日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
神社の境内で、「銀杏」の実が沢山落ちていました
晩秋から初冬となった今の時期、お寺や神社の境内、公園などでは黄色に黄葉した“イチョウ”の葉の陰で、「ギンナン」の実が沢山生っています
青空・枝越しに生った「ギンナン」が風にゆすられて、木の下に一杯落ちています
先だって散歩を兼ねて立ち寄った神社でも、「ギンナン」が一杯落ちていました
どこかのおじさんが、ビニール袋に沢山拾い集めています
『随分集めましたね!!』と、話しかけたら、『これが~うめぇ~んだよ』と、こちらに顔も向けずに拾っています
私が拾いに来たと思って、競争意識になったのかもしれません
神社のベンチ陰に沢山落ちているのを、私はパチリ!!・・・そして、おじさんに、『ここに一杯落ちてますよ』と教えたら、うれしそうに近づいてきてくれました
「ギンナン」の実を食べるときは美味しいのですが、それまでにするのに結構大変です
熟した時の果肉の臭いはとてもきつい汚臭ですし、果肉が皮膚に触れるとカブレのもとになりますから余ほど注意が必要です しかしそんな苦労して採取した「ギンナン」の美味しさは格別な訳ですね
“イチョウ”の樹は高さが20~30mにもなる落葉高木です
雌雄異株で、「ギンナン」は雌株のみに生ります
「ギンナン」は漢方では古来よりせき止めや、膀胱の括約筋を強くする効果から夜尿症・頻尿の改善に使われていて、 良質のタンパク質はコレステロールを減らし、滋養強壮にも効果があるなど様々な薬効があるといわれています
しかしその一方で、「ギンナン」には神経に働くビタミンB6の作用を妨げる中毒物質が含まれていて、食べ過ぎると痙攣などの中毒が起きることがあるそうですから注意が必要です
大人は肝臓に解毒する酵素を持っており、抵抗力があるようですが、幼児は解毒能力が発達していないため中毒になりやすいので特に要注意だそうです
とにかく美味しいからと調子に乗って食べ過ぎないことが何よりですね・・・ビールや酒のつまみについついは駄目ですね