熊野関連から離れて、次は
聖神社に向かってどんどん登って行きました。
途中、斜めに右に入って
そのままかつてのクロスカントリーの
レースコースである聖神社の裏口へと
直接入って行くと
今回の目的地の一つである
「信太の森ふるさと館」をスルーしてしまうので
とりあえず、神社に向かわず
道を直進し、ふるさと館の方に
向かって、テクテクとのぼって行きました。
眺めのよさそうな鶴山台の
集合住宅を左に見ながら
ここはトレーニングだと決めて
早足でふうふうと歩いていくと
やがて右手に見えてきたのが
そのふるさと館でした。
先日、和泉市の広報だったかで
この施設主催の
「ウグイスの初鳴き観察会」の記事が
出ていました。
そんな取り組みもされているんやね。
ここは、歴史的伝承と
自然の宝庫としての信太山保全の
両方の機能を兼ね備えた
情報発信基地となっています。
この施設の館長は
昔、doironが植物を求めて信太山の原野を
ウロウロしていた時に
出会ったことがある人なのです。
いるかな?と思って玄関に行くと、なんと
「定休日:月曜日」
なんとまあ、せっかくここまで
歩いてきたというのに・・・。
仕方なく、施設の周りの
由緒のある鏡池を見て回りました。
信太のきつね伝説では、
この池のほとりで、
白狐と保名が出会ったとされ、
また、保名の最後の童子丸(晴明)との
別れの場でもあったと伝えられています。
そんな鏡池は、信太のきつね伝説と
隣接する聖神社の神事を行う池として
住宅地に囲まれた森の横に
今は静かにたたずんでいます。
その池にそって右に曲がっていくと
聖神社の正門の方に向かっていきます。
森ではしきりに鳥が鳴いていました。
すると、またまた道路にこんな大きな赤鳥居。
この辺りは、街と神社が一体となっておるんだね。
神社の中ほどの立派な石の鳥居をくぐって
きれいに咲いたボケの花を愛でながら
参道の玉砂利を踏んで
歩いていくと、かつては極彩色だったんだろう
と思わせる柱や天井で彩られ、
少し傷んだ桧皮葺の本殿にたどりつきました。
ここは式内神社として、祀られ
本殿は重要文化財なんだそうです。
でも、あまりお金はつぎ込まれてないんでしょうね
昭和13年に大修理されて以降、ホントに気の毒なほど
傷んでおりました。
神社の境内には、各所に
不動明王を初め、様々な神様が
祀られていました。
その一つ一つがパワースポットを形成していましたよ。
神社を取り囲む森の雰囲気も
まさに神域と呼ぶにふさわしい神社でしたな。
いろいろとお詣りをして、お願いもして
祈りをしっかり捧げたのちに
神社を後にして
クロスカントリーコース沿いに歩いていくと
今度は信太山の貴重な自然の
代表的スポットでジダン氏お勧めの
惣ヶ池の入り口の公園へと差し掛かっていきます。
熊野編、伝説&神様編のあとは自然編となります。
それはまた明日。