ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『クローズZERO II』

2009-03-18 23:23:08 | 新作映画
----この映画のこと聞いたのって
そんなに昔じゃニャいよね。
確か漫画の主人公・坊屋春道が登場する以前の話とか言ってたけど、
今度は、原作の映画化になっているのかニャ?
「いや、前作 『クローズZERO』とあわせて2本で漫画の前日譚。
今回は鈴蘭高校と因縁の深いライバル校、鳳仙学園の猛者たちが登場。
この両校は、かつての抗争で死者を出してというもの
停戦協定が結ばれていたんだけど、
それを知らない滝谷源治(小栗旬)の不注意な一発により、
再び戦闘モードに入る。
まあ、簡単にいえばこういうお話だね。
しかも、G・P・S(源治・パーフェクト・制覇)を認める者は校内に少なく、
それまでもっともトップに近い位置にいた芹沢多摩雄(山田孝之)はもとより、
彼が率いる芹沢軍団は源治に距離を置いている。
そんな中、ついに決闘の日が来る……」

----ニャるほど。結局は殴り合いのお話か。
前回、絶賛していたやべきょうすけは?
「片桐拳だね。
彼は、周囲には死んだと思われている。
しかし実は遠く離れた漁港でひっそりと、
額に汗しながら働いていた。
そこに、かつての抗争中に鳳仙学園のトップを刺して
ム所に入っていた鈴蘭OB川西昇(阿倍信之介)が出所してやってくる。
ここに、もう一つの悲劇のドラマが起こるという、
いわば二段構えの構成だ。
あと、漫画との関連性が
わずかではあるけども生まれてきているのも今回の特徴。
原作で人気が高い(らしい)鳳仙花のスーパールーキー、美藤竜也が登場。
この役を演じるのは三浦春馬
あっ、キャスティングではロックバンドRIZEのドラムス、
金子ノブアキも新人らしからぬ落ち着いた演技を見せてくれる。
あっ、
高岡蒼甫、桐谷健太、波岡一喜ら前回に引き続いての出演陣も
それぞれの持ち味を生かしているよ」

----前回、話題になった大バトルは?
「質量ともに前回よりパワーアップ。
しかし、今回は間違いなく>『ブルース・リー/死亡遊戯』を意識。
『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』のときだったかな。
三池崇史監督は“ドラゴン世代”と指摘した記憶があるけど、
そのことを再確認。
クライマックス、鳳仙学園でのバトルでは、
攻め入ってきた鈴蘭高校のワルメンたちが
校舎を一回ずつ上がって、鳳仙学園のボスの待つ最上階、
つまりは屋上へと上がっていく」

----ニャるほど。それは確かに『死亡遊戯』。
「そう。それを集団でやろうとしたわけだ。
今回、三池監督の脳裏にあったのは
このことだとぼくは思うな」



(byえいwithフォーン)

フォーンの一言「こんなに血だらけの映画でもヒットするのって不思議だニャ」小首ニャ

※思わず「男だねぇ~」と言いたくなる度

人気blogランキングもよろしく

☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)index orange
猫ニュー 

コトリ・ロゴお花屋さん ブーケ、アレンジメントetc…