ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

西国三十三所 伏見の上醍醐寺4

2018年09月08日 21時00分43秒 | ウォーキング

醍醐寺から1時間かけて山道を登ると、
到着するのが上醍醐寺です。
ここには薬師堂(国宝)、開山堂(重文)、
如意輪堂(重文)、清瀧宮拝殿(国宝)など、
国宝、重要文化財に指定されている
数々の堂宇が点在しています。

しかしもともとは本尊は
准胝観音を祀る准胝堂だったのですが
これが2008年の8月に
早朝の雷によって焼失してしまったそうです。

そこは今修復中だそうで、
そこには本尊がありません。

なので、納経は醍醐寺の観音堂で
行うことになっています。
まあ一時間もかけて山道を登るのですから、
高齢者には大変だったようですね。

夏で暑いし、気候的にも大変なので
doironもここで納経してもらい、
上にはまた別の機会に行けたらいいかな。
桜の頃に来ましょうかねえ。

ではここで納経してもらいましょう。

16寺目の納経です。
書いてあるのは「准胝観音」と
書かれてありますねえ。



上醍醐寺の本尊の名前です。



この准胝観音は真言系では
6観音の一尊に数えられる
女尊となりますねえ。

これで三十三所の半分が終わりましたねえ。
またぼちぼち続けていきましょう。

さあ、ではまた入ってきた道を
戻っていきましょう。

時刻もまもなく正午となる時間ですねえ。
このお寺の周りもいっぱい
いろんな店があるというような
状況でもないので、醍醐寺の中の
お店でもあればそこで
食事をしていきましょう。

ずっと歩いていきますと
駐車場のすぐそばに雨月茶屋
というお店があるようです。



あああそこがいいかなと思いましたが、
問題は値段ですね。

ざるそばいっぱ1000円
というのが限界点かなあ。

これ以上高くなって、
お昼定食3500円とかに
なったらいけませんね。

店の前に立ちメニューを見てみると、
おお~こういうお店にしては
リーズナブルですね。

ではここで食事をして帰りましょう。

doironが頼んだのは
茶そばの定食でした。
値段は、まあそこそこです。
品物が出てくるのを待ちながら、
店の中を見回してみますと、



あ、玄関の柱のところに
写真が張られてあります。
女の人が大きなお餅を
持ち上げようとしています。

こ、これはたしかこんな大会を
よくテレビで見たぞと思いながら、
お店のおかみさんに聞いてみますと、

これは五大力のお餅持ち上げ大会ですねえ。
と説明されました。
そう先ほど提灯があった金堂前の
広場で行われているそうです。

男女でこのお餅を持ち上げ、
どれだけ持てるかで
優勝者を決めるそうです。
男で150㎏、女で90㎏の
お餅を持ち上げるそうで、
おかみさんいわく

「あれは重たかったよ。
紅白の紐の向こうに手を
かけなあかんのに、
私は手前を持ってしまってん」とのこと

「え~、あの写真はおかみさんですかあ」
「そうよ~」とおっしゃるので
「じゃ一緒に写真を」と
撮影してもらいました。



小柄な女性なのにチャレンジ
するだけでも大したもんです。

「これはねえ、毎年2月23日に
行っているので来年参加したらどうですか」
と誘われましたが、

「あかんあかん。
そんな話をしただけでもうすでに
腰に違和感を感じています」
と断っておきました。

「五大力僧」といわれる
仏たちの祈願を受けることが
できるそうです。

とまあそんな話をしているうちに
飯が出てきました。



茶そばはなかなか美味でしたよ。

庭の石、ふすま絵、三十三所の納経、
そして最後の五大力母さんの茶そば
とまあまあ良かったお寺参りでした。

桜の季節に来るのが楽しみになりましたね。

この日歩いた距離は4.5㎏。
お盆の終わりに素敵なお寺を
楽しんできたdoironでした。

おしまい。


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