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‘ピラミッドアジサイ’ = ‘ミナヅキ(水無月)’

先日長野・軽井沢植物園に行きました 
陽射しは大分強いのですが、風はとても爽やかな感じでした
園主(?)の方が、「今朝は10度そこそこでした」と言われていたのが、もうそんな季節になったのかと信じられない感じでした
実は一昨年も同じ頃、ここには来た事があります
園内には一昨年訪問時と同様、沢山の‘ミナヅキ’ が花房を重くし、枝を弓なりにして咲いていました
‘ミナヅキ(水無月)’は‘ノリウツギ(糊空木)’の園芸品種です
花は‘ノリウツギ’が両性花と装飾花があるのに対し、全部装飾花になっています
‘ノリウツギ’よりも開花時期は 9月一杯まで咲き、1 ヶ月位は遅くまで楽しめるようです
樹高は2m近くにもなり、頭上から被さるように真っ白な花が垂れ下がる態は、なんとも見事です 


  今日のちょっと薀蓄(うんちく)で~す 
「水無月」とは陰暦6月をいい、水が無いのでなく、「水の月」の意味です
新暦では、7月上旬から8月上旬の時期が「水無月」です
何故‘ミナヅキ’花を‘水無月’と書くのでしょう 
花が全体につくので、「皆付き」と書くのだという説もあるようですが、どちらが正しいのでしょう



‘ミナヅキ’花は一見・‘柏葉アジサイ’に似ていますが、‘柏葉アジサイ’より繊細な感じです
‘ミナヅキ’は、最初は純白の花なのですが、次第に緑がかり、秋深まると日焼けというか紅葉というかしてピンク色になってきます
このように変色していかにも秋といった色になったものを「秋色」と呼ぶそうですが、なかなかいい言葉ですね
「秋色」になった‘ミナヅキ’や‘アジサイ’は綺麗なドライフラワーになり長期間楽しめます


花言葉 ; 「 高慢 」 、「 移り気な方 」 、「 乙女の夢 」
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