雑記帳

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レスキュードッグ・ストーリー 南アルプス山岳救助隊K-9

2017-10-09 21:00:00 | 

樋口明雄著"レスキュードッグ・ストーリー
南アルプス山岳救助隊K-9"を読みました。
ボーダー・コリーのメイとハンドラーの夏美、
ジャーマン・シェパードのバロンとハンドラーの
静奈。
川上犬のカムイとハンドラーの諒太。
犬たちとハンドラーたちの物語です。

短編集です。これだけの話しがあります。
第1話 遺書
第2話 山の嫌われ者
第3話 青天の霹靂
第4話 神の鳥
第5話 霧の中に……
第6話 帰ってきた男
第7話 父の山
第8話 サバイバーズ・ギルト
第9話 辞表
第10話 向かい風ふたたび
第11話 相棒(バディ)
特別収録 夏のおわりに

滑落して死を目の前にした男は別れてしまった
妻と子供に遺書を書きます。

頑丈な救助隊員の一人は雷が苦手です。
克服しようと頑張ったあげくがとんでもないことに
なりました。

雷鳥が絶滅の危機に瀕しています。
それなのに密猟をするものたちがいます。
救助犬も雷鳥に害を与えると非難され存続の危機です。

山で遭難死して遺体が見つかっていない人の亡霊を
見る者たちがいます。
亡霊は遺体を見つけて欲しい、家族の元へ帰りたいと
願っています。

二人で登り、一人が足を痛め歩けなくなったため
助けを呼びに山を下りました。
しかし残してきた人は亡くなりました。
助かった人は助けられなかったことを後悔し苦しみます。
仕事を辞め、酒におぼれ子供に心配されています。
そんな彼が山へ向かいました。

全部書くのはたいへんなのでいくつかを書いてみました。

山岳救助犬って実際いるのでしょうか。
犬が活躍する話、楽しいです。
でも人より小さい体で人と同じように行動する体力
あるのだろうかと疑問に思います。
荷物背負ってない分消耗少ないのかな。

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