雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

繋がれた明日

2009-09-19 19:44:04 | 
新保裕一著"繋がれた明日"を読みました。
正直言うと読んだとは言えません。
ざっと眺めたといった方がいいです。
内容は"13階段"と似ている部分があります。
人を刺殺して刑務所に入っていた中道隆太があと
数ヶ月の刑期を残して仮釈放されます。
親身になってくれる保護司、前科があることを
承知して雇ってくれる解体業の社長さんが
まわりにいます。

そんな人たちと別に会社やアパートにあれは
殺人者だと書いたビラをまく人がいます。

犯罪を犯した人が立ち直って生きていくことの
難しさと、被害者の家族の癒されることのない
心情が書かれています。

犯罪は犯さないことが一番です。
どんなに怒り狂うほどの状況になっても犯罪を
犯してしまったら自分も家族も、そして被害者も
その家族もまわりの人たち全てが不幸になります。
怒りで人を殺してはいけない。
でも殺したいほどの怒りの解消方法って学校では
教えてくれません。
どうやって気持ちを切り替えたらいいのでしょうね。
私にはわかりません。