鯨統一郎著"哲学探偵"を読みました。
難事件を扱う特捜班は高島と久保の二人です。
高島の方が若く階級が上です。
競馬場へ捜査に行って事件のことを話していると
その話をきいていた男が口をはさんできます。
久保は短歌が好きです。その男も短歌が好きです。
そして哲学者や哲学に詳しいです。
二人の話を聞いていただけで犯人がわかってします。
八つの短編です。
それぞれが短いものです。
すぐに結果が解かります。
なるほど、っておもしろいです。
深く考えなくて文句ばっかりいっている高島と、
競馬場で出会った男を信頼して知恵を借りようと
する久保です。
最後は競馬で大儲けする場面で終了です。
最後の事件だけ全財産をすってしまいます。
それがこの連作の終了です。
おもしろかったです。
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