それなりに練習はしてるよ。
蜻蛉池公園まで走っていったり、
マウンテンバイクに乗ったりね。
ただこのマウンテン、最近調子が悪い。
オーバーホールしないとなあ。
で、今日は通勤ラン。
帰り片道18キロを
トコトコ帰ってきた。
さあ、なでしこジャパン応援するぞ!
子どもの頃からの夢をかなえて
星出さんが、宇宙に行った。
名前がいいよね。
地球と言う星を出て行く。
名前と仕事が超一致。
さしずめ、わしなら
道端に肥溜めのような井戸を掘る程度か。
くろうとクンなら、
並べた木のように立って
人の日陰になりたいってことに?
かいさんは
貝のカラを塚のように積み上げる?
あぶさんは
谷間で油を掘り当てて
一攫千金じゃあ
なあんてね
ま、しかしこんなわしでも
やりだしたら夢中になるから
ええ井戸は堀りまっせ。
ま、名前のことはさておいて
その星出さんが
浮かんでいるのは
地表から
約400km
え~、意外に近いんやなあ。
だって、萩往還ウルトラマラソンで
ちっぽけな島国日本の
山口県内をチョロっと走って
250kmやで。
それの2倍弱を垂直にしたら
十分届く距離。
わしは、萩250kmを4回完走しているから
宇宙ステーションまで往復して
まだ200km余る計算になるがな。
ナサの星出さんには
何万キロも離れているが
ディスカバリーが日本上空を通過したなら
ここから静岡くらいのところに
近づくんやな。
理屈で考えたら
頭の中の距離感に
ずいぶん誤解があるんやね。
そんな、足でも届くような
わずかな距離を隔てただけで、
重力から解き放たれ
宇宙線にさらされる真空の宇宙なのだ。
考えたら、地球も不思議やね。
しかし、そう思えば
われわれは、なんとせまい空間で
走ったり、仕事したり
遊んだり、恋したり
しながら
生きているのだろう。
っていうのが、星出さん関連のニュースを
見聞きして感じた一番のことなのさ。
宇宙に行くのが夢だったと言う星出さん。
それに比べて
一度でいいから種子島で、
ロケットの打ち上げを見てみたい
と思う、わしは
ほんとに
ちっぽけな存在じゃな。
昨日は天気も良かったので
先週に引き続き
山里に走りに行った。
そんなにスピードは出せないが
外を走るのは
気も紛れて長く走れるから
脂肪燃焼にはうってつけだ。
しかも山を走れば
筋トレにもなるしね。
近包の桃は来週やな。
桜も今週末。
けど、途中で見た見事な桜が
若樫のしだれ桜。
知る人ぞ知る、有名な桜なんやろね。
それが証拠に
カメラマンが二組
三脚構えて撮影してたよ。
それに、夜桜用のライトアップ機器まで
設置されていた。
たしかに
夏の花火で
4~5の尺球が
破裂した後の火の粉のように
見事に花が
爆発してた。
前回通った時には
気づかなかったのになあ。
一気に咲いたんやろな。
こんな桜
見事というほかはない。
こんなに立派だと
さぞかし地元の人にとっての
誇りやろなあ。
ただの植物というだけでなく
これだけ見事だと
ほんとに生き物って感じやね。
ひとしきり、その桜を愛でたあと
リサイクル公園へ。
この時点で18キロくらいかなあ。
先週よりも黄水仙は少なく、
変わりに早咲きのチューリップが
気の早いやつ順に
ちらほら咲いていた。
雲雀がさえずり
ウグイスが鳴き
桜の咲き始めた山里を
今週も楽しみながら
走ってきましたあ。
トータルは27キロ
今日は思い立って
光明池の温泉に車で行き
そこから、周辺を走り回った。
槇尾、松尾農道を走ってから、
光明池をぐるっと一周。
トータル25キロを走った。
早春の山里には
菜の花が満開だったなあ。
この花が咲くと一気に春めくねえ。
先日の新聞では、
kaisanの職場の前にも
今、いっぱい咲いているらしいやん。
雲雀の声を聞いたら
れんげ畑を連想するように、
菜の花のにおいを嗅ぐと、
昔、虫網を持って
モンシロ蝶を追いかけた
子どものときの思い出がよみがえるよ。
春の思い出は
不思議と子どもの頃の
記憶とつながっていることが多いな。
途中、和泉のリサイクル環境公園を通るので
ここで一服した。
ここは一面に季節の花が
植えられていて
今は、黄水仙が少し見頃を過ぎたくらい。
こんな感じ。
あと早咲きのラベンダーもうっすら花をつけていたな。
それから、それから
現地野菜の販売所も覗いてみた。
おいしそうな野菜が
いっぱい並んでいたな。
つぼみ菜の花
小松菜
白菜
ねぎ
ほうれん草
うまい菜
そして珍しいところでは
わさび菜
店の人が、どんな風に料理して
食べたらおいしいよと
いろいろ教えてくれたけど
まさか持って走るわけには
いかないので
帰りに、車で寄ることにした。
ランの後半に差し掛かった
光明池は、渇水状態。
湖面のふちまで降りて
魚釣りをしている人、
談笑している人、
散歩している人らがいっぱいいたなあ。
もちろん、走っている人も多くて
知り合いの人も何人か見かけたよ。
湖面を渡る風やウグイスの声も
非常に心地よかったな。
車に戻って、温泉にのんびりつかり
さっきの野菜を車で買いに戻った。
走ったら結構しんどい距離やったのに
車やったらイチコロやね。
買ったのはこの3種。
左から、ほうれん草、菜の花、わさび菜。
ほうれん草はいわずと知れたおひたしに。
菜の花は、漬物にして
「くもじ」としていただく。
え、なぜ「くもじ」なのかって?
教えてあげましょう。
この菜の花は「茎(くき)」も食すもので、
むかあし、むかあし
「くき」を食べる野菜のことを
「く文字」と隠語で呼んでいたらしい。
まあ、いわゆる
好きになる、「ほれる」ことを隠語を用いて
あいつはあの娘に「ほ」の字やで、
みたいな使い方なんですね。
多分、そんな感じだったと思いますよ。
よそでは言わないほうがええかな?
そして右端が「わさび菜」
あんまり聞いたことがないでしょう。
店の人も言ってたよ
「これは、この辺では
ある一軒のこだわりの農家さんしか
栽培してない」珍しい野菜らしい。
生の葉っぱをちょっとつまんで食べてみたら
確かにわさびの味がする。
「サンドイッチにいれたらおいしいで」という
店の人の言葉に
なるほど!と感心して購入。
しかし、
わしは、焼肉を巻いて食べてみたい気もするのう。
菜の花が咲き乱れる季節を
走り抜けた一日。
ほんま、もうすっかり春やねえ。
桜の季節もあとひと息ですな。