ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『ドラゴン・スクワッド』

2006-06-26 23:21:53 | 新作映画
----これまた、アジア映画好きにはたまらない
スゴい顔ぶれの作品だね。
「うん。
F4のヴァネス・ウー(台湾)、『インファナル・アフェア』のショーン・ウー(香港)、
このふたりの顔合わせだけでもファンの話題を集めそうなところに加えて、
『the EYE【アイ】』のローレンス・チョウ(香港)、
『カンフーハッスル』のヒロイン、ホァン・シェンイー(中国)、
そしてぼくのお気に入り、『太陽の少年』のシア・ユイ(中国)が出ている。
彼らが演じるのは世界各国から集められた国際警察の若手エリートたち。
元AWATだったり、スナイパーだったり
潜入捜査のスペシャリストだったりする。
その目的は黒社会の首領タイガーの弟パンサーの裁判に向けての護衛。
ところが護送車は謎の武装集団による襲撃に遭い、
激しい銃撃戦の末に警察は一網打尽にされ、
パンサーは連れ去られてしまうんだ」

----えっ、連れ去ったって……?
パンサーは奪回されたって言うことじゃないの?。
「いや、彼らを連れ去ったのは
元コロンビア軍大尉のペトロス。
タイガー、パンサーの兄弟は、
かつてペトロスの弟を殺害して
銀行強盗で得た金を独占したという過去がある。
そこでペトロスは元韓国軍特殊部隊大佐のコーや、
元ベトナム軍スナイパー、ユエたち
国際テロリスト集団の手によって
厳しい拷問を受けることになる」

----コロンビアに韓国にベトナムか……。
国際的だね。こちらも有名スターがキャスティングされているの?
「うん。ペトロスに『ターミネーター』のマイケル・ビーン、
コーに『シルミド』のホ・ジュノ。
他にもリー・ビンビン、サイモン・ヤム、
さらには『M:i:III』(!)のマギー・Qまでもが出演。
また、かつてその銀行強盗事件の指揮を執った際に
部下を殉職させたことの責任を取って
一線を退いているゴン・ロンにサモ・ハン」

----いやあ、ホントにスゴいね。
「だろう?
これだけでもう説明しなくてもいいほど。
若いスターたちだけでなく、
脇がこれだけしっかりしていると、
映画が引き締まってくるよね。
中身も見どころがいっぱい。
映画のハイライトである銃撃戦も無駄がなく、
おなかに響くほどのリアルな重低音で
その迫力を存分に体感させてくれた。
しかも登場人物全員にそれぞれのドラマ(過去)があり、
それらを粒子の粗い色味を抑えた映像のフラッシュバックで見せてくれる。
この手法って、下手するとわざとらしくなったり、
映画のリズムを乱したりしがちだけど、
そうならなかったのはよかったと思う」

-----褒めますニャあ(笑)。
「でも、正直言ってこの映画、少し長すぎる。
あと、サモ・ハン太りすぎ。
彼が体斬られているシーンなんて
言い方悪いけどお肉の脂身が切られているみたい(笑)。
そうそう、タイトルは日本のTVドラマ『Gメン′75』の
香港タイトル『猛龍特警隊』から取ったらしいよ」


                 (byえいwithフォーン)

レスリー・チャン in もういちど逢いたくて/星月童話 ZMBY-1619
※ダニエル・リー監督は日本がお好き?常磐貴子出演作です。主演はレスリー・チャン。

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