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群馬・「赤城自然園」で、“シャクナゲ(石楠花)”が満開です

先日、群馬・赤城山西麓にある「赤城自然園」に行って来ました                                                                 関越自動車道・赤城ICを下りて、道路案内にしたがって10分ほど車を走らせれば、「赤城自然園」に達します                                  

「赤城自然園」は、標高約600m、約120ha(約36万坪)に及ぶ広大な広さを有する自然園 で、内部はセゾンガーデン、四季の森、自然生態園とエリア分けされ、自然を満喫できる公園になっています

園内に植えられている植物の数は、木本類152種、草本類510種にも及んでいるそうです

今の時期、セゾンガーデンエリアの石楠花園は、色とりどりの“シャクナゲ”が満開となり見事でした

“シャクナゲ”とはツツジ科ツツジ属シャクナゲ亜属の総称です                                                             漢字で、「石楠花」または「石南花」と書き、英語ではロードデンドロン(rhododendron:道の樹)と呼ばれているそうです                                                                                       “シャクナゲ”は、花色、葉形、樹姿に様々なバリエーションがありますが、これ等は園芸種として作り出されたようです

“シャクナゲ”の迫力のある花と樹姿は、「花木の女王」・“バラ”に対して、「花木の王様」と呼ばれ、海外でも人気のある花木です

     イングリシュガーデン風になっている石楠花園の一画                                                            手前の緑は、“シャクヤク”の植え込みです ・・・花はこれから!?

  

園内は迷路の様に遊歩道がありますが、道路沿いに色々の樹形、花色の“シャクナゲ”が植えられていました

“シャクナゲ”の花言葉は、 「 威厳 」、 「 荘厳 」 です

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“コダチヤハズカズラ〈=ツンベルギア)”なんて花知ってましたか!?

昨日に続いて・・・群馬・高崎にある「寺尾中城」城址への散策路で、変わった花を見つけました

直線状につるが伸び、つるの節(?)から出た薄毛の生えている対生葉の元から、1cmほどの花柄をつけたラッパ状の花が咲いていました

初めて見た花で、名前を帰ってから懸命に調べましたが分りません                                                                  

花色は違うのですが、似た感じの花があり、ちょっと自信ないのですが、・・・“ヤハダカズラ”の仲間で、“コダチヤハダカズラ”かなと思えます

“コダチヤハダカズラ”は、熱帯アフリカが原産で、つる性の常緑多年生・叢生型の株をつくり、葉は対生し、楕円形で先が尖っていると説明にありました                                                                         

この感じからは似ています                                                                                 

しかも花はラッパ状で先端は五裂し、花色も紫と白があるそうですから、合っているかな!??

別名は“ツンベルギア”といいます・・・“コダチヤハダカズラ”は、和名なんですね                                                 

日本には1880年頃渡来したそうですが、「寺尾中城」城址で、見れるなんて一体どういういきさつがあるのか興味をそそられます

“ツンベルギア”の花言葉は、「 官能美 」 です 

リボンに似た感じで開いた5枚の苞葉は、とても可愛く、白花も楚々とした感じを受ける事から、やはり名前がちがうのかなぁ~!? 

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城跡に咲く“卯の花”です

昨日に続いて・・・                                                                                                     群馬・「高崎ファミリーパーク」園内の「寺尾中城址」に行くには、公園入り口から2~3分歩き、「癒しのエリア」コースへ向います                                                                                入り口にあるコースの案内に従い、距離は差ほどではありませんが、急峻な坂道を上がった先に城址があります

坂道左右は大きな木こそありませんが、森閑として古色を思わせる林になっており、「癒しエリア」とは云いえています                                                                                                      路横の斜面には、山野草が色々見かけることが出来ました                                    

真っ白く清楚な感じの“卯の花”も、斜面を這うように咲いていました

 地肌が見える崖斜路に咲く“卯の花”は、格別に綺麗に見えました

“卯の花”の花言葉は、「 風情 」  です

城址で見かけたこの花姿に、歴史を感じたひと時でした 

 

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群馬・「高崎ファミリーパーク」にある群馬のお城→ 「寺尾中城」城址

先日、何となく車  を走らせ、迷い込むように行って来たのが、群馬・高崎観音山丘陵の中に造られた「高崎ファミリーパーク」です・・・所在地:群馬県高崎市寺尾町

「高崎ファミリーパーク」は平成15年にオープンした約60haある広域公園で、森の芝生広場、バーベキュー広場、水と花の広場、森のスポ・レク広場といった、市民向けにスポーツやレジャーが楽しめるような設備が造られています

園内のなだらかな丘陵地帯はスポーツやレクリエーションの出来る「憩いのエリア」と、森林散策を中心の「癒しのエリア」に分けられて、広々とした自然公園となっています

「癒しのエリア」の中に組み込まれた散策コースには、歴史古書「吾妻鏡」にその名が載っている「寺尾城」の中の「寺尾中城」城址が入っています

「寺尾城」は後醍醐天皇の孫・尹良親王が信濃南朝方の関東の橋頭堡として籠った城で、南北朝から室町時代前半に築かれた城砦で観音山丘陵一帯にかけて造られた天然の要塞のつくりです

 

「寺尾城」の中心とみられる「寺尾中城」は、両側が切り立った丘陵の細い尾根上のやや広い部分に5つの郭を設け、その郭間を堀切で断ち切るという天然の要害を巧みに利用した典型的な連郭式山城になっています                                                                                                                                                  郭の周囲には土塁もなく、石垣といったものも見られませんが、尾根を断ち切った多くの堀切や、尾根の細い部分の両側をさらに削って造られた土橋等は難攻不落の城砦であった事を感じさせます

上の画像は、「寺尾中城」城址から高崎市街を眺めました  (向って右手の紫色は藤の花です)

かすんでいて遠景は見えませんが、右手の奥に高崎市役所のタワービルが見えています

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“宿根センノウ”というのですが、??です ≠ “マツモトセンノウ”

“センノウ”はナデシコ科の山野草で、世界的には約30種、内日本では約6種あるのだそうです

先日産直の花棚で見つけたのですが、“宿根センノウ”と名札され、鉢植えされて売られていました

“センノウ”の花は、ナデシコ科の中では、ちょっと山野草らしくない鮮やかで燃え立つような色合いのものが多く、茶花として昔から使われていたようです

ところで宿根センノウの本当の名はなんというのか調べてみたのですが、どうもよく分かりません

花形が似ているので、“マツモトセンノウ”かなと思うのですが、山野でみる“マツモトセンノウ”の株立ち写真を見ると立ち姿や葉色が違っているようにも思います・・・もしかしたら輸入物かしらね!?

花屋さんでは、“マツモトセンノウ”は多年草なのですが、街中で育てるのは鉢植え栽培を進めているようです                                                                                                  毎年早春の芽立ち前に根を大切に株分けして植え替えると、どんどん増えるそうですからうまくいくとうれしいですよね                                                                

見つけた花は、直径4~6cm程の大きさで全開して咲き、赤朱色の5枚ある花弁はそれぞれハート型をした情熱姿です

“センノウ”の花言葉は 「名誉」、 「機転」、 「恋のときめき」 です

以前みた“エンビセンノウ”を思い出しました → 「エンビセンノウ」 をクリックしてください

 

 

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夏の花ともいえる“インカビレア・ピンクフェアリー”が咲いていました

立夏が過ぎ、台風1号が発生ということで、夏がいよいよ始まろうとしているようです  

先日産直の園芸コーナーで見かけたのですが、レースのような(・・ちょっとコスモスの葉に似た)涼しげな葉を茂らせ、淡いピンクの花色をした花がありました

花の名は、“インカビレア・ピンクフェアリー”という舌のかみそうな長い名前の多年草で、花期は5月~10月と長く咲きます

草丈が40cmくらいあり、夏場の暑さや乾燥にも強いので、夏の花といえるかもしれませんね

“インカビレア・ピンクフェアリー”は “ノウゼンカズラ” の仲間だそうですが、“ノウゼンカズラ”に比べると、とても繊細な感じです

原産地は中国南部~チベットらしいのです                                                                                     どんな地帯に咲いているのか分りませんが、花の咲く様子からは何となく豊かというより、荒地に咲く花というイメージが湧くのは何故でしょう!? 

花言葉を探したけど、見つかりませんでした  

“ノウゼンカズラ”の花言葉は「名誉」、「栄光」ですが、もし“インカビレア・ピンクフェアリー”に私がつけるとしたら、「希望」、「夢」と付けたらどうかとおもいますが、どうでしょう! 

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茶花に合ってる“クロバナロウバイ”の花 

昨日に続いて・・・                                                                                                群馬・安中市にある「群馬フラワーハイランド」園内で、“久留米ツツジ”に混じって咲いているちょっと変わった花を見つけました  

周囲の新緑と、“ツツジ”の咲きほっこてる中で、黒紫色の花はとても地味に見えますが、花の形は存在感ありです                                                                                            花の名前が分らず、園主に聞いた所、“ロウバイ”だと教えてくれました                                                               でも“ロウバイ”って早春花だと思っていましたし、“ロウバイ”の花形 と随分違っているので、図鑑で調べてみました

どうやら“クロバナロウバイ”・別名を“アメリカロウバイ”という4月末~6月に咲く“ロウバイ”の仲間だと知りました・・・“夏ロウバイ”というのもあるそうで、見てみたいものです                                                                                                         北米東部の原産で、日本には明治時代に渡来したそうです

“クロバナロウバイ”の花は早春の黄色い“ロウバイ”と違って、香りはうすくあるそうですが、周囲のたくさんの花の中では残念ながら嗅ぎ分けられませんでした

花姿は樹上に咲く“睡蓮”をちょっと想わせてくれました                                                                  そんな事からでもないでしょうけど、4~5月の茶花に珍重されているそうです

 “クロバナロウバイ”の花言葉は、 「 深い慈愛 」  です

味わいのある花だな~と、眺めてきました

 

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“ツツジ”が満開!! → 「群馬フラワーハイランド」に行って来ました

今“ツツジ”が満開だと、録っている新聞の地方版に出ていました                                                                      そんな記事を見ると、物好きおじさんはすぐ行って見たくなります   

行き先の群馬・安中にある「群馬フラワーハイランド」は、四季折々に自然に咲く花園として私設で造られたものだそうで、開園して約50年経つ山郷奥にある自然園でした

安中市は「秋間梅林」のある事で有名ですが、梅林よりも更に山奥に、道細まる中を車を走らせたところに、「群馬フラワーハイランド」はありました・・・高速ならば、上信越道・松井田妙義ICでおり、安中市街地方面に向かって「秋間梅林」を訪ねれば分ります                                                                                                             一山〈‥約5haあるそうです)をそっくり切り開いて造ったという花公園は、手作り感一杯の公園といえました                                                                                              今の時期は、3万本あるといわれる“久留米ツツジ”が、満開に開いていました

“クルメツツジ”は、「ヤマツツジ」と「ミヤマキリシマ」の交配種で、江戸時代19世紀半ばに九州久留米藩士が育成し広まった品種で、“サツキ”によく似ているのですが、葉はやや大きめ・開花時期の違いで区別しているようです

鮮やかな花色で、小振りの花を枝先にびっしりつけ咲く様子は、まるで絨毯を敷き詰めたように見えました

小さな山ですが、山肌一杯に花が咲き、楽しく眺められました

 “久留米ツツジ”の花言葉は、「 情熱 」、「 節制 」 です 

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“ハナミズキ(花水木)”が満開です

昨日に続いて、県立・「群馬の森自然公園」景です

公園内は新緑の美しさが体一杯に感じられるように、遊歩道が周回できるように整備されています                                                    三々五々にウォーキング  を楽しむ人たちが多く見られました  

今の時期、新緑が綺麗ですが、遊歩道沿いの “ハナミズキ” は丁度満開に咲きそろい、特にあでやかです

“ハナミズキ”は、新緑が始まると共に、枝先に直径7~10cmくらいの大きな花を咲かせます                                                                                             実は“ハナミズキ”の咲いている姿で4枚の花弁らしく見えるのは総包で 、中心に集まっている小さいものが本当の花です

近づいて観察すると、おしべとめしべを持つ小さい4弁の花が、寄り添うように集まって咲いています                                                      
棒状に見えるのは蕾です 

“ハナミズキ” は秋になると葉は真っ赤に紅葉し、花の咲いた後に、真っ赤な実がつきますが、花数と実の数が合いません                                                                                                                                                       成長にしたがって摘果されてるのでしょうね 

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“ニシキギ(錦木)”の新緑 → 花も咲き出しました

5月になって、ぐっと新緑が増しました

先日、群馬・「県立・群馬の森」自然公園に行きました

森は新緑が一杯です

大きく腕を広げた“ニシキギ”の緑が、頭上を覆ってくれました

“ニシキギ”の花 は、新芽が吹き出し若葉が広がる5~6月に咲き、その花色はひっそりと若葉色に咲きます

枝垂れた枝先には、ちょっと長い花柄をのばした淡黄緑色の花が咲きだしていました

 “ニシキギ”は「錦の木」と書くように、秋に紅葉するあでやかな様子から付けられた名ですが、その名からは想像できない程地味な花ですが、この色合いはほのぼのさを醸してくれます

“ニシキギ”の 花言葉に、 「 あなたの魅力を心に刻む 」 がありますが、花の表情を見ると、その風情に心和みます

こんな句を見つけました

    “  錦木の 花やまがき(籬)に もたれ見る  ”     (高浜 虚子)

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“ワックスフラワー”の花

連休に入って、マイ菜園仕事が佳境に入っています・・・佳境とは大分オーバーかな 

そんな訳で、苗を買ったりするので、産直の園芸コーナーを廻ったりしていますが、そんな園芸店で出回ってきた花があります

花の名前は、花弁の表面がつやつやしてワックスをかけたように見えることから、“ワックスフラワー”といいます
“ワックスフラワー”は、別名「カメラウキウム」と言って、オーストラリアの砂地に自生する常緑低木です・・・「カメラキウム」はギリシャ語で、「背の低い・白」の意味で、白くて艶のある花を咲かせる低い木に因んでいるとされています

“ワックスフラワー”は細くしなやかな枝に針状の葉がまばらにつき、花径は1~2cm位、形は梅の花がロウ細工された感じに見えます

花期は4~6月で、花色は、ビンクや赤が多いようですが白、紫もあるようです                                       葉っぱをちぎると、山椒のような すっとした香りがするそうですが、売り物なので、ちぎるのは止めました・・・本当ですよ  

“ワックスフラワー”の花言葉は、「 かわいらしさ 」、  「 まだ気づかれない長所 」、 「 気まぐれ 」 です

“ワックスフラワー”は、暑さ・寒さ・乾燥によく耐える強健な花なので、最近切花やフラワーアレンジメントに人気だそうです

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ミカボミライ館・「藤の咲く丘」に行って来ました

今年も“フジ”の花が咲く時期になりました                                                                           先日〈4月30日)、群馬・藤岡にある 「藤の咲く丘」 に行って来ました

藤の花はようやく咲き出したばかりでしたが、週末のせいか、結構家族連れで賑わっていました

今年は藤の花の咲き方が、幾分遅いようです                                                                    今年は3月11日起こった史上最大の東日本大震災で、例年4月中旬から催される各種イベントは中止になったのですが、そんな悲劇を忘れさせるように変わらず咲きました

「カリヨン」から透かして見える「フジ見本園」の“フジ”たちです

「カリヨン(carillon) 」とは、他の建築物と一体化されていない単独の鐘楼建築物に、演奏用のを設置した楽器をいいます・・・日本の半鐘や、お寺の鐘付き堂鐘などで、演奏できれば、「和様カリヨン」 という事になるのでしょうか!?                                                                                                       野外演奏楽器とされ、日本語に訳すと“組み鐘”の意味になるそうです・・・という事は1個では「カリヨン」ではありえないということですかね  

 

見本園内の“フジ”は、枝ぶり含め、なかなかの古木振りです

“フジ”はつる性の植物ですから、通常“フジ”の花鑑賞は、棚造りされた花をみるのが一般的と思いますが、樹木の枝ぶりとしてみるのもちょっと変わって、乙な感じがします

“フジ”は古来から日本人の心を捉えている花といえます                                                                               万葉の時代にはすでに庭に栽培され、フジ花の歌も 二十数種詠まれているそうです                                                そして平安時代には貴族の間では「藤見の宴」が盛んに開かれ、源氏物語の中にも、藤色の美しさを象徴する「藤壷」女御が登場するほどの愛でぶりです

“フジ”の立ち姿は、そんな「藤壺」像をダブらせてくれました  

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“ピンクッション”・・・その名のままの花が咲いてました

すっかり陽射しが春めき、明るさが強くなってきているようです                                                       産直の花木コーナーで、鉢植えで並んでいる鮮やかな色をした変わった花を見つけました

花の名前は、かかった名札から、“ピンクッション”というのだと知りました                                                          “ピンクッション”とは、「 pincushion 」で、「針刺し」と意訳されます

“ピンクッション”は、アフリカ原産のヤマモガシ科の低木で、その名のとおり咲いた花が、「針を刺した針刺し」に似ています・・・納得です  

“ピンクッション”は直立、斜上した枝や幹の頂端に、赤、ピンク、橙、黄色の花が咲きます
花期は図鑑によると、7月~12月とどちらかというと、耐暑性の強い花と思われますが、今の時期から
鮮やかに咲き出しているのは温暖化の影響なのでしょうか!?

近づいて、枝の頂端にある花をパチリ  しました                                                                                                                                                   咲いている様子は一つの大きな丸い花に見えますが、5~6cmあろうかと思える長い雄しべのある花が多数頭状花序についており、これが針山に刺された針の様に見えていた訳です

花は咲き持ちが良く、数週間咲き続け、切花にしても日持ちがとてもいいそうです

“ピンクッション”の花言葉は、 「 何処でも成功を 」、 「 共栄 」 です

 

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絶滅危惧種の“ノウルシ(野漆)”を見っけ!!

山野草展で、絶滅危惧種の一つ“ノウルシ(野漆)”の鉢植えを見つけました・・・絶滅危惧Ⅱ類(VU)

“ノウルシ”は、トウダイグサ科の多年草で、河川や湿地の草地に生える早春植物です                                            花期 は3~5月 で、草丈は 30~50cmあります                                                                           “ノウルシ”の名前は、葉や茎を折ると乳液が出て、それが肌につくとウルシと同じようにかぶれることから付けられたようです

素焼きの鉢に植えられている“ノウルシ”は、20cmほどの丈で、すっと立って花開いていました

茎の上には数枚の葉が輪生しており、花は輪生葉から5本の枝を出して、杯状の花序が付きます                            花序の下は苞葉で、遠目にはそれが一体になって花の様に見えます

葉の裏面に白い軟毛があります

“ノウルシ”の花言葉は、「 控えめ 」、 「 地味 」 です

“ノウルシ”の仲間の “タカトウダイ”を信州の霧が峰高原で見た のを思い出しました

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“シラネアオイ”の花が咲きました

最近地植えで育つ“シラネアオイ”を良く見かける様になりました

多分あっちこっちの山野草販売店で、鉢植えされた “シラネアオイ” が売られていることから、これが地植えされ広まってきていると思われます

別名が“ヤマフヨウ”と呼ばれるくらい深山育ちの“シラネアオイ”は、日本固有の一属一種の植物ですから、身近で増えると嬉しい感じがします 

茎の上部に 手のひら状の葉が互生してつき、その葉元から、淡紅紫色の花が咲きます                                      花径は約 7cmくらいで、とても優雅で幻想的な感じです                                                                       花弁に見えるのは萼片だそうで、中央の黄部が花なのですが、あまりに小さい花なので、いつも観察ができません  

こんな句がありました

    “ 白根葵  咲けりといふよ  山彦も ”     水原秋桜子

“シラネアオイ”は、やはり樹木深い山中で咲く姿が似合っているみたいです

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