ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

四国巡礼六番安楽寺

2017年07月04日 20時55分52秒 | ウォーキング

さあて、次は6番の
安楽寺に参りましょう。



最初の計画ではこのお寺は
2日目に打つ予定でしたが、
まあ皆さんきちんと順序良く
回ったおかげで、
まだまだ時間的に余裕がありますので、
ここも1日目に回っておくことになりました。

それにしても、順番通りに
四国詣でをする人なら、
さっきの十楽寺とともに、
この安楽寺。

2番のお寺は極楽寺と
10寺の中で「楽」のついている寺が
3寺もあります。

そもそも昔から四国詣でをする人の中には、
病気の人が多かったようですから、
こういう名前のお寺に巡行するのは
うれしかったでしょうねえ。

本尊は薬師如来というお寺は
八十八寺の中で一番多い本尊です。

病気の快癒を求めてと、
一番から訪ね歩いて、
やっとこの6番目の安楽寺で
薬師如来に出会うわけですねえ。

「おんころころせんだりまとうぎそわか」
と心の底からきちんと真言を唱えます。

ここのお寺は、昔は
「駅路寺」としての役を担っておりました。

「駅路寺」というのは、
宿泊に困ったお遍路に
宿と食事を提供するように
指定されているお寺のことを言います。
なのでここの本坊は、
かやぶき屋根でそこで宿泊し、
その食堂も兼ねているそうです。

そうそうこのお寺の山号は
「温泉山」といいます。

この辺りには温泉が湧いてたそうで、
空海がその温泉の功徳を解き、
薬師如来を置いた
堂宇を建てたのが
この始まりといわれています。

1番のお寺からここまで16kmです。

普通に歩けば一日の歩行量としては、
まずまずの距離ですねえ。

やや疲れた体に、
ここの温泉はいい功徳であったに
違いないでしょうねえ。

駅路寺の精神をこれからも
強く残していってほしいお寺です。



え~っと、ここのお寺の
そのほかの名物は何でしょう。
う~ん、お寺に参るというのに
最近は各寺の名物は
何だろうといろいろと
考えてしまいますねえ。



それはきっと「絵」の
せいでしょうねえ。

八十八枚の絵が、
doironに取ってはまた
もう一つの結願なんですねえ。

これまでもう80枚以上も、
建物、空海、花、自然の姿、
土産物など、寺々の特徴に応じて
描いてきました。
おかげで、景色を描く時の
いろんな注意事項や、
絵の具の使い方、色の選び方、
あるいは表現のための
小さなルールなんかを
いっぱい学びました。

へたくそではありますが、
それなりに自分の想いも
少しは描けれるようになった
という気がしています。

で、ここのお寺もいろんな
特徴があります。

一つは7番の十楽寺と同様に
中国風の小楼門です。
う~ん、小楼門連続描きは
ちょっと芸がないかなあ。



そしたらこんな「さかまつ」なんか
どうですか。



空海が42歳の時に
ここで修業をしていますと、
おがんでいる彼に向かって
1本の矢が飛んできたそうです。

え~、おがんでて弓矢で狙われる
ってどういうこと?
とここは気になって仕方ないのですが、
そこはあまり詳しく書かれていません。
で、彼に向かって飛んできた矢を
1本の松が受け止めたそうです。

おお~なんかホビットの世界ですねえ。

で、それを知った空海が
この松をさかさまに植えたそうで、
なぜさかさまなのか
それもよくわかりませんが、
それは今は成長して厄災を防ぐ
「さかまつ」として今もあるのです。

この辺が絵としてもいいところかなあ、
と思っていましたが、
実はバス停の近くに立たされている
空海像が、四国の広大な景色をバックに
とてもありがたい景色を作っていましたので、
doironはこの姿を
この寺の大きな特徴の一つとしてとらえ、
絵にしておくことにしました。

これです。



絵はこれで解決です。
ではしっかりとお参りに向かいましょう。


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