※カンの鋭い方によってはネタバレにつながる部分もあります。
鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。
「いやあ驚いたね。
“新絶叫クイーン”は優香で決まりだね」
----そんな決めつけして大丈夫?
「だってあの恐怖の表情はスゴいよ。どこで習得したんだろう?」
----(笑)もうそれは分かったから、これどんな映画なの?
監督が清水崇でこのタイトルだとオカルト・ホラーだよね。
「ぼくもそう思っていたんだけど、
そこに異常殺人鬼ホラー、果てはゾンビ・ホラー的な描写まで登場する。
ホラーのてんこ盛り。もうおなかいっぱいって感じだ」
----そんなギャグ的な言い方していいの?
ほんとは怖いんでしょ。怖くてそんな風に言ってるんでしょ(笑)
「そりゃあ、怖いよ。設定からしてね。
昭和45年。群馬県のホテルで大量無差別殺人事件が発生。
法医学教授・大森範久は自らの家族を踏む11人を殺し、
自らも謎の死を遂げてしまう。
35年後、現代。
映画監督の松村郁夫(椎名桔平)は、この猟奇事件の映画化に取り組んでいた。
新人女優の杉浦渚(優香)は、
『記憶』と名付けられたこの映画のオーデョンに行った直後から、
人形を抱えた少女の不気味な幻覚にとらわれる。
渚は見事オーディションに合格するが…」
----分かった。幻覚の少女は自分が演じる役のモデルだったんだ。
「そう、そこまではだれでも分かる。
ところが、映画はこれにもう一つのエピソードが絡み、
思わぬ方向へ進んでゆく」
----ニャんだろう?ドキドキ。
「女子大生の木下弥生(香里奈)は奇妙な夢を見続けていた。
その夢では、子供の頃からいつも赤い屋根のホテルが現れるものの、
彼女の親はそんなところには行ったことがないと言う。
やがて彼女の前に、前世の記憶を持っていると言う
森田由香(松本まりか)という女性が現れる…」
----ちょ、ちょっと待った。松本まりかってどこかで聞いたことが…。
あっ『ノロイ』の主役。確かあそこでも霊感が強いという設定だったよね。
「そう。これで大まかな設定の話は終わり。
この枠組みの中で、いままで僕たちを怖がらせてきた
さまざまなJホラーの手法がこれでもかとばかりに展開する」
----じゃあ、女の人がカクカクしながら迫ってくるとか、
エレベーターの霊とか、目のどアップとかだね。
「いや、まんまそのとおりってわけじゃないよ。
でも清水崇ならではの<入れ子構造の悪夢>や、
<足下から見上げる子供の霊>なんてのは出てくるね。
でも今回の一番の見どころは、その凝った脚本にあると思う。
『呪怨』では時制をバラしていくつかのエピソードを繋いでみせたわけだけど、
この映画では、前世で行われた殺戮、当時の再現撮影、そして蘇り(輪廻)による復讐と、
ひとつの<惨劇>を3つの<恐怖>へと拡大。
やがてそれは衝撃の結末へと収斂。恐怖も結晶化していく」
----えっ、衝撃って?ぼく、結末読めたと思っているんだけど。
「なになに、小さな声で言ってごらん」
----だって、死んだあの人がこの人に生まれ変わって…ぼそぼそぼそ。
「ぜ~んぜん違います。
いやあ、やっぱり分からないんだわ。安心した。
ぼくもこのからくりは見抜けなかったもんね。
でもよくよく考えたら彼の『呪怨』にしても、
彼の恐怖の本質は、
その本人がなにも悪いことをしてもいないのに呪われてしまうところに…。
あっ、これはヒントの出しすぎかな。
そうそう、一つだけクレームを。
劇中、出てくる8ミリ映像がクリアすぎるのはまだしも
ビスタサイズはないでしょ。
かつての8ミリ少年としてはどうしても気になってしまう」
----8ミリも出てくるんだ。どういう風に使われているんだろう?
「それもナイショ」
(byえいwithフォーン)
※優香スゴい度
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「いやあ驚いたね。
“新絶叫クイーン”は優香で決まりだね」
----そんな決めつけして大丈夫?
「だってあの恐怖の表情はスゴいよ。どこで習得したんだろう?」
----(笑)もうそれは分かったから、これどんな映画なの?
監督が清水崇でこのタイトルだとオカルト・ホラーだよね。
「ぼくもそう思っていたんだけど、
そこに異常殺人鬼ホラー、果てはゾンビ・ホラー的な描写まで登場する。
ホラーのてんこ盛り。もうおなかいっぱいって感じだ」
----そんなギャグ的な言い方していいの?
ほんとは怖いんでしょ。怖くてそんな風に言ってるんでしょ(笑)
「そりゃあ、怖いよ。設定からしてね。
昭和45年。群馬県のホテルで大量無差別殺人事件が発生。
法医学教授・大森範久は自らの家族を踏む11人を殺し、
自らも謎の死を遂げてしまう。
35年後、現代。
映画監督の松村郁夫(椎名桔平)は、この猟奇事件の映画化に取り組んでいた。
新人女優の杉浦渚(優香)は、
『記憶』と名付けられたこの映画のオーデョンに行った直後から、
人形を抱えた少女の不気味な幻覚にとらわれる。
渚は見事オーディションに合格するが…」
----分かった。幻覚の少女は自分が演じる役のモデルだったんだ。
「そう、そこまではだれでも分かる。
ところが、映画はこれにもう一つのエピソードが絡み、
思わぬ方向へ進んでゆく」
----ニャんだろう?ドキドキ。
「女子大生の木下弥生(香里奈)は奇妙な夢を見続けていた。
その夢では、子供の頃からいつも赤い屋根のホテルが現れるものの、
彼女の親はそんなところには行ったことがないと言う。
やがて彼女の前に、前世の記憶を持っていると言う
森田由香(松本まりか)という女性が現れる…」
----ちょ、ちょっと待った。松本まりかってどこかで聞いたことが…。
あっ『ノロイ』の主役。確かあそこでも霊感が強いという設定だったよね。
「そう。これで大まかな設定の話は終わり。
この枠組みの中で、いままで僕たちを怖がらせてきた
さまざまなJホラーの手法がこれでもかとばかりに展開する」
----じゃあ、女の人がカクカクしながら迫ってくるとか、
エレベーターの霊とか、目のどアップとかだね。
「いや、まんまそのとおりってわけじゃないよ。
でも清水崇ならではの<入れ子構造の悪夢>や、
<足下から見上げる子供の霊>なんてのは出てくるね。
でも今回の一番の見どころは、その凝った脚本にあると思う。
『呪怨』では時制をバラしていくつかのエピソードを繋いでみせたわけだけど、
この映画では、前世で行われた殺戮、当時の再現撮影、そして蘇り(輪廻)による復讐と、
ひとつの<惨劇>を3つの<恐怖>へと拡大。
やがてそれは衝撃の結末へと収斂。恐怖も結晶化していく」
----えっ、衝撃って?ぼく、結末読めたと思っているんだけど。
「なになに、小さな声で言ってごらん」
----だって、死んだあの人がこの人に生まれ変わって…ぼそぼそぼそ。
「ぜ~んぜん違います。
いやあ、やっぱり分からないんだわ。安心した。
ぼくもこのからくりは見抜けなかったもんね。
でもよくよく考えたら彼の『呪怨』にしても、
彼の恐怖の本質は、
その本人がなにも悪いことをしてもいないのに呪われてしまうところに…。
あっ、これはヒントの出しすぎかな。
そうそう、一つだけクレームを。
劇中、出てくる8ミリ映像がクリアすぎるのはまだしも
ビスタサイズはないでしょ。
かつての8ミリ少年としてはどうしても気になってしまう」
----8ミリも出てくるんだ。どういう風に使われているんだろう?
「それもナイショ」
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※記事の内容とは関係のないプロモートで失礼致しました。
お手数をおかけ致しますが、ご不要でしたら削除下さいませ。
宣伝を見て、是非観たいと思っていました。
優香の絶叫に期待です。
優香スゴいです。
体を痙攣させ、顔を崩して
逃げ場のない絶望の悲鳴を上げます。
まさにスクリーム・クイーン。
期待してください。
ストーリー、役者陣にまず脱帽です。
優香さんのイメージが変わりました。
何百倍も良くなった!!
それにホラー映画って画が暗いものがほとんどの中、
明るくてきれい!それでも怖さを演出できるってのが
凄いと思いました。
さらに全編に流れる音楽がエッセンスとなって
休む暇もなく展開していく・・・
中だるみなんてまったくなく最高!!
そして最後の主題歌の良さ。満点
エンドロールが終わるで客は釘付けでしょう。
ほんと主題歌、私は扇愛奈っていう人初めて知りましたが、新人なんですね。
作詞作曲してるこの「輪廻」っていう曲がなんとも言えず良いんですよ。はまってるっていうか・・
輪廻のスタッフの皆さん・・よくやった!!
この映画、とにかく脚本が凝ってました。
オチが読めた人がいたらスゴいなと、
まじ思ってしまいます。
優香にはこの後も
スクリーム・クイーンとしてがんばってほしいです。
もちろん他の演技もできるのでしょうが、
ここでの『叫び」は最高。
これだけではもったいないです。
私もオチは全く読めませんでした。脚本の面白さも満足ですが、「呪怨」と似たようなオドロオドロしさも怖くて気に入りました。優香は本当に頑張ってくれましたよね。天真爛漫なイメージしかなかったので、とても見直しましたよ。
いつもありがとうございます。
この映画は、優香を見直した作品でもありました。
あの恐怖に引きつった顔----
アイドルタイプの女優は、
普通こんな役やりたくないはずなのですが、
いやあ、よくぞココまでって感じ。
あの脂汗が妙に生々しいです。
たしかにそーですねぇ。
鋭い視点です
自分の前世が気になりませんでしたか?
ありがとうございます。
『奇談』でも16mmのサイズが違ったんですよね。
どうして、こんなことやっちゃうんだろう?
映画作っている人が、これはないですよね。
前世ですか?子供の頃、その手の話を読んで考えたことはありましたが、
最近はあまり考えないですね(って、あたりまえですよね)。
『アギト』にあのとき負けてくれたおかげでと
ゆったりシートで楽しく観れたのもよかったのかも(爆)
実は狙ってたんですね~(嘘)
あ、『サイレン』の予告観て楽しみにしてるのですが
うっすら・・・『ヴィレッジ』連想しちゃいました^^;
これって・・・どっちなんだろう、、、汗