生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2018年05月18日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
持統天皇の生き方から考えてみます。現代の日本は飛鳥奈良時代に原型が造られていますが、私達が学習する日本歴史の冒頭部分に近いページが大化の改新です。ご存じのように天智天皇と中臣鎌足が登場し、蘇我入鹿の首を刎ねる場面を見せつけられ驚き哀しみ、人の歴史の物凄さを少年時代に感じたものです。その645年に天智天皇の娘として生まれたのが持統天皇です。ここでは幼名時代の呼称を避けて書いていきますので了解下さい。畏れ多くも持統天皇と比較して恐縮ですが、私が生まれた年に2・26事件がありました。皆様も自分が誕生した時代に日本で何か起きていたかを意識化すると、とても楽に生きていけますので、是非、調べておいて下さい。持統天皇は645年に生まれたので、その年の歴史上の影響が生涯を左右します。天皇だから、と考えては勉強になりません。但し、どんな視点から自己分析をしたらいいか、どう自己分析をしたら自分が生まれてきた目的があぶりり出せるか、色々と生き甲斐の心理学は研究してきたのです。無駄なエネルギーを使わないで幸福になる為に、日本人の場合は(1)汚れと禊(2)もののあわれ(3)甘えの構造(4)恥の文化(5)わびとさび(6)幽玄美 以上6視点の他に沢山あるでしょうが、生き甲斐の心理学、心理療法の場合はこの6つの自己分析から相当大きな現代のストレス曲線(不安感、怒り、身体症状、鬱、錯乱の5つ)から解放されていきます。例えば私の場合は2・26事件の年に生まれています。父親は海軍の職業軍人、戦後は戦犯、その家族となれば、それ相応の人生をたどります。この6つの特色と自分の成育史と日々のストレスは深い関係がありますので、その関連性を学習するのがこの「生き甲斐の心理学」の面白さです。任族の個性美を病理とする傾向に注意しましょう。


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