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オオバナノエンレイソウ≠シロバナエンレイソウ&エンレイソウも見っけ!!

 昨日に続いて・・・自然園で見つけた“エンレイソウ”とその仲間紹介です

“エンレイソウ”は、ユリ科エンレイソウ属の多年草で、日本全土の低地から亜高山帯の湿り気のある林の中で成育します

その姿は茎の先に 3 枚の葉を輪生し、その先から花柄を出して花はひとつつけます                                                   3枚の花弁の様に見えるのは、ガクで色は緑色から小豆色と色々あるようですが、園で見た“エンレイソウ”は外のガクが緑、内のガク片はうすい紫褐色をしていました                                                              先端が3裂したような1つの雌しべを囲むように6つの雄しべがあります

“エンレイソウ”を見ていて、ふと気がついたのですが、やけに3の数字に関係ある花ですよね                  これって偶然なのか、何か意味合いがあるのでしょうか

自然園では子株ながら、あっちこっちで、白い花の“エンレイソウ”が咲いていました                                                     実はみんなこれは“エンレイソウ”の仲間・ “シロバナエンレイソウ” だと思っていました                                            しかし帰宅してから、画像整理をしていて気がついたのですが、どうも“オオバナノエンレイソウ”というようです

樹下に咲く“オオバナエンレイソウ”が、とても格好良く見えました    

“オオバナノエンレイソウ”は、茎の高さは30~70cmで、茎頂に直径5~7cm位ある大形の白色の花を1個つけます                                                                         花姿は外側に緑色の萼(外花被片)、内側には白い花弁(内花被片)がそれぞれ3個あります                    葉も茎頂に3個輪生してあり、形は菱形状広卵形をしています
“シロバナエンレイソウ”と似ているのですが、その違いは、花が大形で上向きに咲く事、内花被片(がく)は外花被片(がく)よりも長く、大きく飛び出しています

因みに“シロバナエンレイソウ”は、花が横向きに咲くのと、子房の先がクリーム色なのですぐに分かるそうです・・・私はその辺がわかっていませんでした  →   笑ってごまかす

“オオバナノエンレイソウ”の花言葉は、  「奥ゆかしい心」  です

上の画像は、我ながら「ゆかしさ」がちょっとうかがえないかと、自画自賛なんですけど・・・花言葉は「うぬぼれ」に変えた方が良いかな   

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