たった６０ｍだったけど

熊野から帰ってきた翌日は、
長居公園でジダンが走る
短距離レースの応援である。

応援といってもねえ、
予選とかあるんやったらまだしも、
１０秒以内の決勝レース１本の
応援てなんか変な感じである。

ま、でもまあウルトラも走る
という長距離選手の応援ということで、
どこでランニングハイがでるか、
どこで粘りの走りがでるか、
そして最後のねばりはどうなのか
そのあたりを応援に行ってみよう。

このレースにはちえちゃんも
興味を持っており、
レースの応援に来るそうだ。

まずはジダンと食事をしようと
長居で待ち合わせである。

え～っと、彼は何を食べるのかなあ。

ニンニクたっぷりの餃子で
勢力つけるとかって
言うかなあと思ったら、
「宮本むなし」であっさり定食でした。



う～ん、単距離レース前の食事って
そんなほうがいいのかなあ。

やっぱりもうこの辺から
よくわかりません。
まあ、初めての短距離なんだから
わからないことだらけです。

水分はとりすぎても
あかんのかなあなんかも
よくわかりません。

たぶんそんな未知の
わからん世界への挑戦だから
何をやったらいいのか、
これをやったらいけないのか、
それもわからないから
むなしい気持ちが
彼をこの店に引き寄せたのでしょうか。

まあ、doironも
あっさりよりで済ませて
応援に向かいます。

ジダンはグランドへ、
doironは応援席に行き、
ビデオを用意してますと、
後ろのほうから声が聞こえてきます。

「あ、今日はどっかの一流選手が出るのかなあ」
なんて話しているではないですか。

そうなんですよ。
今日は６０ｍで驚くようなタイムを出す、
長距離短距離なんでもゴザレの
見た目ハーフの選手が出るんですよ。

と言ってあげたいのですが・・・
まあ人格に疑いをもたれないよう
遠慮しておきましょう。

行った時には１００ｍ走が
行われていました。


実際の映像とは異なります。

いやあ、選手いろいろですね。
早い選手もいれば、
マイペースの選手もいる。

一人だけ、腹筋を見せつつ
全日本クラスのユニフォームを着てる
女性がいたのですが、
さすがにこれは早かった。


だから実際の映像ではありません

段違いの走りを見せていましたね。
ビデオを取ればよかったですねえ。

そうしているうちに
ちえちゃんもやってきて、
ぼちぼち目的の６０ｍ走がはじまります。

と、おもったらなんと
ジダンはいきなり第１組です。
年代別で５人による
決勝レースが始まるのです。

じつは、この場面になるまで
遠くでアップ練習している
ジダンをみていたのです。

うん、割と軽く警戒に
走っているじゃないかと
思っていたところだったのです。

結果が楽しみです。

スターティングブロックを
何度か調整して、
さあ、いよいよスタートです。

「オンユアマーク」

「セット」

「ドン」

飛び出していきました。
フライングでなくてよかったです。

なかなかいいスタートじゃないですか・・・


赤いＴシャツです。

と思っていたら左横の選手が
早い早い。
アッという間に離されてしまいました。



いやあ、ジダンは長距離選手だから
ここからランニングハイだ。

中盤、じゃこっから足を入れ替えよう。

なんと途中一人を抜きました



終盤、さあ最後の脅威の追い上げを見せよう・・・

うむむむむ～、めちゃ重かったですねえ。
ウルトラの走りが抜けきれていませんねえ。
まあ、次回はメンタルトレをも入れれば、
１秒は縮まるかなあって感じでしたね。

短距離レースの応援て
こんな感じでいいのかなあ。

レース後、ちえちゃんに
感想を話すジダン。



「次回はメダルを目指します」
とは言ってなかったかな。

レース後は、長居で
大阪マラソンの練習で
２０キロスピード走をする
ちえちゃんを見ながら、

選手ジダンと観客doironは
きのうオープンした
コース沿いの新規のお店で、
ランニング議論を交わした？のでした。

結局６０ｍ走って生を
二杯も飲んでしまいました。

１００ｍだったら４杯？

１万メートルだったら、
数え切れませんね。

でもまあ、新たな挑戦に挑む
短距離の練習方法の検討とか
次の課題とかがちょっぴり見えたりして、
未知のスポーツの楽しさを
ちょっと味わえた応援でもありました。

お疲れさんでした。