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“ユキササ(雪笹)”の花が咲き出しています

ここのところ毎日自然園で見つけた植物達を紹介していましたが、撮った日から大分経ってしまいました                                       出来るだけ季節の現況を書きたいと思っていますので、ちょっと時代遅れ感が出ています    

園内の落葉樹林の緑陰で、 “ユキササ(雪笹)” の群落がありました

いつも思うのですが、“雪笹”だなんて、なんとも響きのいい名前だなと思うのは私だけですかね  

5月中旬に見た“雪笹”は、林の中で ひっそりと笹の葉に似た葉を一杯に拡げ、ようやくツボミを開き始めた時でした・・・今頃は満開!?・それとも花は終わりかけかもなぁ  

“雪笹”の花の若芽、若葉は山菜の珍味「アズキ菜」の名で利用されているそうです・・・何故「アズキ菜」というかというと、茹でた時に「アズキ」の匂いがするところから名づけられたという説があるそうです

でも山菜として、何とか摘んで食べないで欲しいものです・・・当たり前の事だけどむやみに採って食べたら段々なくなってしまいます    ・・・花で楽しんで欲しいですよね   

“雪笹”の花は白い花弁が6枚、内側に雄しべが6本、中央には分りにくいですが、先端が3つに分岐した雌しべが1本 見えます

蕾は薄緑色ですが、ぱっと開いた姿は、雄しべも雌しべも全て真っ白!で、まるで雪の結晶のようだとこの名がついたといわれていますが、深山の樹陰で咲く様子を見れば納得でしょうね                                                                                      

そこで 駄句一句 詠んじゃいました    

   “  残雪か  まさかの雪笹  眼を凝らす   ”    (ダッペ)

   “  はっとする  深山に咲けリ  雪の精   ”     (ダッペ)

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