以前はポロシャツで
仕事に行ってたりしたのに、
今の部署に着任してからは、
夏のクールビズ期間以外は
必ずネクタイをするようになった。
柄はその日の気分や
シャツの色に合わせて選んでいるが、
最近のお気に入りは
エジプトの古代文字ヒエログリフを
モチーフにしたものだ。
以前、友達にいただいた
こんなネクタイも
たまにチョッキの下に
こっそりつけている。
わしのネクタイの締め方は、
ウィンザーノット。
結び目が大きくなるやつだ。
ホントはプレーンノットで
小さくスマートに締めたいのだが、
そうすると脚の長い、
いや胴体の短いわしには
ネクタイが長くなりすぎるのだ。
プレーンノットだと後ろに回す細いほうを、
太いほうと同じくらいの長さにしても、
ズボンのチャックの
真中くらいまできたりするから、
ウィンザーノットだと
まあ無難な長さにおさめやすいのだ。
締め方と長さの関係は
ネクタイの長さにもよるが、
太さや生地の種類にもよる。
硬く、太く、厚みのある生地なら
結び目は大きく、
ネクタイは短くなりすぎるので、
そのときは後ろに回す細いほうの長さを
短くしないといけない。
つまり、
ネクタイに合わせて
裏の長さを調整しないといけない。
生地、長さを自分に合わせたものを
探して買えば解決するのだが、
どうしても柄と値段が優先なので、
長くなるのは後ろに回す細いほうの長さを
長くして締めることになる。
だから慣れないネクタイだと、
朝何度も結び直したりすることがあって、
そんなとき、
奥さんは
「毎朝してるのに
なんでそんなに結ぶのが下手なん?」
などと言いよるのよ。
「ネクタイによって違うんや」
と説明しても、
ネクタイをしたことのない彼女には、
どうも理解できないらしい。
また、
どうしても結び目の表面に出てる部分が一番汚れるし、
きゅっと締まる部分が
しわくちゃになったりするので、
ネクタイを長持ちさせるために
「結び目の位置を微妙に変えたら?」
などとも言いよる。
そんなんしたら長さが変わるやん
これもわしの美学を踏みにじる発言なのである。
昔、親父がサラリーマンをしていたときのネクタイが、
親父のたんすに山と眠っている。
若いときは、
親父の地味目の柄が気に入らなかったが、
もうそんな柄に対してわしも
歳相応になってきたので、
最近はたまに
「これいただき~」
といってはパクっているのだ。
てなわけで
しばらくは
ネクタイには不自由しないだろう。
仕事に行ってたりしたのに、
今の部署に着任してからは、
夏のクールビズ期間以外は
必ずネクタイをするようになった。
柄はその日の気分や
シャツの色に合わせて選んでいるが、
最近のお気に入りは
エジプトの古代文字ヒエログリフを
モチーフにしたものだ。
以前、友達にいただいた
こんなネクタイも
たまにチョッキの下に
こっそりつけている。
わしのネクタイの締め方は、
ウィンザーノット。
結び目が大きくなるやつだ。
ホントはプレーンノットで
小さくスマートに締めたいのだが、
そうすると脚の長い、
いや胴体の短いわしには
ネクタイが長くなりすぎるのだ。
プレーンノットだと後ろに回す細いほうを、
太いほうと同じくらいの長さにしても、
ズボンのチャックの
真中くらいまできたりするから、
ウィンザーノットだと
まあ無難な長さにおさめやすいのだ。
締め方と長さの関係は
ネクタイの長さにもよるが、
太さや生地の種類にもよる。
硬く、太く、厚みのある生地なら
結び目は大きく、
ネクタイは短くなりすぎるので、
そのときは後ろに回す細いほうの長さを
短くしないといけない。
つまり、
ネクタイに合わせて
裏の長さを調整しないといけない。
生地、長さを自分に合わせたものを
探して買えば解決するのだが、
どうしても柄と値段が優先なので、
長くなるのは後ろに回す細いほうの長さを
長くして締めることになる。
だから慣れないネクタイだと、
朝何度も結び直したりすることがあって、
そんなとき、
奥さんは
「毎朝してるのに
なんでそんなに結ぶのが下手なん?」
などと言いよるのよ。
「ネクタイによって違うんや」
と説明しても、
ネクタイをしたことのない彼女には、
どうも理解できないらしい。
また、
どうしても結び目の表面に出てる部分が一番汚れるし、
きゅっと締まる部分が
しわくちゃになったりするので、
ネクタイを長持ちさせるために
「結び目の位置を微妙に変えたら?」
などとも言いよる。
そんなんしたら長さが変わるやん
これもわしの美学を踏みにじる発言なのである。
昔、親父がサラリーマンをしていたときのネクタイが、
親父のたんすに山と眠っている。
若いときは、
親父の地味目の柄が気に入らなかったが、
もうそんな柄に対してわしも
歳相応になってきたので、
最近はたまに
「これいただき~」
といってはパクっているのだ。
てなわけで
しばらくは
ネクタイには不自由しないだろう。