生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2018年05月02日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
高校生徒時代の劣等感、挫折感、孤独感は30代まで続いたようです。シカゴ大学の研究室時代もイギリスの大学研究室時代も、この劣等感は非常に大きく、それだけに嫉妬する資格は自分には無いと考えていたのが幸いでした。傍目には謙遜な青年に見えたようです。謙遜な青年だね、と言われると、私はこの人は人を見る目がないんだなあ、と内心考えていたようです。しかし研究室にいたW君の故郷のイギリス南部の家(お城)に招待され、その美しい妹君に会いますと、モンゴロイドの風体をした自分に嫌気がさした思い出があります。イギリスの貴族の息子達は色々いますが、えてして彫りの深い貴公子がいるのです。一目ぼれなどという資格は無いし、相手は単に礼儀を尽くしてお兄さんの友達を歓迎してくれているわけですが、その姫君が親友と颯爽と乗馬していて、私を誘いにきた時は乗馬出来な私がとても惨めになりました。この時の姫君の相手の青年に感じた嫉妬心は驚くべきものでした。以来、一目ぼれすると嫉妬心を感じるのが嫌で(怖くて)、愛は恐ろしいものだ、と思いこんだ自分の青年時代がとても懐かしいです。









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