雪虫が今年も飛んでいた。
北国から初雪の便りが届き、
空気が澄み渡る今頃に公園を歩くと、
白い綿毛をまとった
小さな虫が飛びかうようになる。
今の季節の
ほんの短い間にのみその姿を見かける虫で、
正体は白腺物質を分泌する腺を持つ、
アブラムシの一種。
種の同定まではできないけど、
調べたらトドノネオオワタムシか
リンゴワタムシという種らしい。
丁度雪がちらつき始める頃に、
飛翔力の弱いこの虫が
季節風に乗ってあおられ、
町の中まで飛んでくるのだそうだ。
その白い様が
まるで雪のように見えることから
そのように呼ばれている。
がんばって、捕まえると、
小さな小さな虫で、
おしりに真っ白な綿毛が密生しているのがわかる。
アブラムシという名のわりに可愛い虫だ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yoka.gif)
といっても、
所詮虫やから
アップでみたらグロいんやろうけど・・・。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
それと、
この虫は面白い生態を持っているらしい。
生まれてから単為生殖を繰り返す。
つまり、オスなしで雌がいっぱい子どもを作る、
その子どもも単為生殖で増え、
第5世代でやっとオスとめぐり合って
有性生殖をするらしい。
この虫に愛着を持ってた昆虫学者がいたらしい。
また生態を解明した博士も。
たかが虫でもそれに一生をささげた人もいるんやろな。
そしてこの虫を
子供たちが無邪気に追いかける様子を
象徴として描かれているのが、
井上靖の「しろばんば」。
そう、この「しろばんば」こそが、
雪虫の地方名なんやな。
今、読みたい本がいくつかあるけど
次の次の次くらいに読んでみようかな。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/book.gif)
すっかり冷たくなった風の中で
公園を歩いていて、
この虫が飛び回るのを見ていると
「冬だ、冬だ、冬が来た」
と触れて回っているみたいだ。
北国から初雪の便りが届き、
空気が澄み渡る今頃に公園を歩くと、
白い綿毛をまとった
小さな虫が飛びかうようになる。
今の季節の
ほんの短い間にのみその姿を見かける虫で、
正体は白腺物質を分泌する腺を持つ、
アブラムシの一種。
種の同定まではできないけど、
調べたらトドノネオオワタムシか
リンゴワタムシという種らしい。
丁度雪がちらつき始める頃に、
飛翔力の弱いこの虫が
季節風に乗ってあおられ、
町の中まで飛んでくるのだそうだ。
その白い様が
まるで雪のように見えることから
そのように呼ばれている。
がんばって、捕まえると、
小さな小さな虫で、
おしりに真っ白な綿毛が密生しているのがわかる。
アブラムシという名のわりに可愛い虫だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yoka.gif)
といっても、
所詮虫やから
アップでみたらグロいんやろうけど・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
それと、
この虫は面白い生態を持っているらしい。
生まれてから単為生殖を繰り返す。
つまり、オスなしで雌がいっぱい子どもを作る、
その子どもも単為生殖で増え、
第5世代でやっとオスとめぐり合って
有性生殖をするらしい。
この虫に愛着を持ってた昆虫学者がいたらしい。
また生態を解明した博士も。
たかが虫でもそれに一生をささげた人もいるんやろな。
そしてこの虫を
子供たちが無邪気に追いかける様子を
象徴として描かれているのが、
井上靖の「しろばんば」。
そう、この「しろばんば」こそが、
雪虫の地方名なんやな。
今、読みたい本がいくつかあるけど
次の次の次くらいに読んでみようかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/book.gif)
すっかり冷たくなった風の中で
公園を歩いていて、
この虫が飛び回るのを見ていると
「冬だ、冬だ、冬が来た」
と触れて回っているみたいだ。