冲方了著"もらい泣き"を読みました。
著者が実際にまわりの人達に泣ける話を聞いて書いた
ものだそうです。
ただ多少手を加えてあるということです。
短い話が33話あります。
題名の通りもらい泣きしてしまう話が多いです。
最初の話しからしてうるうるです。
夫のたくさんの連れ子を育てた厳しいお婆さんが
亡くなりました。
子供たちは誰も義理の母親を好きませんでした。
財産争いをして開けた金庫の中から出てきたものは…
みんなやさしい話です。
人間って悪くはないなと思わせてくれます。
辛い状況に陥っている人にはほっとなる本では
ないでしょうか。
読んでみて損はありません。
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