ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

四国巡礼高野山お礼参り2

2017年08月01日 21時22分54秒 | ウォーキング

坂道をバスがうんうんと登っていきます。

いやあ、ここってこんなに
長かったかなあと思いつつ
乗っていると、おお~
大きな建物が見えてきました。



高野山大門です。



いきなりに立派な施設ですねえ。

町石道マラソンではゴール、
和歌山高野山往復では
折り返しのエイド地点でした。

ここを左に曲がって、
さあでは高野山の中の方に
入っていきましょう。

最初に行くのは、奥の院です。

奥の方のバス駐車場に車を止めて、
そこからずーっと歩いていきます。



ここで、高野山から本日案内の僧が
付くようになります。

信号を渡ったところで、

「はい皆さん集まってください。」

と声をかけてきます。
はいもっと近寄って
他の参拝者の邪魔にならないように
してくださいよ。

顔はこっち向いてくださいよ、

と指示がはいります。

で、私の説明を聞かないという人は
先に行ってもらって結構ですから
と注釈が入ります。
でもいっておきますが、
最後のアンケートで説明を聞けなかった
とは絶対に書かないでくださいね。

う~ん、袈裟着て卓越しているように見えて
ちょっと細かいなあ。

高野山のお参りには
お参りの道順から考えていくそうです。

表示の中にお参り道のような
表示があればそれに沿って
歩いていくんだそうです。

途中、大きな五輪塔の前で、
またまた細かい呼び込みがありました。

「五輪塔の作成時って
どうやって運ぶか知ってますか」
と話しかけてきます。

実はでかい五輪塔も
その中は空洞になって
軽くしてあるそうです。

そうでしょうねえ。

でないとあんな重いものを
運ぶのは大変だもんな。

で、その先に少し小型の五輪塔が、
痛んで立っていましたので
よく見たら、確かに中は
空洞のようになっていましたね。

いろんな武将の墓を見ながら
進んでいきますと、
おお~杉木立の奥の方に
奥の院の建物が見えてきましたね。

「御廟の橋(みみょうのはし)」
というのがかかっています。

ここより奥は聖域中の聖域で
写真もダメだというので、
ここから見た景色を
高野山お礼参りの絵として
かいておきましょう。

いつものはがきサイズではなく、
スケッチブックに
大きな絵にして書きました。

大勢の参拝者が歩いているのを
すべて外して、一人だけ
手を合わせている人の姿を
書き込んでおきましたよ。



四国八十八か所の絵の後にかいた
高野山の絵。

まあ、ちょっとは絵に関する思いも
少しは結実させられたでしょうか。

で、ここでまた高野山案内人の
説明が始まります。

「この奥にある奥の院の向こう側が
弘法大師の霊廟です。
行かれた方もいると思いますが、
地下室に入ってことはありますか?」

と聞いてきます。

それに対して参拝者たちは
「しらんなあ」とか言ってます。

「え~実は高野山に参るというのは、
その地下室に参るということなのです。
高野に来てそこに参らずに帰る
というのは、高野に参ったとはいえません」
といいはります。

ふ~ん、そうなのかあ。
高野山には何度も来ているけど、
では今日は生まれて初めて
そこにお参りしましょう。

本殿でお参りし、
その奥に回って霊廟の前で
いつものお経を一式上げます。

以前もここにきているときに、
ある女性が一人で熱心に
お経をあげてはりましたね。

「熱心な信者さんがいるんやなあ」
とその時は感心してたけど、
今は自分もそうして
お経をあげているんやねえ。

霊廟の前でそうしてお勤めを
終えた後は、さあでは
その地下室に入っていきましょう。

階段をぐるぐると降りていきますと、
ちょうど霊廟の地下部分の
奥に出てきます。

霊廟の前にはすのこが張られていますが、
よく見ると中に人が座っているようなものが
うっすらと透けて見えます。

昔の人が描いた絵が
そこにはかけられているとのことです。


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