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いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

京都山科疏水巡り3

2018年05月03日 21時12分27秒 | ウォーキング

毘沙門堂は、天台宗の京都五門跡の一つ。



最長が作った毘沙門天を
安置していることから
この名前になっているとのこと。



まあ古いお寺ですねえ。



しだれ桜と紅葉がきれいな山科の名刹
といわれています。









途中のお家なんかも、
枝垂れ桜や



藤がいっぱい花をつけていましたよ。



ふうふうと汗をかいて登る
急な階段も付けられている
山手の寺院です。



しっかりお参りしておきましょう。

これを訪ねたら、また疏水の方に
降りていきます。



違った山手の道を下っていきますと、



ああこの辺りはホタルが
きれいなんだそうです。



ああなんて幻想的な
景色なんでしょうねえ。



シャクナゲなんかも咲いている


道を降りていくと、



疏水のところに出ていきます。

ところで1本の山からの川が



疏水の下を流れていくように
なっていますよ。



これが疏水との立体交差で、
山科の水をまもっていく
という形の安祥寺川ですね。

レンガでアーチを作った
きれいな形になっていますねえ。

疏水のところでは
しばらく洛東高校側の地道を歩いていき、



橋のところで左岸へとうつっていきます。



さあ、この辺りはこの疏水沿いの
道のクライマックスですねえ。

静かな山道と勢いよく流れる水の音が、
独特の雰囲気を作っていますよ。

そしてこんな場所を走る
練習もあるんですねえ。



この洛東高校は残念ながら
走るよりも棒高なんかの
競技が強いそうですがね。

流れている川の水を見てみますと、
サラサラのきれいな水と
いうわけにはいきません。



琵琶湖の南方の方の水ですから
濁りは強いようです。

まあでも流れが速いので
ごみもあまりないし、
さほど不快な感じはしませんね。



あっ、イノシシがたまに
出没するようですねえ。

疏水の向こう側は、
安祥寺国有林で、
大きな山の森が広がって
いますからねえ。

走ってたら追いかけられたりしてねえ。

まあ、気を付けて歩いていきましょう。

疏水はごうごうと
元気よく流れてます。

まあ、年数的にはかなり古くから
ある水路なので、沿道には
巨木が生えていたりもしますねえ。



そしてこの辺で疏水は
JRの線路の方にグインと
近づいてきます。



この辺りは東海道線、京阪京津線、
新幹線などが近くを通っていますので
時々電車の音が聞こえてくるのですが、
姿までは見えませんね。



疏水の野鳥とかを見ながら



進んでいったら、そこに
道標がありますよ。



え~っと疎水べりを少し離れて
歩いていくと天智天皇山科陵が
あるようです。

第38代天皇ですね。

「てんじてんのう」と読みますが、
もっと知られている名前でいえば
「中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)」
ということですね。

大化の改新などを行いました。

まあ、当時の天皇家は
血のつながりが複雑な頃でした。
ここの彼のお墓は
「八角墳」だそうです。

疏水はかなり高いところを
流れていますので、
御霊に行くまではどんどん
下っていきます。



う~ん、帰りはこれを上るんやなあ
と覚悟しておりてゆきます。
住宅街をしばらく抜けて
合計一キロくらい歩くと、
ああここが入り口のようです。



石畳の上を歩いていきますと
墓地の前の広場に出てきます。



ああ~周りには何もないから
ほんとに静か。
少し静かすぎてさみしいほどです。



さあではまたもとの疎水の道に
戻っていきましょう。



軽く登りつつ住宅街を抜け、
最後にこんな階段を登ってゆきます。
降りてゆくときには
階段ばかりが気になってたけど、
ここには立派なトイレがありますね。
散歩者にはありがたい。



さあ、ではまた疏水べりを
歩いていきましょう。

あ、ここにも鳥がいますが、



こんなに早い流れの中から
エサなんかとれるんでしょうかねえ。
ちょっと不思議ですねえ。

そしてやがて赤い橋が
疏水にかかっているのが
見えてきましたよ。



続く