(原題:MOON)
「いやあ驚いた。
映画もそうだけど、この日本版オフィシャル。
“SHARE”という言葉とともに、
そこには見慣れたツイッターのアイコンが…。
で、クリックしてみたところ、
なんと自動的に自分のツイッターのホームに行き、
書きこみのスタンバイができているんだ。
これは今後のツイッター・ビジネスのモデル・パターンのひとつだね」
----ニャるほど。やりますニャあ、ソニーさん。
ところで映画の方は?
確か、監督ダンカン・ジョーンズの父親って
あのデヴィッド・ボウイだよね。
彼が主演した映画にも似たようなタイトルのってあったような…。
「リメイクも決まったと言われる『地球に落ちて来た男』のことだね。
ニコラス・ローグが手掛けたあの映画よりも、
こっちはもっとSFチックかなあ。
舞台は、最初から最後まで近未来の月面上。
地球に必要なエネルギー源を採掘するために
たったひとりで月に派遣された男、サム(サム・ロックウェル)。
ところが、ある事故をきっかけに、
ベッドの上で目覚めた彼は、
自分とそっくりな男と出会う。
奇妙なことに、その男も自分をサムと名乗る。
お互いに『お前は俺のクローンだ』と言いあう、ふたりのサム。
果たしてことの真相は?
なんて、こう書いてしまうと、意外に単純なお話。
でも、これが、なかなかオモシロくて…。
観ている間、まったく飽きることがない」
----ストーリーがシンプルで、
謎もすぐに読めるとしたら、どこがよかったの?
「うん。まずハイテクすぎないSFXかな。
ミニチュアを多用して作られたその世界は、
懐かしのダグラス・トランブルの名前を思い起こさせた。
『2001年宇宙の旅』のようでもあり、
また『サイレント・ランニング』のようでもある。
で、お話はというと…。
これをそれこそネタバレになるかもだけど、
『ブレードランナー』のレプリカントの哀しみ。
それと、設定としては『アウトランド』もあるね。
資源採掘もそうだけど、
あることの決着までに
タイムリミットを設けているところなんかがそう」
----へぇ~っ。それは観てみたくなるニャあ。
ひとりしか出ていないと言うから、
地味な映画かと思っていたけど、
思っていたよりもスリリングなんだね。
「ひとりといっても、
徹頭徹尾そうだというわけじゃなくて、
モニター上ではあるけども、
地球にいる妻も出てくるし、
こちらは声だけだけど、
ケヴィン・スペイシーが
スーパーコンピュータ“ガーディ”の声を吹き替えている。
このガーディというのが、
『2001年宇宙の旅』のHALとは違って、いいヤツなんだ。
顔もピースマークそっくりだしね」
----ふうん。ちょっとレトロっぽいんだね。
監督はミュージックビデオや
コンピュータゲームにも携わったことがあると言うし、
いわばビジュアル最前線の人だよね。
どうして、そんな映画作ったんだろう?
「実は監督は、
この20年間の間に、
“映画製作者たちがSFの哲学的な側面を
“気恥ずかしく感じるようになってしまった”と考えている。
クールなエフェクツにオタクになり、
驚異的な映像に感嘆するのは構わないが、
でも、かつてのようなヒューマンストーリーを語ったものが少なくなった”と、
そう見ているんだ。
ぼくもいわゆるCGなどのハイテク映像は、
それが過ぎちゃうと、
逆に想像の余地が少なくなって、
結果、ドキドキしないなんてところがあるから、
この考え方は分からないでもないな。
本作は、“なぜ、月に同じ人間がふたり?”という
ミステリアス的な興味で映画を牽引しながら、
その背後に、利益追求のみを追い求める企業というものを配置する。
メッセージ性も豊かだよ」
----で、レプリカンとの哀しみか…。
それは、いよいよ観たくなるニャあ。
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「月にはうさぎさんはいないのかニャあ
」
※バカなこと言わないのだ度
お花屋さん/">もよろしく。
噂のtwitterを始めてみました。
「ラムの大通り」のツイッター
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☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像はイタリアのパンフより。
「いやあ驚いた。
映画もそうだけど、この日本版オフィシャル。
“SHARE”という言葉とともに、
そこには見慣れたツイッターのアイコンが…。
で、クリックしてみたところ、
なんと自動的に自分のツイッターのホームに行き、
書きこみのスタンバイができているんだ。
これは今後のツイッター・ビジネスのモデル・パターンのひとつだね」
----ニャるほど。やりますニャあ、ソニーさん。
ところで映画の方は?
確か、監督ダンカン・ジョーンズの父親って
あのデヴィッド・ボウイだよね。
彼が主演した映画にも似たようなタイトルのってあったような…。
「リメイクも決まったと言われる『地球に落ちて来た男』のことだね。
ニコラス・ローグが手掛けたあの映画よりも、
こっちはもっとSFチックかなあ。
舞台は、最初から最後まで近未来の月面上。
地球に必要なエネルギー源を採掘するために
たったひとりで月に派遣された男、サム(サム・ロックウェル)。
ところが、ある事故をきっかけに、
ベッドの上で目覚めた彼は、
自分とそっくりな男と出会う。
奇妙なことに、その男も自分をサムと名乗る。
お互いに『お前は俺のクローンだ』と言いあう、ふたりのサム。
果たしてことの真相は?
なんて、こう書いてしまうと、意外に単純なお話。
でも、これが、なかなかオモシロくて…。
観ている間、まったく飽きることがない」
----ストーリーがシンプルで、
謎もすぐに読めるとしたら、どこがよかったの?
「うん。まずハイテクすぎないSFXかな。
ミニチュアを多用して作られたその世界は、
懐かしのダグラス・トランブルの名前を思い起こさせた。
『2001年宇宙の旅』のようでもあり、
また『サイレント・ランニング』のようでもある。
で、お話はというと…。
これをそれこそネタバレになるかもだけど、
『ブレードランナー』のレプリカントの哀しみ。
それと、設定としては『アウトランド』もあるね。
資源採掘もそうだけど、
あることの決着までに
タイムリミットを設けているところなんかがそう」
----へぇ~っ。それは観てみたくなるニャあ。
ひとりしか出ていないと言うから、
地味な映画かと思っていたけど、
思っていたよりもスリリングなんだね。
「ひとりといっても、
徹頭徹尾そうだというわけじゃなくて、
モニター上ではあるけども、
地球にいる妻も出てくるし、
こちらは声だけだけど、
ケヴィン・スペイシーが
スーパーコンピュータ“ガーディ”の声を吹き替えている。
このガーディというのが、
『2001年宇宙の旅』のHALとは違って、いいヤツなんだ。
顔もピースマークそっくりだしね」
----ふうん。ちょっとレトロっぽいんだね。
監督はミュージックビデオや
コンピュータゲームにも携わったことがあると言うし、
いわばビジュアル最前線の人だよね。
どうして、そんな映画作ったんだろう?
「実は監督は、
この20年間の間に、
“映画製作者たちがSFの哲学的な側面を
“気恥ずかしく感じるようになってしまった”と考えている。
クールなエフェクツにオタクになり、
驚異的な映像に感嘆するのは構わないが、
でも、かつてのようなヒューマンストーリーを語ったものが少なくなった”と、
そう見ているんだ。
ぼくもいわゆるCGなどのハイテク映像は、
それが過ぎちゃうと、
逆に想像の余地が少なくなって、
結果、ドキドキしないなんてところがあるから、
この考え方は分からないでもないな。
本作は、“なぜ、月に同じ人間がふたり?”という
ミステリアス的な興味で映画を牽引しながら、
その背後に、利益追求のみを追い求める企業というものを配置する。
メッセージ性も豊かだよ」
----で、レプリカンとの哀しみか…。
それは、いよいよ観たくなるニャあ。
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「月にはうさぎさんはいないのかニャあ
」
※バカなこと言わないのだ度
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※画像はイタリアのパンフより。