ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ホノルルマラソン

2006年12月17日 14時08分39秒 | マラソン
ホノルルマラソンを走ってきた。
マラソンを始めて19年。
始めた頃はよく人に
「マラソンやってるんやったらホノルルマラソン走った?」って
よく聞かれた。
まあ、芸能人も走るので有名やし、
歴史はあるからね。
それに、
制限がないからファンランの代表のような大会だしね。
その大会に遅ればせながら
ついに出場した。

2006年12月10日
第34回ホノルルマラソン
スタートは午前5時。

3時過ぎにホテルを出て、
ぞろぞろとスタート地点へと歩いていく。



まるで、聖地へ向かう巡礼のように、
あちこちのホテルから人が合流してくる。

朝が早いのは、
トライアスロンに似ているが、
スイムがないのと、
タイムを意識していないのとで
緊張感はまるでない。
途中、朝まで飲み続けて、
酔っ払った現地のヤンキー兄ちゃんらが
奇声を張り上げてエールを送っているのもまた、
これはいわゆるお祭りなんだという気持ちに
一層拍車をかける。

そうしてたどり着いたのは、
そうやなあスタート地点から50mくらいかな。

スタート地点に設けられた
高いお立ち台から、
日本語のアナウンスが聞こえてくる。
が、スタートに先立って歌うのは、
アメリカ国歌。
和洋折衷にもほどがあるやん。

そしていよいよ、
華やかな花火と共に、スタート。
まだ真っ暗な時間だが、
街のいたるところにクリスマスの電飾が煌き、
意外に足元はしっかりしている。



ただ、前から50mくらいでスタートしたというのに、
最初のエイドステーションで
こんなにもたくさんの紙コップが散乱していた。


こんなんやったら、
後ろの方でスタートした人は
コップをかき分けて進まないといけないのではないかと
心配するほどでしたな。
ダイヤモンドヘッドを左手に
坂道を登っている頃、
5分先にスタートした車椅子の
トップ選手がもう帰ってくる。
夜明け直前に下り坂を
ノーブレーキで下りてくる様は、
まるで闇を切り裂いているようだ。
すぐに明るくなってくるから、
太陽を従えての凱旋だといってもいい。
あとでわかったが、トップは日本人だったらしい。

緑の多い住宅街を抜け、
コースは高速道路へと移っていく。
前日に結婚式のあった教会近くでは
折り返しのすれ違いとなり
前からはどんどん選手が折り返してくる。
女子のトップはさすがに速かったなあ。
前に伸びる足が
つま先まで一直線できれいな走りやった。

それにしてもこのマラソン、
終盤のしんどいところで、
メチャメチャ多くの選手とすれ違うから
心して走らなあかん大会やね。

後半は、
体調と相談するまでもなく、
写真を撮ったり撮られたりしながらのんびりと走ったよ。
8時頃から日差しが強くなってきた。
暑くなるよとは聞いていたが、
皆生の方がよっぽど暑い!
景色は比べ物にならないくらい
こちらの方が雄大で美しいけどね。


裏ダイヤモンドヘッドを見ながら走る選手達

ゴールのカピオラニ公園手前では、
初フル完走なんかなあ、
涙をぬぐいながら走っている女性もいたなあ。
初フルで4時間半、上出来やん。
ゴールでは、
カイママのアドバイスに従って上を見てゴールしたら、
写真はばっちりでしたよ
(買わなかったけど)。



こうして僕の初ホノルルマラソンが終わりました。
来年もまた来る?
と聞かれたら疑問符やけど、
また誰かの結婚式とか
奥さんが初出場とかやったら考えようかな。
チビも連れて三人でというのもいいかもな。

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