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緑陰に咲く‘サラシナショウマ’です

‘サラシナショウマ’は山地や丘陵の林の下などに生える、草丈が1.5m程度のキンポウゲ科の多年草です 
先日行った軽井沢の山林で見かけました   
枝先に長さ20~30cm位の花穂を出し,小さな白色花を密につける様子はブラシ形状に見えます 
ちょっと大型の‘トラノオ’の花に似ていますね 
草丈が高いので、樹陰の中ですっと立ち真っ白に咲く様は孤高の綺麗さを感じさせます
‘サラシナショウマ(晒菜升麻)’の和名は、若菜を茹でて水で晒して食用に供することからつけられたそうです
  ちょっと薀蓄(うんちく)です・・・
「升麻(ショウマ)」は、漢方薬の用語です
「升麻」の地下茎を掘り取り、水洗いして、ひげ根を取り天日で乾燥し生薬としますが、単味で用いられることは少なく、漢方処方で発汗、解熱、解毒薬として配合され使われています


開花期は8~10月だといいます
実は昨年‘サラシナショウマ’を、群馬・榛名山で見かけ紹介したのですが、時期は6月中旬でした
開花時期から考えると、あれは良く似た‘山吹升麻 (やまぶきしょうま)’だったのでしょうか!?  

近づいて見る‘サラシナショウマ’の花は、小さな花がより集まった花穂状で、一つづつは剽軽な感じです
小さな花びらが小さな3枚・あとはたくさんの雄しべが勢いよく弾けるようになっており、雌しべの数も2~8個と多そうで、ごちゃごちゃした感じです


‘サラシナショウマ’の 花言葉 は 「 雰囲気のよい人 」  だと言うのですが・・・
立居振る舞いのイメージでしょうかね
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