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いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

太子道7 飛鳥川をさかのぼって

2018年11月04日 20時55分30秒 | ウォーキング

飛鳥寺を右に見ながら、
聖徳太子を載せた黒駒は
進んでいきます。

いまはここに「あすか夢の楽市」
という施設があって、



大勢のお客さんで
にぎわっているようです。



あ、でも「あすか」というのは漢字で
「飛鳥」と書いたり「明日香」と
書いたりしますよねえ。

どっちが正解?
という疑問がよくあるようです。

でもこれはネットで調べても
様々な説が出てきますよねえ。

「あすか」というのが王様の名前であったり、
「スカ」という地名に「ア」がついたとか、
あるいは明日香の里の枕詞が
「飛ぶ鳥の」であったことから
混同したなどとまあいろんな説があります。

いろいろと調べてみてください。

こういう謎が多いのもまた
この地方の魅力のひとつなんでしょうね。

doironはここまで駅の名前である
「飛鳥」を使っています。

そのあすか夢の楽市というところで
橋を渡り、コースは左の方へと
続いて行きます。



あ、ここには道標がありましたよ。



「聖徳皇太子誕生所」

と書かれてあったり
「岡寺」の案内もありました。

二年前に行った西国三十三所7番札所ですね。
道標があるのでこの橋は
交通の要所なんですね。

そこからしばらく北向いて歩くと、
左が「甘樫丘」です。





この辺りは昔からこう呼ばれていたところで、
蘇我家の屋敷なんかが
あったところといわれています。



山の上に登ると見晴らしのいい
展望台があったりするのですが、
きょうはちょっと時間が押していますので
スルーしていきましょう。



やがて町は「雷」という場所に
かかってくるのですが、
どうもこの辺りに聖徳太子の宮もあったようです。

太子道というのはこの辺りから
始まったのかもしれませんね。

飛鳥の村中から少し離れてきますと
緑も増えてきますねえ。

さすがに「飛鳥」。

あちこちから「ちちちち~」とか



「ちゅんちゅん」「ぴぴぴ」と



鳴きながら飛ぶ鳥が
たくさん飛んでいます。

歩いている飛鳥川沿いには



「ならクル」

という自転車道が整備されていますねえ。

「平城宮あとまで~」
とか書かれています。
この案内に沿って右岸を行ったり
左岸を行ったりするのが
よいようですねえ。



季節は秋真っただ中ですねえ。
道端の草々にも目が行きます。
カラスウリの実があったり
こんな黄色のコスモスも
最近はよく見かけます。



ああ、もうすぐハロウィンですねえ。
こんな巨大なかぼちゃも
道の横に転がっていました。



河原沿いの道は何となく
広々していて気持ちいいですねえ。



そして道の左側には、
遠くに畝傍山が見えていますねえ。



この辺りは4年くらい前に
大和三山巡り歩きをした時に、
通った道を横切る筈ですねえ。

猫がやしろで休憩していた
本薬師寺を通り、天の香具山に
向かう途中、飛鳥川沿いを
通った記憶があります。

あの時に川沿いをさかのぼって
歩いてきた集団は、
今から思えば太子道を
歩いていた集団だったかも
しれませんね。

そして橋のところに出ると、
ああ、河原の横のこんな石や



地蔵さんにも記憶がありますね。



午後三時くらいから
飛鳥から歩き始めて、
このあたりではもう4時20分くらいに
なっています。

影がだんだん長くなってきて、
日の暮れも近づいてきました。



いつもは歩きというのは
午前が多いですねえ。
何となく暗くなりはじめると
気持ちが焦ってしまいます。

聖徳太子も斑鳩で何かあった場合は
こうして夕暮れの道を黒駒で
進んでいったのかなあ。

あ、ならクルの案内も
この辺りでは平城宮ではなく、
「せんとの道」になっていますねえ。



どんな感じで名前が
付けられているんでしょうねえ。

そして道の周りは何となく
変わってきて、
今日のdoironの目的地である
大和八木が近づいてきました。

続く


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