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“ルイヨウボタン” → “類葉牡丹” と書きます

艶やかな花の代表とも言えば、 “牡丹” が思い出されますが、そんな“牡丹”の名がついた山野草がありました

群馬・赤城自然園を散策していて見つけたのですが、“ルイヨウボタン”と名札がかけられた小さな素朴な花です

“ルイヨウボタン”とは葉の形が牡丹の葉に似ているので、名づけられたそうで、日本各地に分布し、深山の林に自生しているそうです・・・そうは云うけど、あまり見たことがなかったなぁ~  

  メギ科の多年草で、草丈は40~60cmほどになり、花は4~6月に咲きます

                                                                           

“ルイヨウボタン”の花は、本当に“牡丹”の名がついた花とはとても思えません                                                                 茎から伸びた花茎の頂上部に、直径約1cmほどの小さな黄緑色の花を咲かせています                                    花姿は花びらよりはるかに大きいガク片が6枚あり、まるでこれが花びらの様に見えます                                                                                  小さい花びらも6枚あり、オシベ6本と重なり合うように付いています

“牡丹”の花ほど、艶やかさはとても見れませんが、落ち着いてじっくり眺めると、花の咲いている立ち姿は森林の中にあってなかなか美しく、清々しく見えます

“ルイヨウボタン”の生育する場所は豊な自然が残っているといわれるそうですが、なんかうなづける感じがしました

 

“ルイヨウボタン”の花言葉は、「 感じやすい心 」 です

 

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