さて次はどこに行こうと
ビールを飲みながら考えました。
これまでの歩いた地図を見てみますと、
岸和田のカンカン方面には
まだ行ってないなあ。
あちらの方といえば、
昨年亡くなった首藤さんが
働いていたという会社がある。
彼はそこの役員をしていて、
「いい会社やねん」といつも
おっしゃってたなあ。
マラソンや山の友達なんで
彼の会社に行くことなんて
一度もなかった。
なので、かれがなんと50年間かけて
働き続けた会社を
見ておこうかというのを
今回の目標にしてみることにしたのだ。
お酒を飲んでると感傷的になりますな。
でもこうして目標を定めると
あきらめずに歩きつづけられるんだよね。
彼と知り合った最初のころ、
彼の金属関連の会社の名前は
「北海グループ」と名付けていたので、
そんな名前の入ったランシャツを
着てはったから、doironは
彼のことをもともとは
雪国の漁師だったんじゃないか
と思っていたのだ。
付き合いだして、山の話や
レースの話はしても
あまり仕事の話はしなかったのだが、
折に触れて彼がしゃべってくれた言葉から、
九州から集団就職で
大阪にやってきて働きだしたんだ
ということを知りました。
九州から電車に乗って
家族に見送られて大阪に
出てくるときの話は
なんかとても哀愁のある話でした。
しかしまあ最初はやはり
北国の漁師だと思っていたのに、
九州出身の金属関係の会社員だと
知って驚きましたねえ。
まあこっちの勝手な
思い込みなんですけどね。
会社での彼の役割は経理、
人事関係の仕事を良くされていた
記憶がありますねえ。
厳しい人だったのかなあ。
いやあ彼のことだから
優しかったのでしょう。
そんな彼の会社のことを
今更ではありますが、確認しておこう
と思ったわけですね。
彼のお葬式の日に葬儀場へ
早朝全社員が来ていたのは
忘れられません。
そんな歩きになるわけですが、
今日のコースはおおむね
決めておきましょう。
板原で大津川を渡り岸和田の
中央公園の横を通ってゆきます。
そして和泉大宮のところから
海の方へと向かうコースを
選択してゆきましょう。
では出発です。
この日は5月の1日です。
メーデーの日ということですが、
まあたいていはGWで
休んでいるところは多かったですね。
今はコロナのせいで
休みみたいな感じですけどね。
家を出てすぐに通る、めいっぱい
開業していたパチンコ屋さんも
さすがに休みです。
右手にウェルシアの薬局が見えてきますね。
コロナ騒ぎの始まった頃に
マスクの要求で業績が上がるだろう
と思って買った株でいい思いを
させてもらいましたねえ。
そしていよいよアルザ通りの入り口です。
テニスコートもお休みのようですが、
さすがに消防署は休むわけにはいきません。
バッティングセンターの
交差点から大津川の方に
向かっていきます。
ここの北公民館は一時通った
こともありましたねえ。
そしてカシミヤで有名な
毛織物屋さんを抜けてゆきます。
昔からずっとトライアスロンを
やってた友達がここで働いてますねえ。
コロナ騒ぎ以降休みも多いみたいで、
この日も駐車場は
ガラガラでしたから休みの様ですねえ。
公園橋のところで左折してゆきます。
このあたりは熱心に整備を
されている人がおられるようで、
いろんな花が植えられたり
していますねえ。
槇尾川の板原橋と牛滝川の
中板橋を渡ったら右折し、
中央公園に出ていく道の上部に出たら、
階段を降りて進んでいきます。
このあたりは忠岡町ですね。
マンふたは市の木クスの葉っぱと
市の花サツキをあしらってます。
ここの町長とは地域の新聞の取材で
町長室で1時間くらい
話をしたことがあります。
地元のことをとても意識した
そんな人情のあつい町長だった
という印象でしたね。
中央公園に向かうこの道は、
交通量の割に広くて
歩道を歩いていても
気持ちよかったです。
最近よく目立つのは家の前で
子どもと遊んでいる親が多いですね。
この日も車洗ったり、
バトミントンしたり、
縄跳びしたりと皆さん
子どものために頑張っている様子でした。
忠岡町は日本一狭い町です。
500mくらいで
通り過ぎて岸和田市に入ります。
続く
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます