歩いていると、様々な鳥が鳴いています。
でもカラスがやっぱり多いかなあ。
あのさあ、カラスって
いつも思うんやけど
10羽以上いたら必ず中に1羽くらいは
「志村けん」風の鳴き声がいるよなあ。
この時も一羽がバカ殿のように
「ほへ~」と鳴いていましたね。
道はずっと続いて行きますが、
前の方から多くの人たちが
歩いてきます。
たぶん、北の駐車場でバスを降りて
公園内を歩き、回っておいた
バスで帰るというような
感じにしているようですねえ。
あ、見えてきましたよ。
これが以前から一度見てみたかった古墳、
ナガレヤマ古墳です。
南向きの2段築成の前方後円墳で、
全長103メートル、
後円部径64メートル、
前方部幅70メートルを測る
比較的大形の古墳で、
奈良盆地の西を限る馬見丘陵の
東支丘上に位置し、
著名な馬見古墳群の中央部に
所在する特別史跡です。
ここは何が特徴かというと、
採掘時に出てきた円筒埴輪なんかが
復元されて、周りにずらりと
並べられてあります。
被葬者の発掘等はまだ
行われていないようですが、
まあたいてい古墳といって
ここまでどんどん入っていくのは
珍しいですねえ。
それにしてもこんなに多くの
埴輪なんかが一緒に
埋められているんですねえ。
中をのぞいてみると円筒形で、
中には花が咲いているものもありましたよ。
ずっと進んでいくと、
ここが前方部分のてっぺんで、
なかなか遠くも眺められて
気持ちがいいですね。
そしてここからに見下ろした
後円部分のてっぺん近くには、
こんな区分けも書かれています。
死者を葬る昔の人々の
なんか熱い想いを感じますねえ。
この時、墓の上から見てると
大勢の若い人が、
古墳の周りでスマホを
いじくりまわしています。
中にはiPadを触っている女の人も。
どうもこの公園はポケモンゴーの
絶好地になっているようですねえ。
そういう人たちも集まっているようでした。
いやあ、観光地なども
こんな風にしたら
ほんとに人が集まるんですねえ。
もうこの辺は商売っぽくなっているのかなあ。
うちの観光地にレアーな
怪物出してくれ~みたいな
そんな依頼があったりするのかね。
ではこの古墳からも離れていきましょう。
道沿いには結構こんなあずまやも
たくさんありましたねえ。
そして、やはり花々は多いですね。
途中にあった
「佐味田石塚古墳群」のあたりの
池の中には、ヒツジグサも咲いていましたし、
ハルジョオンやネモフィラなども満開です。
あ、前方に何かモニュメントが
見えてきましたよ。
ああ、ここが「公園館」ですねえ。
周りにはけっこうたくさんの人がいますが、
う~ん日本人と外国人が半々くらいですねえ。
でもこんな公園なら
外国の方がもっと広大やのになあ、
なんて思ってしまいますねえ。
中に入っていきますと、
まずは公園の全体の案内です。
実はこの公園に来て友達にメール連絡しつつ、
「ここはええとこやなあ」と描いたら、
な、なんとその友達の会社が
ここの計画設計をしたそうです。
ウヒャー驚きですなあ。
公園館の中には古代の古墳に関する話や、
生き物なんかの話が展示されていました。
古墳の案内なんか見てると、
最近は前方後円墳でも
くびれのところに造り出しというのが
よく出てくるし、ここでも説明されている。
先日「もっともっと田原本」で歩いた
川西町の「島の内古墳」もそうだったなあ。
ここの前方後円墳の案内にも
しっかりと作られてありました。
ウヒャー、模型の蛇に指を
かまれてしまいましたあ。
前方後円墳の造り出しや
野鳥や鳥に興味を持ったり
していると思えば、
模型の蛇に指をかまれているなんて
演技をしたりして、
もう全くようわからんおっさんを
演じておるdoironなのでした。
続く