貧乏ジムを経営していて、
ホワイトはその買収を画策しているんだね。
でもなぜ、そこにドッジボールが絡むの?
「簡単だよ。自分のジムを手放さないためにはお金が必要。
そこでピーターたちはラスベガスで行われる
ドッジボールの世界大会に出場して賞金を稼ごうとするわけだ」
------これまた、どこかで聞いたようなお話。
「この手の映画をオモシロくするには
チームメイトがみな“個性的オチコボレ”でなくてはならない。
“これでは勝てるはずない、だってドジなヤツばかり.....”というのが必要。
これは『がんばれ!ベアーズ』以来、“オチコボレ奮戦スポーツ映画”の鉄則だ。
この映画でもチアリーダーを目指す男、自分を海賊だと信じている男など、
奇想天外なキャラが続々登場して、観る者を飽きさせない」
------ということは、けっこう笑えるんだ?
「笑えるなんてもんじゃないよ。
細かいギャグが波状的に炸裂!
これは絶対に製作者たちが楽しみながら作ったに違いないね。
敵チームの女性ドッジボーラー(空前絶後の容姿!)が登場した時は、
場内にどよめきが起こったほどだ」
------でも、この映画って中身からっぽの気がする。
「そこがまたおかしいんだ。
エンド・クレジットでホワイトが言う。
『オモシロいけど中身がないのがハリウッド映画の欠点』
(※ここ、例によって正確ではないです)。
でも、笑わせよう、楽しませようという
製作側の努力がビシビシ伝わってくる。
CGなしというドッジボールの試合だって、
思っていた以上にサスペンスフルだし、
好きだな。こういうの」
-------全米?1になったのにはそれだけの理由があると言うことだね。
(byえいwithフォーン)
※ほとんどにこにこ度
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☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
懐かしいよね。
「懐かしさもあるけど、恥ずかしさもある。
なんなんだろうあれ。変な競技だよね。
大きなゴムのボールを相手めがけてぶつけあう。
取られたらさっと逃げて…」
------なにがそんなに恥ずかしいの?
「だって、その大きなボールが自分の顔とかお尻とかに当たるんだもの。
この映画に製作も兼ねて出演しているベン・スティラーも言っている。
『誰もが子供の頃のドッジボールに対する恐怖と栄光、
そして、屈辱とその時に経験した感情的な痛みと傷を抱えている』と。
さらに続けて『ショー・ビジネスで働いている連中の大半は、
ドッジボールがヘタだったはずだから、今、
その時の憂さを晴らしているはずさ』って」
------ベン・スティラーが出ているの?
「これが不細工なフレディ・○ーキュリー
(ファンの人ごめんなさい)とでも言いたくなる
とんでもないメイクで、初めだれかと思ってしまった。
彼が演じているホワイト・グッドマンはフィットネス経営者。
ヴィンス・ヴォーン扮する主人公ピーターを追い詰める、いわば悪役だ」
------なんだか見えてきたぞ。
ヴィンスは貧乏ジムを経営していて、
ホワイトはその買収を画策しているんだね。
でもなぜ、そこにドッジボールが絡むの?
「簡単だよ。自分のジムを手放さないためにはお金が必要。
そこでピーターたちはラスベガスで行われる
ドッジボールの世界大会に出場して賞金を稼ごうとするわけだ」
------これまた、どこかで聞いたようなお話。
「この手の映画をオモシロくするには
チームメイトがみな“個性的オチコボレ”でなくてはならない。
“これでは勝てるはずない、だってドジなヤツばかり.....”というのが必要。
これは『がんばれ!ベアーズ』以来、“オチコボレ奮戦スポーツ映画”の鉄則だ。
この映画でもチアリーダーを目指す男、自分を海賊だと信じている男など、
奇想天外なキャラが続々登場して、観る者を飽きさせない」
------ということは、けっこう笑えるんだ?
「笑えるなんてもんじゃないよ。
細かいギャグが波状的に炸裂!
これは絶対に製作者たちが楽しみながら作ったに違いないね。
敵チームの女性ドッジボーラー(空前絶後の容姿!)が登場した時は、
場内にどよめきが起こったほどだ」
------でも、この映画って中身からっぽの気がする。
「そこがまたおかしいんだ。
エンド・クレジットでホワイトが言う。
『オモシロいけど中身がないのがハリウッド映画の欠点』
(※ここ、例によって正確ではないです)。
でも、笑わせよう、楽しませようという
製作側の努力がビシビシ伝わってくる。
CGなしというドッジボールの試合だって、
思っていた以上にサスペンスフルだし、
好きだな。こういうの」
-------全米?1になったのにはそれだけの理由があると言うことだね。
(byえいwithフォーン)
※ほとんどにこにこ度
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本当に楽しみにしています。
関西で上映するのかは、ちょっと心配。
コメントありがとうございます。
関西にはシネコンのヴァージンシネマはありますか?
もしあれば、そこではやるのではないかと思います。
関西やりますよ、きっと。第一、関西向けですよ(笑)。
口コミで当たるといいですね。
で、宣伝ついでに...
チャック・○リスも出てます。
しかも本人役です。
ただ、ベン・スティラーは
ラジー賞候補らしいです。(笑)
何かとても新鮮なスタイルの感じがするサイトですね。
いろいろと読ませていただきます。
ちょっと古いですが、プロゴルファーギルに出てたベンを見たときベンとアダムってアメリカでどういった位置関係というかステータスなんだろうと疑問に思っていました。
サイト拝見しました。
幅広いカバレッジと細部に渡る書き込みに映画愛を感じました。
ベン・スティーラー映画は不遇ですよね。
これは是非観にいこうと思ってます。
>何かとても新鮮なスタイルの感じがするサイトですね。
ありがとうございます。
とても励みになります。
『プロゴルファーギル』知らなかったので調べました。
『俺は飛ばし屋/プロゴルファー・ギル』という
アダム・サンドラー主演の未公開ものですね。
こんど探してみようと思います。
>幅広いカバレッジと細部に渡る書き込みに映画愛を感じました。
“映画愛”などと言われると舞い上がってしまいます。
ベン・スティラーは『ケーブル・ガイ』を監督。
いまをときめくジム・キャリーを演出してるんだから
たいしたものです。
あれもサイコ・サスペンスの割には音楽の使い方とかが
面白かった記憶があります。
彼女、ベン・スティラー演じるホワイト・グッドマンを前に
目を大きく開けて「まあ、信じられない!」という顔をしてみせて、
その表情が、なんだかアメリカのTVドラマみたいと思ったのですが、
なんと「フレンズ」などによくゲスト出演してるのだとか…。
納得です。
あの顔は、TVドラマ、とりわけシチュエーションコメディの中で、
だれかがドジなことをして後ろで観客の拍手が入る時に
それと同調してしばしば見られる顔です。
>私生活でベン・スティラーと夫婦
そうなんですよ。知ってるとオモシロかったでしょうね。
映画の中で思いっきりベン・スティラーに向って罵倒。
このふたりが結ばれるとは、だれも絶対に思わない(笑)。