ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

お菊山ジャングル1

2020年12月15日 21時30分47秒 | ウォーキング

大福山にのぼったチンタラ山の会の
第2回登山が行われました。

目的地は「お菊山」。

ああ久しぶりにこの山に行きます。
ブログをたどったら6年前に
登っていますねえ。

親父が昔この山に登った写真が残っていて、
その場所探索もかねての登山でした。



結局この山にはもう3回くらい
のぼっているなあ。
親父の写真撮影場所の探索と
その少し前に出かけた首藤さんとの
登山はもう忘れることがない思い出です。

あの山で首藤さんが缶ビールを飲んで
乾杯する姿は、僕ら仲間の遺影にも
なっています。

そんな山に、doironが代表する
「チンタラ山の会」で出かけるのですから
なかなかの思いいれの強い登山に
なるだろうと出かけて行ったのでありました。

参加したのは全部で6人。

キリマンジャロ登山者や
新人も入っています。

老旧入り混じりのグループ登山です。
車二台に分かれてゆくので
待ち合わせをしたのは新滝の池の駐車場。

そうやねえ、ナビでは集合場所から
35分くらいで到着の予定です。
この池の周りは近所の人の
散歩コースでもあり、
マラソンランナーの絶好の
練習場所になるので、
車もいっぱいです。

あと車二台止めるのに
もうスペースがなくなるぞ、
という頃になんとかもう一台も到着。
無事に駐車して、さっそく
登山コースである新滝の池の
登山道を歩き始めました。



池を右回りにまわってゆくと、
トイレがありますので用事を済ませて、
道は少しずつですが登り始めます。



新滝の池が終わるころから、
道はどんどん上ってゆきます。
すると前から集団が降りてきました。

登山者ではなく散歩者でしょう。

「お菊山に登るの?」
と聞いてきましたので
「はい、そうです」と答えると
「大山(おおやま)コースは乱れてるよ。」
というので
「牛首の方から行きます」
と答えておきました。

「ああ、それなら大丈夫。
少し工事もしてるけど気を付けて」
とアドバイスをいただきました。

はいはい、気を付けていきましょう。

新滝の池を過ぎるとぐいぐい上ります。
すると今度は滝の池が見えてきましたよ。

古い歴史のありそうな池です。
ここまで道路はアスファルトに
なっています。
駐車場のところに扉があって、
鍵を開けないと車は入れない
ようになっています。

多分池の管理とかで必要な人に
鍵は渡されているんでしょう。

そのアスファルトの道も、
滝の池に沿って歩いて行くと、
いよいよ地道の登山道になってきます。



ああいよいよお菊山への
登りが始まるんやなという感じです。

この山は最初の稜線に出るまでが
厳しい登りで、稜線に出たら
たらたらと登ってゆく感じです。

さあでは最初登りに入ってゆきますよ。



ところが道はあるのですが、
木の枝なんかでおおわれていて
とても歩きにくいです。

でもまあそのうち登山道に
パッと出るだろうと思いつつ
登っていくのですが、
状況は変わりません。
ていうか木の枝なんかは

もっと密になってきます。


もうある意味ジャングル的な感じです。

まわりの谷の状況や上の稜線の様子
なんかを立ち止まって考えますと、
どうも頭の中の6年前の記憶と合致しません。

するとそのときです。
「わ~」とかいって暴れている人がいます。
あまりの急斜面を登っていくので、
木を手にして登ろうとすると、
その太い木が倒れていくではありませんか。

木、そのものが腐っていて
そっと立っているだけだったのです。

幸い転倒されることはなかったのですが、
これはもういけません。
少し冷静になろうと、
森の中に静かにたたずみ
次の手を考える
doiron
なのでした。

続く