ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

おかえり、スーちゃん

2015年02月07日 20時59分43秒 | 生活

スーちゃんを送る儀式は滞りなく済みました。

開式に先だって、
親父の時に書いた「葬儀の心得」という
自分のブログを読み返し、
やらねばならないことをチェック。

あらかじめできる準備をテキパキ済まします。

こんな時のために書いたみたいなもんやからね。

納棺時に必要な物もブログ読みながら準備し、
買い物に行かねばならないものも確認します。

式の際の焼香順位などは
ほとんど親父の時のものの
使いまわしが可能でした。

また祭壇を組むために何を準備すればいいのか、
そして村の人に御詠歌を唱えてもらうためには
誰になんと頼むのかなど、
まだまだ記憶に新しいので
戸惑うこともありませんでした。

それに葬儀の担当者も司会の人も、
同じ人だったので、
こちらの家の葬式の進行の仕方もよくご存知ですし、
葬儀に関する村のしきたりも
十分理解してくれていたのも助かりました。

とまあ、何もかもスムーズに滞ることなくお通夜が終わり、
その夜はひとりで葬祭ホールに泊まって
スーちゃんと二人の時を過ごしました。

最後の親孝行のつもりです。

そして翌日の告別式も、
淡々とことが進み、
あれよあれよという間に流れていって
気がついたら小さなお骨を持って
家に帰ってきてました。

あまりにもあっけなく二日間が済んだ
というのが実感です。

親父の時の経験から言いますと、
これからしばらくの間に
徐々に実感が募ってくることでしょう。

でも苦しみも痛みもなく、
88歳の大往生を迎えたことを考えれば、
喜んであげてもいいくらいだと思っています。

そう考えることで、
心も少し軽くなる気がするしね。

今日はようやくいろいろ落ち着いて、
祭壇にぴったりとおさまったスーちゃんの
遺影と位牌と小さな骨壺に向かって、



「もう病院にも施設にもどこにも行かなくていいんやで。
そばで暮らそう」と言った時、
遺影の顔が少し笑ったようにも見えました。

スーちゃん、おかえりなさい。