雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

最後の晩ごはん 刑事さんとハンバーグ

2018-09-08 21:00:00 | 

椹野道流著"最後の晩ごはん 刑事さんと
ハンバーグ"を読みました。
シリーズになっています。
ばんめし屋は夜だけ営業している一品だけの
定食屋です。
店主は夏神で、元アイドルの五十嵐海里が
手伝っています。
めがねの付喪神のロイドは人間の姿で接客
しています。
この店ではこの世の人でない人が見えたりします。

海里には一憲という兄がいます。
ずっと仲違いしていましたが、最近になって
関係が修復されてきました。
兄が店にやってきた時に刑事の佐々木涼彦が
現れました。
二人は中学時代の親友でサッカー部でいっしょ
でした。
海里とロイドには涼彦が長いマフラーをぐるりと
巻いているのが見えました。
本人には見えません。

一憲と涼彦は仲違いしたままになっていました。
涼彦はストーカー事件に敏感になっています。
過去に何かあったらしいです。
マフラーはその時から彼に寄り添っているようです。

ずっとマフラーが憑いているのですが怖い話
ではありません。
マフラーとなって彼を守っていたのです。
幽霊がらみの話ですから現実的ではないのですが
こんな話もいいです。

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