ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

お散歩、雲山峰 前編

2013年09月20日 22時45分00秒 | ウォーキング

ベタなタイトルですみません。

雲山峰(うんざんぽう)に登るには、
大阪からだとJR阪和線の山中渓駅で降りて歩き始め、
登頂後は同じく阪和線の紀伊駅
または六十谷駅に降りていくコースと、
その逆のコースが一般的だろう。

ジムの友達とは山中渓を出発点とするコースをとりました。

JRの和泉府中駅で待ち合わせをし、
B快速で山中渓へ。

ん?

B快速とは聞きなれない名前ですね。

それもそのはず、
駅の時刻板にはその表記はありません。

調べてみると、天王寺~熊取間は
快速と同じ停車駅で、
熊取~和歌山間は各駅に停車するという
快速電車をB快速というらしい。

なので、B快速とは何ぞやと思いながら乗ったのですが、
目的的にはぴったりの電車でした。

ちなみに、Bがあるということは
A快速もあるのかと思われるでしょうが、
それはありません。

和泉府中から約30分で山中渓に到着。



ここは夏にルネの仲間たちと
泉佐野から走った街道ランの終着駅です。

トイレを済ませてすぐに歩き始めました。

南へしばらくは熊野街道を歩きます。
すると、山に入っていく道に出る前には、
こんな石碑もありました。



「山中関所跡」です。

このあたりは山中川の両側に
山が迫っていて関所には絶好の場所だったようで、
江戸時代までここに関所があったそうです。

その関所跡を過ぎると道に標識があって、
そこを右折します。



すぐに、かの熊野詣の時には
琵琶崖道と呼ばれた難所の延長線上の
山中川を渡ります。



さらにどんどん進んでいくと、
今度も整備された
「銀の峰ハイキングコース」と「紀泉アルプスコース」
と書かれた標識に導かれて左折し、



しばらく歩くと、舗装路が終わって
山道へと入っていきます。

里にはセンニンソウが咲いていました。



コースは自然林の中を登っていくため、



心地よい日陰が続きます。
だけど、植生的には野草の貧弱なコースです。
わずかにコウヤボウキなどが
生えている程度でした。

ただ、この時期だとキノコがすごく目立ちます。
これがナントカダケ、



これがワカランダケ



そしてこれはシランダケです。



キノコはさっぱりわかりません。

中くらいの勾配の道を40分ほど歩くと
銀の峰コースとの分岐に出ます。



雲山峰へは左の道を行くのですが、
右を見ると展望台らしきものが見えていたので、
立ち寄ってみました。

これが第一パノラマ台です。



この日は大阪湾南部の家々と
関空まで見えてましたが、
見晴らしのいい日には
六甲山脈や淡路島まで見える
圧巻の展望だそうです。

ここで小休止し、元来た分岐点まで戻って、
再び雲山峰を目指しました。

途中はよく整備された道をゆきます。

今回の山には、山用の靴ではなく
トレイルラン用のシューズを



初めて試してみましたが、
これが底が適度に硬く滑らず、
それでいてアッパーも柔らかいというシューズで、
これくらいの山にはぴったりのすぐれものでした。

時々遠望を望める、木陰の気持ちいい道を
思わず走ってみたくなりました。

途中石積の遺構を過ぎたあたりから、



道の両側はイノシシに荒らされてぼこぼこです。



ミミズを探しているそうですが、
はたしてその労働に見合う
収穫があるのだろうかと、
イノシシの心配をしてしまうほどです。

でも歩く部分は固いのでしょう。
掘り返されておらずに
快適にコースを進めていけます。

登りが続くと思っていた、
四ノ谷山から雲山峰への道のりは
上ったり下ったりの連続で、
この区間がもっとも長く感じられました。

雲山峰山頂でお昼にしようと思っていたのですが、
手前の座れそうな石のところで
荷物をおろし、お昼をすることにしました。

次回に続く。


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