梅田で昔の仲間と飲み会がありました。
絵具や山の道具など少し前から、
こちらでは買えず梅田に行けば
手に入ると思っていたものがいくつかあったので、
この機会を逃す手はありません。
その日、午前中に秋の紅葉に備えて
赤い葉っぱの描画練習をしたあと、
買い物時間を見越して早い目に家を出て、
梅田に向かうことにしたのでした。
まず向ったのが、画材屋さん。
よく使う絵具の補充と、
最近多用するようになった
「不透明水彩絵具」の数色を購入するためです。
阪急三番街の北館にその店があります。
と、ここで気になったのがこの
「阪急O番街」という名前。
三番街というからには、
一番街と二番街もあるのかな?
五番街にはマリーという娘が
暮らしていたなあと思いつつ歩いていたら、
いきなり17番街や32番街の表示と出会いました。
あれ~、なんか飛び飛びで、
これでは15番街や28番街達が
浮かばれないではないか。
それに、かっぱ横丁や地蔵横丁は
一体何番街なんだ。
などとハゲシク興味を抱いてしまいました。
最近は歩きながらいろんなものを目にし、
あちこちのモノから興味をかきたてられる性(さが)が
すっかり身についてしまっているようです。
ユーミンの歌じゃないけど、
「目に映るすべてのものがメッセージ」状態なんだ。
梅田の地下街だって、
飛行機雲は浮かんでないけど、
いろんなことが気になって仕方がない。
そこで雑踏の片隅で早速スマホで調べてみたら
三番街は、元々そこの住所が
「小深町3番地」であったことから
つけられた名前だということがわかりました。
ちなみに八番街というのもあり、
これは梅田8番地からきているとのこと。
じゃあ、17番街はなんとか町17番地なのかと思いきや、
それのある阪急ターミナルビルが
17階建てだからなんだそうです。
そして、32番街は32階建ての
阪急グランドビルにあるからだ
ということも判明。
にゃあるほど、理由はよくわかりました。
けどそれじゃあやっぱり
五番街のマリーも浮かばれないな
と思ったら、五番街はちゃんと名前を変えてあったのです。
「HEP FIVE」です。
よかったよかった、これでマリーも浮かばれます。
なんか久しぶりに高橋真梨子が聞きたくなったなあ
というオチがついたところで、
目的の画材屋さんへととっとと向かいます。
ここにくれば欲しい絵の具はたいてい揃います。
3本で1000円ちょっとの絵具を買って、
次に向かったのが、
グランフロントにある山の道具屋さんです。
最近の梅田はいろんなお店があって
分かりにくいです。
店の名前もその「グランフロント」や
「ルクア」なんてのもあって、
まるで「歩く」を芸能人風にいってるみたいですな。
それはさておき、
やっぱりどこをどう歩いたのやら
わからないままたどり着いたグランフロントの
その山屋さんで今回買いたかったのは、
燃料用のアルコール
先日買った携帯コンロの燃焼実験では
固形燃料とジェル燃料はともに、
そのコンロの性能をあまり発揮できないことがわかり、
後日、山友に相談してみたのです。
すると、案外気軽に
液体燃料を使えることがわかったので、
では次なる燃焼実験を
液体燃料でしてみようと思っていたからです。
さすがに大阪一の繁華街である
梅田のお店。
数々のコンロ、数々のバーナーが
揃っていました。
購入したのは、その片隅にあった
この燃料
エチルアルコールとメチルアルコールの混合燃料です。
これで買い物というサブの目的は達成です。
では、アルコールをゲットしたところで、
そろそろメインのお時間です。
今度は体にアルコールを注入する番です。
いそいそと続く。