日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
‘ヤマハハコ草’が咲いてます!!
長野・軽井沢植物園の日当たり良い岩場を模した一隅で、‘ヤマハハコ草’が咲いているのを見かけました 
夏が過ぎ、秋風が立ち始め寒さが増す頃から、‘ヤマハハコ草’は自然のドライフラワーになります
‘ヤマハハコ草’は大きな株立ちとなり、高地の岩原で群生する様がよく見られます
随分前になりますが、万場白根山の岩場原で、ドライフラワー状になった‘ヤマハハコ草’の群落を見ましたが、とても綺麗な風景でした
‘ヤマハハコ草’の名前は、‘ハハコグサ (春の七草のオギョウのこと)’に似て、山地に生えることからつけられたようです

‘ヤマハハコ草’の花は、‘ハハコクサ’の黄色花とは異なり白色花です
しかし白い花弁のように見えるのは総包片と呼ばれ、葉が変化したもので、中央の黄色いのがどうやら花のようです
茎の先に、散房状に沢山の全体花をつけ、瓦状に重なっている乾膜質の総苞片が開くと、花びらのように見ます

花言葉 ; 「 純情 」

夏が過ぎ、秋風が立ち始め寒さが増す頃から、‘ヤマハハコ草’は自然のドライフラワーになります
‘ヤマハハコ草’は大きな株立ちとなり、高地の岩原で群生する様がよく見られます
随分前になりますが、万場白根山の岩場原で、ドライフラワー状になった‘ヤマハハコ草’の群落を見ましたが、とても綺麗な風景でした

‘ヤマハハコ草’の名前は、‘ハハコグサ (春の七草のオギョウのこと)’に似て、山地に生えることからつけられたようです

‘ヤマハハコ草’の花は、‘ハハコクサ’の黄色花とは異なり白色花です
しかし白い花弁のように見えるのは総包片と呼ばれ、葉が変化したもので、中央の黄色いのがどうやら花のようです
茎の先に、散房状に沢山の全体花をつけ、瓦状に重なっている乾膜質の総苞片が開くと、花びらのように見ます

花言葉 ; 「 純情 」
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‘ムスクマロウ’って花、知ってますか!?
九月の声を聞いたら、途端に涼しくなりました
そんな時、群馬・高崎の公園で‘アオイ’に良く似た花を見つけました
それもその筈アオイ科の‘ムスクマロウ’といいます
この花・アオイ科独特の、薄い花弁の可愛らしい花をつけますが、ハーブの仲間だと言う事知ってました!?
アオイ科 ゼニアオイ属 多年草(!?) 原産地 ヨーロッパ(南部)

‘ムスクマロウ’は、茎の高さは20~70センチで、茎頂や葉腋から花柄を伸ばし、直径約4cmの白~淡桃色の花を数個つけます
花弁は5個で、先は浅く裂け、萼も同じく5個で長い毛があります
和名は葉が麝香(じゃこう)に似た香りがするため‘ジャコウアオイ’ともいいます
花の形は‘モミジアオイ’や‘ムクゲ’によく似ています
白やピンクの美しい色合いの‘ムスクマロウ’の花は、甘く厚みのある麝香のような香りをさせるので、色のロマンチックさと深い香りある植物の「ポプリ」として人気があるそうです

‘ムスクマロウ’の効用お知らせで~す
古くから薬草として利用されていたようで、胃炎、咳止めに効果があるそうです
更に、若い葉はゆでたり炒めたりして料理に使え、花はハーブティーやサラダの彩り、香り付けになります
そんな時、群馬・高崎の公園で‘アオイ’に良く似た花を見つけました
それもその筈アオイ科の‘ムスクマロウ’といいます
この花・アオイ科独特の、薄い花弁の可愛らしい花をつけますが、ハーブの仲間だと言う事知ってました!?


‘ムスクマロウ’は、茎の高さは20~70センチで、茎頂や葉腋から花柄を伸ばし、直径約4cmの白~淡桃色の花を数個つけます
花弁は5個で、先は浅く裂け、萼も同じく5個で長い毛があります
和名は葉が麝香(じゃこう)に似た香りがするため‘ジャコウアオイ’ともいいます
花の形は‘モミジアオイ’や‘ムクゲ’によく似ています
白やピンクの美しい色合いの‘ムスクマロウ’の花は、甘く厚みのある麝香のような香りをさせるので、色のロマンチックさと深い香りある植物の「ポプリ」として人気があるそうです



古くから薬草として利用されていたようで、胃炎、咳止めに効果があるそうです
更に、若い葉はゆでたり炒めたりして料理に使え、花はハーブティーやサラダの彩り、香り付けになります
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‘ウド (独活)’の実が、熟してきました
山の坂道で、黒紫色に熟した‘ウド’の実を見つけました

早春の山の味覚として人気のある山‘ウド’は、夏には球状の花序をなして、群がるように小さな白い花をたくさん付けます
そして秋風が感じられる今頃に、直径3mmほどの黒色の液果となります
一果中には3~5個のゴマ状の種子が入っています
‘ウド’の実がなる風情は、「山里の秋」を感じさせますね!

山ウドの若芽は欠き採り、酢味噌で合えて食べるのがわたしの食べ方ですが、独特の芳香がなんとも云えません
「てんぷら」も抜群の美味しさで、私には‘たらの芽’と同格です
‘ウド’の花実の「てんぷら」食べた事ありますか!?
蕾の頃は、出たての葉と共に「てんぷら」にして食べたら、結構いけましたよ

‘ウド’は草なんですが、2m以上にも大きくなり、「ウドの大木」と、役立たずの代名詞の様に云われます
新芽や若木の頃は山菜として、最高の役に立っているのにね~
この時期、山地の林の中で‘ウド’の実は随分遠くからでも見つける事ができます
来年の山菜採りの私の目印です・これ山菜探しの秘密なんです


早春の山の味覚として人気のある山‘ウド’は、夏には球状の花序をなして、群がるように小さな白い花をたくさん付けます
そして秋風が感じられる今頃に、直径3mmほどの黒色の液果となります
一果中には3~5個のゴマ状の種子が入っています
‘ウド’の実がなる風情は、「山里の秋」を感じさせますね!

山ウドの若芽は欠き採り、酢味噌で合えて食べるのがわたしの食べ方ですが、独特の芳香がなんとも云えません
「てんぷら」も抜群の美味しさで、私には‘たらの芽’と同格です

‘ウド’の花実の「てんぷら」食べた事ありますか!?
蕾の頃は、出たての葉と共に「てんぷら」にして食べたら、結構いけましたよ


‘ウド’は草なんですが、2m以上にも大きくなり、「ウドの大木」と、役立たずの代名詞の様に云われます
新芽や若木の頃は山菜として、最高の役に立っているのにね~
この時期、山地の林の中で‘ウド’の実は随分遠くからでも見つける事ができます
来年の山菜採りの私の目印です・これ山菜探しの秘密なんです

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‘ヒゴタイ’は古代ロマンを感じさせる植物です
長野・軽井沢植物園に、一昨年訪れた時は見れなかった花がありました 
るり色をしたねぎ坊主のような姿をしている‘ヒゴタイ’と呼ばれる花です
8~10月、日当たりの良い山野に、小さな瑠璃色の頭花が多数集まり球状の花を咲かせます

‘ヒゴタイ’は、キク科ヒゴタイ属の多年生植物で、日本列島が大陸と陸続きだった氷河期の残存植物なんだそうです・・・なんかロマンを感じさせる植物ですね
国内では、かつて西日本に広く分布していたようですが、生育環境が悪くなり、現在、野生種としては主に九州の高地の草原に分布する位に激減し、絶滅危惧種となっているようです
和名の漢字表示については「平江帯」(貝原益軒の大和本草)、または「肥後躰」(肥後細川家写生帖)と書くのだそうです

九州・熊本・阿蘇久住山系にある産山村には、「ヒゴタイ公園」があり、村を挙げて‘ヒゴタイ’の生育保存を図っているそうです
花言葉 ; 「 鋭敏 」 ・・・アザミの仲間で葉に棘があり、花の優しさに対し、葉には触れたくない感じです

るり色をしたねぎ坊主のような姿をしている‘ヒゴタイ’と呼ばれる花です
8~10月、日当たりの良い山野に、小さな瑠璃色の頭花が多数集まり球状の花を咲かせます

‘ヒゴタイ’は、キク科ヒゴタイ属の多年生植物で、日本列島が大陸と陸続きだった氷河期の残存植物なんだそうです・・・なんかロマンを感じさせる植物ですね
国内では、かつて西日本に広く分布していたようですが、生育環境が悪くなり、現在、野生種としては主に九州の高地の草原に分布する位に激減し、絶滅危惧種となっているようです
和名の漢字表示については「平江帯」(貝原益軒の大和本草)、または「肥後躰」(肥後細川家写生帖)と書くのだそうです




花言葉 ; 「 鋭敏 」 ・・・アザミの仲間で葉に棘があり、花の優しさに対し、葉には触れたくない感じです
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‘エンビセンノウ(燕尾仙翁)’が咲いています \(^o^)/
昨日に続いて、長野・軽井沢植物園で見た‘エンビセンノウ(燕尾仙翁)’を紹介します 
かつては各地の山地の草原や、湿地原に沢山見られたらしいのですが、ゴルフ場等の開発や牧草地の造成等により、殆ど消失してしまい、環境省のレッドリスト(2007)では、「近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されているのだそうです
ツバメの尾羽のように突き出た真紅の花びらは、とても鮮やかで美しいものですから、もし野で出会ったら感激ですよね

ナデシコ科 センノウ属 多年草
草丈は50~70センチくらいです
開花時期は7~8月といいますが、当園では今が盛りの様に咲いていました

‘ エンビセンノウ’にはどうやら花言葉がないらしいというのが、ネットでの通説のようですが、どうにか見つけました
花言葉 ; 「 愛しい人 」 、「 健康美 」
この花言葉は、綺麗な赤が印象的なところからイメージされたようです
花言葉が無いと言う事で、「内に秘めた思いを一気に赤々とつづる『秘め心』なんて言う花言葉が似合う」と持論を説くネットもありました

かつては各地の山地の草原や、湿地原に沢山見られたらしいのですが、ゴルフ場等の開発や牧草地の造成等により、殆ど消失してしまい、環境省のレッドリスト(2007)では、「近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されているのだそうです
ツバメの尾羽のように突き出た真紅の花びらは、とても鮮やかで美しいものですから、もし野で出会ったら感激ですよね



草丈は50~70センチくらいです
開花時期は7~8月といいますが、当園では今が盛りの様に咲いていました


‘ エンビセンノウ’にはどうやら花言葉がないらしいというのが、ネットでの通説のようですが、どうにか見つけました
花言葉 ; 「 愛しい人 」 、「 健康美 」
この花言葉は、綺麗な赤が印象的なところからイメージされたようです
花言葉が無いと言う事で、「内に秘めた思いを一気に赤々とつづる『秘め心』なんて言う花言葉が似合う」と持論を説くネットもありました

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‘ピラミッドアジサイ’ = ‘ミナヅキ(水無月)’
先日長野・軽井沢植物園に行きました 
陽射しは大分強いのですが、風はとても爽やかな感じでした
園主(?)の方が、「今朝は10度そこそこでした」と言われていたのが、もうそんな季節になったのかと信じられない感じでした
実は一昨年も同じ頃、ここには来た事があります
園内には一昨年訪問時と同様、沢山の‘ミナヅキ’ が花房を重くし、枝を弓なりにして咲いていました
‘ミナヅキ(水無月)’は‘ノリウツギ(糊空木)’の園芸品種です
花は‘ノリウツギ’が両性花と装飾花があるのに対し、全部装飾花になっています
‘ノリウツギ’よりも開花時期は 9月一杯まで咲き、1 ヶ月位は遅くまで楽しめるようです
樹高は2m近くにもなり、頭上から被さるように真っ白な花が垂れ下がる態は、なんとも見事です

今日のちょっと薀蓄(うんちく)で~す 
「水無月」とは陰暦6月をいい、水が無いのでなく、「水の月」の意味です
新暦では、7月上旬から8月上旬の時期が「水無月」です
何故‘ミナヅキ’花を‘水無月’と書くのでしょう
花が全体につくので、「皆付き」と書くのだという説もあるようですが、どちらが正しいのでしょう

‘ミナヅキ’花は一見・‘柏葉アジサイ’に似ていますが、‘柏葉アジサイ’より繊細な感じです
‘ミナヅキ’は、最初は純白の花なのですが、次第に緑がかり、秋深まると日焼けというか紅葉というかしてピンク色になってきます
このように変色していかにも秋といった色になったものを「秋色」と呼ぶそうですが、なかなかいい言葉ですね
「秋色」になった‘ミナヅキ’や‘アジサイ’は綺麗なドライフラワーになり長期間楽しめます

花言葉 ; 「 高慢 」 、「 移り気な方 」 、「 乙女の夢 」

陽射しは大分強いのですが、風はとても爽やかな感じでした
園主(?)の方が、「今朝は10度そこそこでした」と言われていたのが、もうそんな季節になったのかと信じられない感じでした
実は一昨年も同じ頃、ここには来た事があります
園内には一昨年訪問時と同様、沢山の‘ミナヅキ’ が花房を重くし、枝を弓なりにして咲いていました
‘ミナヅキ(水無月)’は‘ノリウツギ(糊空木)’の園芸品種です
花は‘ノリウツギ’が両性花と装飾花があるのに対し、全部装飾花になっています
‘ノリウツギ’よりも開花時期は 9月一杯まで咲き、1 ヶ月位は遅くまで楽しめるようです
樹高は2m近くにもなり、頭上から被さるように真っ白な花が垂れ下がる態は、なんとも見事です




「水無月」とは陰暦6月をいい、水が無いのでなく、「水の月」の意味です
新暦では、7月上旬から8月上旬の時期が「水無月」です
何故‘ミナヅキ’花を‘水無月’と書くのでしょう

花が全体につくので、「皆付き」と書くのだという説もあるようですが、どちらが正しいのでしょう

‘ミナヅキ’花は一見・‘柏葉アジサイ’に似ていますが、‘柏葉アジサイ’より繊細な感じです
‘ミナヅキ’は、最初は純白の花なのですが、次第に緑がかり、秋深まると日焼けというか紅葉というかしてピンク色になってきます
このように変色していかにも秋といった色になったものを「秋色」と呼ぶそうですが、なかなかいい言葉ですね
「秋色」になった‘ミナヅキ’や‘アジサイ’は綺麗なドライフラワーになり長期間楽しめます

花言葉 ; 「 高慢 」 、「 移り気な方 」 、「 乙女の夢 」
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緑陰に咲く‘サラシナショウマ’です
‘サラシナショウマ’は山地や丘陵の林の下などに生える、草丈が1.5m程度のキンポウゲ科の多年草です
先日行った軽井沢の山林で見かけました

枝先に長さ20~30cm位の花穂を出し,小さな白色花を密につける様子はブラシ形状に見えます
ちょっと大型の‘トラノオ’の花に似ていますね
草丈が高いので、樹陰の中ですっと立ち真っ白に咲く様は孤高の綺麗さを感じさせます
‘サラシナショウマ(晒菜升麻)’の和名は、若菜を茹でて水で晒して食用に供することからつけられたそうです
ちょっと薀蓄(うんちく)です・・・
「升麻(ショウマ)」は、漢方薬の用語です
「升麻」の地下茎を掘り取り、水洗いして、ひげ根を取り天日で乾燥し生薬としますが、単味で用いられることは少なく、漢方処方で発汗、解熱、解毒薬として配合され使われています

開花期は8~10月だといいます
実は昨年‘サラシナショウマ’を、群馬・榛名山で見かけ紹介したのですが、時期は6月中旬でした
開花時期から考えると、あれは良く似た‘山吹升麻 (やまぶきしょうま)’だったのでしょうか!?
近づいて見る‘サラシナショウマ’の花は、小さな花がより集まった花穂状で、一つづつは剽軽な感じです
小さな花びらが小さな3枚・あとはたくさんの雄しべが勢いよく弾けるようになっており、雌しべの数も2~8個と多そうで、ごちゃごちゃした感じです

‘サラシナショウマ’の 花言葉 は 「 雰囲気のよい人 」 だと言うのですが・・・
立居振る舞いのイメージでしょうかね
先日行った軽井沢の山林で見かけました


枝先に長さ20~30cm位の花穂を出し,小さな白色花を密につける様子はブラシ形状に見えます
ちょっと大型の‘トラノオ’の花に似ていますね

草丈が高いので、樹陰の中ですっと立ち真っ白に咲く様は孤高の綺麗さを感じさせます
‘サラシナショウマ(晒菜升麻)’の和名は、若菜を茹でて水で晒して食用に供することからつけられたそうです


「升麻(ショウマ)」は、漢方薬の用語です
「升麻」の地下茎を掘り取り、水洗いして、ひげ根を取り天日で乾燥し生薬としますが、単味で用いられることは少なく、漢方処方で発汗、解熱、解毒薬として配合され使われています

開花期は8~10月だといいます
実は昨年‘サラシナショウマ’を、群馬・榛名山で見かけ紹介したのですが、時期は6月中旬でした
開花時期から考えると、あれは良く似た‘山吹升麻 (やまぶきしょうま)’だったのでしょうか!?

近づいて見る‘サラシナショウマ’の花は、小さな花がより集まった花穂状で、一つづつは剽軽な感じです
小さな花びらが小さな3枚・あとはたくさんの雄しべが勢いよく弾けるようになっており、雌しべの数も2~8個と多そうで、ごちゃごちゃした感じです

‘サラシナショウマ’の 花言葉 は 「 雰囲気のよい人 」 だと言うのですが・・・
立居振る舞いのイメージでしょうかね
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‘レンゲショウマ(蓮華升麻)’に逢いました (^^♪
軽井沢の路傍で、「深山のランプ」、「森の妖精」とも言われる憧れの花 ・ ‘レンゲショウマ(蓮華升麻)’ に逢ってきました 
キンポウゲ科 レンゲショウマ属 多年草 日本特産の1属1種の花
好んで自生するのは、湿り気のある林の中や木陰・開花期は7月中旬~9月初旬で、盛り(?)はやや過ぎた感じでした
英名は『False Anemone(フレーズ・アネモネ) 』、和名の別名は‘草蓮華(クサレンゲ)’です

薄い赤紫色した丸い蕾が、ひょろっと伸びた茎の先についています
花は、まばらな総状花序を出した花茎の先に、これもまたうつむき加減に咲きます
その姿は光沢のある薄赤紫を帯びた色合いの、上品で、気品あふれる姿です

花の直径は3~4cmほどで、萼も花弁も同じ色合いをし、共に花弁状に見えます
萼は花弁状に平らに開き、花弁を抱えるように咲くので、ちょっと見では二段構えの花弁が開いているように見えます
そんな花形は「淡くほのかな光を透かし、深山に灯る花ランプ」と表現した花紹介誌がありましたが、云いえて妙ですね

‘レンゲショウマ’の花言葉は 「 伝統美 」 、「 安らぎの時 」
花ランプのやさしく足元を照らす様子は、なんとも微笑ましく心の明かりを“ぽっ”と照らします
‘レンゲショウマ’の実は、ちょっと変わった形をしていると聞きました・・・いつか見てみたいものです


好んで自生するのは、湿り気のある林の中や木陰・開花期は7月中旬~9月初旬で、盛り(?)はやや過ぎた感じでした
英名は『False Anemone(フレーズ・アネモネ) 』、和名の別名は‘草蓮華(クサレンゲ)’です

薄い赤紫色した丸い蕾が、ひょろっと伸びた茎の先についています
花は、まばらな総状花序を出した花茎の先に、これもまたうつむき加減に咲きます
その姿は光沢のある薄赤紫を帯びた色合いの、上品で、気品あふれる姿です


花の直径は3~4cmほどで、萼も花弁も同じ色合いをし、共に花弁状に見えます
萼は花弁状に平らに開き、花弁を抱えるように咲くので、ちょっと見では二段構えの花弁が開いているように見えます
そんな花形は「淡くほのかな光を透かし、深山に灯る花ランプ」と表現した花紹介誌がありましたが、云いえて妙ですね

‘レンゲショウマ’の花言葉は 「 伝統美 」 、「 安らぎの時 」
花ランプのやさしく足元を照らす様子は、なんとも微笑ましく心の明かりを“ぽっ”と照らします
‘レンゲショウマ’の実は、ちょっと変わった形をしていると聞きました・・・いつか見てみたいものです
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ペイネ美術館 で「ペイネの恋人たち」と逢いました
昨日に引き続いて、「軽井沢タリアセン」内にあるペイネ美術館を覗いて来ました
〜没後10年〜レイモン・ペイネ展〜が、丁度開かれていました
フランスの画家“レイモン・ペイネ”は‘恋人たち’
というテーマで多くの作品を残しており、「ペイネの恋人たち」シリーズで世界中で親しまれています

昭和8年“レイモン”がアトリエ兼別荘として建てたもので、軽井沢の貴重な文化遺産のひとつだといいます
“ペイネ”の絵は恋人達が寄り添う、ユーモラスで限りなく心温まるような優しさが描かれており、微笑みと愛する気持ちを人間的なメルヘンとして映し出してくれました


ペイネの恋人達像 (美術館入り口に建つ)
『デッサンを通し、人々に明るさ・優しさ・陽気さを少しでも与えられたら・・・また、人生の汚れた・醜い部分を忘れることが出来たら・・・と思って描いている』と“レイモン・ペンネ”は語っていますが、思わず微笑みが出るほどいい作品ですね
〜没後10年〜レイモン・ペイネ展〜が、丁度開かれていました

フランスの画家“レイモン・ペイネ”は‘恋人たち’



“ペイネ”の絵は恋人達が寄り添う、ユーモラスで限りなく心温まるような優しさが描かれており、微笑みと愛する気持ちを人間的なメルヘンとして映し出してくれました





『デッサンを通し、人々に明るさ・優しさ・陽気さを少しでも与えられたら・・・また、人生の汚れた・醜い部分を忘れることが出来たら・・・と思って描いている』と“レイモン・ペンネ”は語っていますが、思わず微笑みが出るほどいい作品ですね
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軽井沢・塩沢湖を取り囲む『タリアセン 』に行って来ました
先日、長野・南軽井沢の『軽井沢タリアセン』に行って来ました 
アクセスは長野新幹線
「軽井沢駅」から車で10分、上信越道
「碓氷軽井沢IC」から15分にあります 
《タリアセンてどんな意味?》かと調べてみると、ウェールズ語で「輝ける額」という意味です
もともとの語源はケルト神話に由来し、「知恵者」であり芸術をつかさどる妖精「タリエシン」からきた言葉だといわれています
旧帝国ホテルを設計したアメリカ人建築家フランク・ロイド・ライトはアメリカにある自らの創作拠点工房に『タリアセン』と名ずけ、芸術の理想郷をめざしたそうです
そんなライトの考えに共鳴し、軽井沢の地が持つ貴重な歴史的文化と自然を守り、発展させたいと、この塩沢湖周囲の諸施設を「軽井沢タリアセン」と名付けたそうです

塩沢湖を囲んで建てられた諸施設は、『深沢紅子の花美術館』、『ペイネ美術館』、『軽井沢高原文庫』、『イングリッシュローズガーデン』等々、歴史的文化・芸術の琴線に触れる場所として終日楽しめました

塩 沢 湖 周 遊 園 庭

塩沢湖 (向う奥・ペイネ美術館)

『深沢紅子の花美術館』
『軽井沢高原文庫』

アクセスは長野新幹線



《タリアセンてどんな意味?》かと調べてみると、ウェールズ語で「輝ける額」という意味です
もともとの語源はケルト神話に由来し、「知恵者」であり芸術をつかさどる妖精「タリエシン」からきた言葉だといわれています
旧帝国ホテルを設計したアメリカ人建築家フランク・ロイド・ライトはアメリカにある自らの創作拠点工房に『タリアセン』と名ずけ、芸術の理想郷をめざしたそうです
そんなライトの考えに共鳴し、軽井沢の地が持つ貴重な歴史的文化と自然を守り、発展させたいと、この塩沢湖周囲の諸施設を「軽井沢タリアセン」と名付けたそうです

塩沢湖を囲んで建てられた諸施設は、『深沢紅子の花美術館』、『ペイネ美術館』、『軽井沢高原文庫』、『イングリッシュローズガーデン』等々、歴史的文化・芸術の琴線に触れる場所として終日楽しめました









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‘ネコノヒゲ(猫の髭)’とは実に良く名づけました! (^O^)
実にユニークな名前の花を、長野・軽井沢にある「イングリッシュガーデン」で見かけました 
そのユニークな花名は‘ネコノヒゲ(猫の髭)’です
英名でも ‘cat's whiskers(キャッツ・ウィスカー) ’と名づけられていますから、この花を見てイメージする事は世界共通のようです
白くて長い雄しべと雌しべが「猫のひげ」を思い出させるのが、命名の由来とは言わずもがなですね

ちょっと薀蓄(うんちく)です 
ところでこの‘ネコノヒゲ’が「ハーブ」だと言う事を知っていましたか?
‘ネコノヒゲ(別名;クミスクチン)’は、インド,マレーシア地方が原産で、古くから葉に利尿作用や血圧を下げる効果のある成分(オルソシフォニン)を含むとして、民間で利用されてきた薬用植物なんです
最近では、「クミスクチン茶」の名前で、糖と脂肪の消化・吸収を抑え、にきびや皮脂テカ肌を改善する健康茶の一種として出回っておるようです

‘ネコノヒゲ’の 花言葉 ; 「 進歩 」 、「 貢献 」

そのユニークな花名は‘ネコノヒゲ(猫の髭)’です
英名でも ‘cat's whiskers(キャッツ・ウィスカー) ’と名づけられていますから、この花を見てイメージする事は世界共通のようです
白くて長い雄しべと雌しべが「猫のひげ」を思い出させるのが、命名の由来とは言わずもがなですね




ところでこの‘ネコノヒゲ’が「ハーブ」だと言う事を知っていましたか?
‘ネコノヒゲ(別名;クミスクチン)’は、インド,マレーシア地方が原産で、古くから葉に利尿作用や血圧を下げる効果のある成分(オルソシフォニン)を含むとして、民間で利用されてきた薬用植物なんです
最近では、「クミスクチン茶」の名前で、糖と脂肪の消化・吸収を抑え、にきびや皮脂テカ肌を改善する健康茶の一種として出回っておるようです


‘ネコノヒゲ’の 花言葉 ; 「 進歩 」 、「 貢献 」
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‘コガマ’ 見っけ!! ; 水生植物
群馬・高崎の植物園で、水生植物の群落があるのを見つけました 
水生植物の中で、‘ガマ(蒲)’の仲間は独特の穂の形で分かり易い植物群です
‘ガマ’は、ガマ科の多年草で、世界に分布しており、日本には‘ガマ’、‘ヒメガマ’、‘コガマ’の3種が知られていますが、私の浅識では見分け方がよく分かりません
図鑑を見ると‘ガマ’と‘コガマ’の違いは、穂の長さや葉の幅が違うし、‘ヒメガマ’は、雌花の集まりと雄花の集まりの間に隙間があるが、‘ガマ’や‘コガマ’にはないということが分りました
開花時期は‘ガマ’・‘ヒメガマ’と咲き出し、‘コガマ’が一番遅く9月初旬まで咲いているようです
‘ガマ’の穂の長さは 10 ~ 20 センチですが,‘コガマ’は 6 ~ 10 センチと小さいので、見分けやすいようで、写真は‘コガマ’と判断しました
茶色い穂は、ウインナーソーセージにそっくりですね

‘ガマ’のチョイ薀蓄(うんちく)で~す!! 
花粉は生薬としては「蒲黄」(ほおう)と呼ばれ、外用でそのまま傷口や火傷(やけど)に散布薬としたり、内服利用として利尿作用、通経作用があるとされています
江戸時代から、「ガマの油売り」という傷薬の軟膏を売り歩く商売がありましたが、この「ガマ」とは、「ガマカエル(ヒキガエルの別名)」ではなく、水生植物の‘ガマ(蒲)’の事で、大道芸の口上に「カエル(蛙)」を利用した様であるとも言われています

水生植物の中で、‘ガマ(蒲)’の仲間は独特の穂の形で分かり易い植物群です
‘ガマ’は、ガマ科の多年草で、世界に分布しており、日本には‘ガマ’、‘ヒメガマ’、‘コガマ’の3種が知られていますが、私の浅識では見分け方がよく分かりません


開花時期は‘ガマ’・‘ヒメガマ’と咲き出し、‘コガマ’が一番遅く9月初旬まで咲いているようです
‘ガマ’の穂の長さは 10 ~ 20 センチですが,‘コガマ’は 6 ~ 10 センチと小さいので、見分けやすいようで、写真は‘コガマ’と判断しました
茶色い穂は、ウインナーソーセージにそっくりですね




花粉は生薬としては「蒲黄」(ほおう)と呼ばれ、外用でそのまま傷口や火傷(やけど)に散布薬としたり、内服利用として利尿作用、通経作用があるとされています
江戸時代から、「ガマの油売り」という傷薬の軟膏を売り歩く商売がありましたが、この「ガマ」とは、「ガマカエル(ヒキガエルの別名)」ではなく、水生植物の‘ガマ(蒲)’の事で、大道芸の口上に「カエル(蛙)」を利用した様であるとも言われています

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‘ネム(合歓)’ の花は、“恋の花”だって
公園の片隅で‘ネム(合歓)’の花が咲いていました 
見れば見るほど不思議なイメージの花ですね
ひとつの‘合歓’の花は、10~20個の小花が寄り集まり、上向きに咲いています
上の方は薄紅色、下の方は白黄色のハケのようなふわっ~とした花姿に、女性の恋心に似た「心のときめき」感を想わせます
‘合歓’の花言葉は「胸のときめき」、「歓喜」ですが、納得ですね

そんなロマンチックな想いが、万葉の頃から歌に詠み込まれているのを知りました
万葉集巻四に、「大伴家持」と「紀郎女」との間に交わされた相聞の歌が載せられています
昼は咲き / 夜は恋ひ寝る / 合歓木の花 / 君のみ見めや / 戯奴(わけ)さへに見よ (万葉集・紀女郎)
この『歌意』は、「昼に花が咲いて、夜には葉が重なって、抱き合うように寝る‘ねぶ’の花、私だけで見るべきものであろうか、あなたもご覧なってくださいね」
この濃厚な思いに対する家持の返歌は… さてどんな歌でしょうか!?
ちょっと薀蓄(うんちく)で~す

燥した‘合歓’の花を、1日3~5gをお茶のように入れて飲むと精神安定作用があるそうです
樹皮も「合歓皮(ごうかんぴ)」として、不眠、不安をなくす作用があります

見れば見るほど不思議なイメージの花ですね

ひとつの‘合歓’の花は、10~20個の小花が寄り集まり、上向きに咲いています
上の方は薄紅色、下の方は白黄色のハケのようなふわっ~とした花姿に、女性の恋心に似た「心のときめき」感を想わせます
‘合歓’の花言葉は「胸のときめき」、「歓喜」ですが、納得ですね


万葉集巻四に、「大伴家持」と「紀郎女」との間に交わされた相聞の歌が載せられています
昼は咲き / 夜は恋ひ寝る / 合歓木の花 / 君のみ見めや / 戯奴(わけ)さへに見よ (万葉集・紀女郎)
この『歌意』は、「昼に花が咲いて、夜には葉が重なって、抱き合うように寝る‘ねぶ’の花、私だけで見るべきものであろうか、あなたもご覧なってくださいね」
この濃厚な思いに対する家持の返歌は… さてどんな歌でしょうか!?



燥した‘合歓’の花を、1日3~5gをお茶のように入れて飲むと精神安定作用があるそうです
樹皮も「合歓皮(ごうかんぴ)」として、不眠、不安をなくす作用があります
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‘白ヤマブキ’の実の数・5個を 見っけ!!
4~5月頃になると、‘白ヤマブキ’は楚々とした風情で咲きます 
枝先に花径約3cmほどの白花が咲き、夏になると共に、普通4個の薄緑色した実が次第に黒々した果実となって冬越しを待つようになります
先日公園の道横で、‘白ヤマブキ’が枯れかけたガクの前面に、5個の実を付けているのを見つけました
5個なんて始めて見ました
四葉のクローバーを見つけた気分です・・・そう!ラッキ~


‘白ヤマブキ’はバラ科です
バラ科には複数のメシベを持つものがたくさんあり、どうやら実のつき方は4個と決まっていないようです
暇に飽かして、実のつき方をデジカメ片手に調べてみたら、偶数個が多いのですが、奇数個も結構混じっていました

‘白ヤマブキ’は、1つの花にメシベを4本持つ植物で、そのメシベ1本1本の根元の子房の部分がふくらみ、果実になるようですが、今年の天候の関係か、メシベの数が色々あるようです
黒い光沢をした実を一つ手に取ってつぶしてみると、意外に簡単につぶれ、果肉の中に種子が入っていました…これも発見です

枝先に花径約3cmほどの白花が咲き、夏になると共に、普通4個の薄緑色した実が次第に黒々した果実となって冬越しを待つようになります

先日公園の道横で、‘白ヤマブキ’が枯れかけたガクの前面に、5個の実を付けているのを見つけました

5個なんて始めて見ました
四葉のクローバーを見つけた気分です・・・そう!ラッキ~



‘白ヤマブキ’はバラ科です
バラ科には複数のメシベを持つものがたくさんあり、どうやら実のつき方は4個と決まっていないようです
暇に飽かして、実のつき方をデジカメ片手に調べてみたら、偶数個が多いのですが、奇数個も結構混じっていました



黒い光沢をした実を一つ手に取ってつぶしてみると、意外に簡単につぶれ、果肉の中に種子が入っていました…これも発見です

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‘モクゲンジ’の花が咲きました
今日から9月ですね
緑色の木々の中に、黄金色に輝いて見える‘モクゲンジ’の花は7~8月ごろ、径1cmくらいの花を直立させ、大型の円錐花序となって多数咲きます
先日、群馬・高崎の植物園に行きました
ちょっと小雨っぽい日でしたが、、‘モクゲンジ’の花が、緑多い丘陵の中で、遠くからでも黄金色が美しく見事にみえる程に、咲いていました
あれからしばらく経ちますから、花は金色の雨が降るように、はらはらと散ってしまったでしょうかね
そんな散る様から、英名では「ゴールデン・レイン・ツリー」といわれているそうで、納得しています

‘モクゲンジ’ は夏に大形の円錐花序を出し、黄色の花をたくさん付けますが、花後は小さな花に似合わぬ大きな袋状の実ができます
袋の中には堅くて黒い球状の種子が何個かできており、中国ではこの堅い黒い種子で、数珠を作るのだそうです

葉形は‘センダン’によく似た複葉をしており、種子で数珠を作るといわれているところから‘センダンバノボダイジュ(センダン葉の菩提樹)’と分りやすく名づいた別名があります 
緑色の木々の中に、黄金色に輝いて見える‘モクゲンジ’の花は7~8月ごろ、径1cmくらいの花を直立させ、大型の円錐花序となって多数咲きます
先日、群馬・高崎の植物園に行きました

ちょっと小雨っぽい日でしたが、、‘モクゲンジ’の花が、緑多い丘陵の中で、遠くからでも黄金色が美しく見事にみえる程に、咲いていました

あれからしばらく経ちますから、花は金色の雨が降るように、はらはらと散ってしまったでしょうかね
そんな散る様から、英名では「ゴールデン・レイン・ツリー」といわれているそうで、納得しています

‘モクゲンジ’ は夏に大形の円錐花序を出し、黄色の花をたくさん付けますが、花後は小さな花に似合わぬ大きな袋状の実ができます
袋の中には堅くて黒い球状の種子が何個かできており、中国ではこの堅い黒い種子で、数珠を作るのだそうです




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