生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

大河ドラマ「八重の桜」の中の会津藩主の人生

2013年02月13日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
ドラマでは綾野 剛さんが会津藩主・松平容保を演じていますが、この殿様も中々の人物で、生き甲斐の心理学が希望する逞しい人生を生き抜きます。戊辰戦争を生き抜き日光東照宮の神主さんをしたりして明治26年に目黒の自宅で生涯を終わります。この殿様の6男の恒雄の長女・松平勢津子は昭和3年に秩父宮と結婚します。歴史は非常に残酷ですし、現代の私達から見ると驚きの連続ですが、与えられた人生を最後の最後まで天命に生き抜く決意をだいじにしつつドラマを楽しみたいと思います。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:40>

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大河ドラマ「八重の桜」の中の西郷頼母の生涯

2013年02月12日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
大河ドラマを数回見て、私はそろそろ会津藩と明治維新に熱が入りだしました。会津藩家老・西郷頼母(西田敏行さんが演じている)の生き方を注目しています。頼母の家族(母、妻、その子供達:娘達は16歳、13,9,4ン2歳を含む)は戊辰戦争の際に頼母の自宅で21人が自害しています。しかし彼は明治36年まで生き延びています。卑怯者ではなく堂々たる人生ですが生き延びようとするその意思は、まさに私達「生き甲斐の心理学」が望む壮烈な生命力とそれを生き抜く人物なのです。この人の生き抜こうとする態度を今後、注目下さい。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:39>

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百聞は一見にしかず

2013年02月11日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
どんなに勉強して記憶に叩きこんでも人は直ぐ貴重な知識を忘れますが、さりげなくふと訪問した美しい所は生涯、忘れないものです。有名な欧米の教会の色々の情報を事前に勉強しようと努力していても、直ぐ忘れますが、実際に訪問したシャルトルの大聖堂の複雑な地下聖堂の構造はいつまでも新鮮なものとして、いつも自然に心に浮かんできます。また、昨年訪問した厳島神社の老舗の宿からの風景は幼児時代の或風景と同じだった事から、あーあ、そうだったんだ、此処だったんだ、と幼児時代の幸福を再現させてくれました。このように百聞は一見にしかずで、人生の日々の中で、視覚からくる幸せ感はこれからの人生を益々、美しくしてくれます。ですから出来ればいつも、意識して美しいものを見たいものです。汚いものは心を傷つけやすいので、努力して視覚にはいつも美しいものを見たいものです。汚いものは人々の目に何故かあちらから飛び込んでくるようですので、意識していつも美しいお花、大自然の風景、星空、絵画を楽しむと心も自然と豊かに平安になるようです。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:38>

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那須の修道院の森を流れる風の音

2013年02月10日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
那須の修道院で眠りに就いたのですが周囲の森の中を通過していく強い風の音を聞きました。海での波音もそうなのですが、風の音を聞いて私の身体が何となく、ぞーっとしたのです。怨霊に遭遇したような「ぞーっと」した感じでなく大自然の中に私一人だけ、ぽーんと、放り出された時のよな何とも言えない孤独感というか、この世に一人だけ取り残されたような感じでした。しかし、心の中での、その孤独感のあと、得も言われない暖かい感情が突然、すーっと流れ込んできたのです。大自然の中に放り出され、その後、大自然から暖かい幸せない感情が静かに流れ込んできたこの体験は何でしょう?自由意思に関係なく、この激しい感情を突然、起こさせた契機は、風の音ですが、何とも不思議な音でした。日本人は清らかな水の流れを見ると禊を体感します。今回は水でなく「風」でしたが、大自然での癒しの不思議さをしみじみと感謝した旅でした。富士山の樹海の中、海での波音、湖、大きな樹木、奇妙な岩、美しい花畑、小鳥の鳴き声、そんな自然でも音は不思議な癒しの音でもあります。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:37>

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味覚を意識化すると神秘的で美しい世界を提供してくれる!

2013年02月09日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
味覚を病気で喪失した知人は悲劇です。食べないと生きていけないので味が無くても毎食、必死で食べています。さて味覚を意識しなしと人生の醍醐味、生き甲斐が半減します。味わう事を意識化した人は幸福感が倍加するそうです。味覚を意識化すると平安感、友好的感情、健康感、幸福感、統御感が確実に増加しますので、食事の折に、どんな味を今、感じているか意識と言葉にしてみて下さい。涙が出るくらい幸せになります。甘い、酸っぱい、辛い、美味しい、と意識化するのです。某大学病院での事例ですが、腐敗したものを意識して食べさせて鬼のような母親が心を病んで入院してきました。この事例は子供は心の病気にはなりませんでしたが、その母親が何故か、心を病んでしまったのです。この昔の体験は味覚の神秘をしみじみと私に沢山の事を教えてくれ、味覚研究の多方面での示唆を与えてくれました。味覚は幸福感と直結していますし神学、哲学、宗教学、政治学、経済学とも深く結びついていきます。味覚の中に雄大な神仏を感じ、素晴らしい愛の世界を提供したシェフも存在しています。味覚の世界を是非、思索しましょう。人々の幸福を簡単にもたらす世界でもあります。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:36>

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何故、富士山信仰は消されたのか?

2013年02月08日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
富士山への信仰は江戸時代に再燃しますが明治初期には「宮下文書」のように国家神道からも政府からも偽書として葬られていきます。古代富士王朝が存在したかどうかは、その筋の専門家におまかせするとしても、私達祖先が富士山や筑波山、大山、白山、磐梯山等への山岳宗教に平安感を感じ取り生きた歴史は消せません。邪教と言われた古代の宗教もある種の人々に幸福感を与えた事は事実です。「自己肯定・他者肯定」の思想がフランス革命の後、法律化されてきますが国連憲章でうたいあげる人類の基本的人権の思想を得るまでには長い歳月が必要でした。富士山信仰が時の政府を不安定にさせ、都合が悪かったからです。それほどに富士山信仰は日本人の背骨のような存在でした。富士山信仰を消滅させていく歴史の中でも一番面白いにが古事記、日本書紀の研究でしょう。何故、大和王朝が富士山信仰を撲滅すべく必死だったか、ご興味のある方は生き甲斐の一つとして研究なさいませ。ここでは今でも何故に日本人がこれほど富士山が好きなのか、生き甲斐の心理学が何故に、これほど富士山を愛しているのか、その理由を知って欲しいとおもい、ながながと書いてきました。深い魂と歴史、民話、伝説、大自然、そして火山という恐れ、この富士山をこれからも大いに楽しみつつ、そのエネルギーを頂きましょう。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:35>

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富士山は何故、人の心を癒すか?

2013年02月07日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
臨床心理学としての理由は「自然治癒力」という概念で納得します。ホメオスターシスとも言われています。森の散歩、海や山に行きますと理屈抜きに元気になるのと同じ理由です。五感と体感が快感と元気を与えてくれますので、もう、それで十分なのです。原初感情と言われている「怖い、怖くない、好き、嫌い」が原因だ、と洞察すれば、もう、それ以上の分析は不要と言われています。心理療法ではノイローゼの原因として激しい恋愛結婚はしたものの、数年すると大嫌いになる自分が許せなくて心の病気になる若い二人は沢山います。あんなに恋した自分が、そういともやすやす相手が嫌いになる、自己嫌悪になる、そんな相手を見抜けない馬鹿な自分ではない、と自問自答する、このような自己分析をしている内に、成育史の違いから、そう解釈する相手は当然だなあ、と理解すれば、嫌いになった理由について自己嫌悪する必要もなく、当然だ、と本気で納得したとたん、ノイローゼが治癒したりします。富士山を見て心が明るくなり元気になる、そういうノウハウを身につけて、意識して富士山を楽しむのです。わざわざお金を払い遠くまで行かなくてもあの雄大な富士山を見ながら古代人のように素直に手を合わせると縄文時代のDNAが現代人の複雑な悩みを単純明快にしてくれます。複雑系は複雑な悩みに翻弄されますので出来れば単純に生き抜きたいものです。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:34>

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「富士山による心理療法」

2013年02月06日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
今日の表題をご覧になり、あれ、何だろう?と思われる事でしょう。どの民族にも山を見ると安心する傾向があります。比較宗教学による心理療法では「イメージ療法」という手法を使用しますが、日本人の場合、富士山を見て嫌悪感を感じる日本人はまずいません。富士山をみると心が平安になるのが普通です。この民族の特性を世界的な学会でも注目し、それを人々の平安感を湧きださせる手法として使用します。さてどんな方法か明日説明します。人類誕生から神話が生まれアニミズムが生まれ、この自然崇拝心理は地球上の全ての文化に影響を与えています。この大事な心理を人々の生き甲斐に応用していくわけです。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:33>

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縄文時代の富士山信仰

2013年02月05日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
縄文時代の日本人の信仰は山岳宗教とも言われています。まさにアニミズムで山、草、樹木、石への崇敬の念はとても美しいもので、この思想については諸説ありますが、今でも、大自然への崇敬の念は現代人にも通用する信仰心です。水の流れに罪の汚れを禊ぎ、互いに水に流して許し合い、決して恨みつらみから殺戮を避ける、この思想は現代の殺戮をとても見苦しく感じさせます。テロリズムや罪のない大衆への爆弾事件は、この日本の古代思想からは考えられない悲劇です。改めて和を大切にする古代思想に敬意を表します。古代日本にもそれなりに殺戮はありましたが大化の改新、壬申の乱あたりから、相当な大きな殺戮の歴史が始まります。山を、水を、岩を、草木の中にも自然の神の摂理を感じた古代人の信仰心に対して私は何とも言えないぬくもりを感じます。縄文時代の日本人の精神文化を大切にしたいものですが、東海道新幹線に乗り、富士山を見て、いつも誰かが、何と美しい山だろう、と叫ばない列車はないようです。古代の血が富士山を見ると騒ぐのでしょう。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:32>

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富士山と日本人の平安感

2013年02月04日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
良い天気の朝食は富士山を見ながらのトーストと紅茶ですが、いつも心に浮かぶのが大和朝廷誕生前の日本人の富士山への熱い信仰心のことです。私の愛読書の一つに「富士山を知る事典」という本がありますが、その本は富士山について何でも書いてあります。地形、植物、民話、伝承、富士信仰の歴史等などで、とても夢を豊かに育んでくれる辞典です。天照大神を祀る伊勢神宮の海岸線からも富士山が見えるそうですが、古事記、日本書紀にはこの縄文時代の信仰の山・富士山については書いてないそうです。万葉集にだけ何故が和歌が少し書かれていますが、この富士山信仰について少し書いていきます。富士山を見る私の心は平安感にみたされますが、この心境と平安感は深い関係があるようです。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:31>

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セリフイメージを大事にしよう

2013年02月03日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
他者が見る目が正しいのか、セルフイメージが正しいのか?セルフイメージは自分の人生を支配していきますので、とても大事なものです。色々の意見がありますが、結論は「セルフイメージ」がもし自己否定的ですと、そこに大きな問題が出てきます。他者がどんなに、その人の個性に美しさに感動して、そ点を褒めても、強烈な劣等感や自己否定的な人は平安感や幸福感を素直に感じないようです。本人のセルフイメージについて時々点検する必要があるようです。
:<比較宗教学の視点からの心の旅:30>

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心のつながり

2013年02月02日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
愛する人の心が離れた、親友の心が離れた、と感じた場合の寂しさは人を破壊し益々自分を愛の孤独へと追いやります。自問自答での自分との繋がり具合をまずは洞察してみるのも生き甲斐になります。自問自答での自分との心のつなげ方が下手な人は他者との心のつなげ方も多分、下手でしょう。例えば、自分は何と馬鹿なんだろうと本気で悩むとします。この次の言葉で人生が変わります。いやいや、おれは利口だと、もし自分がせっかく呟いた言葉を抑圧したら、進展は案外、これで終わるかもしれません。もし、嫌悪感、挫折感も多少は伴うでしょうが、どこが馬鹿なのかと自問自答します。あれこれ、と言葉が湧き出します。折角湧き出した言葉を自己肯定しつつノートに書いていくのです。これをエゴ・ダイナミックスノート、と言いますが、この記録を再読すると、そこには素晴らしい英知、知恵が沢山、書かれています。こうして自問自答での自分との心の暖かい繋がりの雰囲気の中で「つながり」を意識していくと、周囲との心のつながりが何となく自然に生まれ幸福感の中での生き甲斐が生まれてきます。他者との心のつながりを構築する前に、自分との心のつながりを楽しんだほうが明るく元気で爽やかな日々が誕生するようです。
:<比較宗教学の視点からの心の旅:29>

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無意識の世界からの投影:その二

2013年02月01日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
自分でも理解不能のイライラがこの事例の代表的な事例です。自分がイライラしているなあ、と気付けば良いほうで、本人そのものが、イライラしている事に気付かず、周辺に八つ当たりしています。あなたの周辺に、このような人はいませんか?周囲も迷惑ですが本人は悲劇的です。そのうち誰も相手にしなくなるでしょう。たまたま企業の各部門の長、大官庁のそれぞれの組織での長、色々ですがその組織の配下がたまりません。このイライラの人の原因は70億の人類の、それぞれの生活環境で理由は全部違いますが、学問はその理由をその人の成育史での理想と現実のギャップからくるストレス曲線(不安感、怒り、身体症状、鬱、錯乱の5つ)が原因だと解釈しています。このストレス曲線は意識化されているものと、無意識の世界からの投影があります。こうありたい、あらねばならない、という理想の領域と現実のギャップから生まれるのがストレス曲線です。現実の解釈に病的なものがあれば、益々、そのギャップは大きくなります。当たり散らす人の取り扱いは、この心の仕組みを理解した人でないと対処は不可能です。成育史上の理想は3つあります。魂の領域(神仏への問題)、成育史上の心の傷、身体からくる医学的な問題、この3つです。この3つの大問題が意識、無意識の世界に存在していて、その取り扱いを学問、特に生き甲斐の心理学では重視していますので、なまはんかな知識では、それぞれの人への対処は困難を極めます。さあ、誰がその人を救うのでしょうか?こうした問題を抱えながれ人類は数千年生きています。身近な所で、この心の仕組みをきちんと勉強している人がいれば、その周辺は小さいけれども心のともしびがつくでしょう。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:28>

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