生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

「五感」は本物か?

2013年09月01日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
視覚、聴覚、味覚、触角、嗅覚を五感といいますが、この五感は果して本物でしょうか?
本物か、偽物か、というテーマは世界の心理療法の世界では重要な指標として検討されています。例えば山道を歩いていて蛇だ、と感じて飛び跳ねたら蛇に似ている枯れ木だったり、晩秋の疲れている時、こんなに寒いのに、まだ虫が鳴いている、何だか人生は儚いなあ、と感じていたら毎日、虫が鳴くので、変だと思いお医者さんに言ったら過労による一過性の耳鳴りと判明したり、いつも大好きなバッハが何故か、今日は不快な音に過ぎないとか、色々です。幸福曲線(平安感、友好的感情、健康感、幸福感、統御感の5つ)を意識し、かつ、このような感情に日々生きたいと願えば、人は必ず、そのような幸福感を手にできますが、先ずは五感をあまり盲信すると、変な人になる可能性があるようです。五感を大事にする必要はありますが、自分の五感が本物だとか真理にちかい存在だと信じると、とんでもない悲劇が生まれてきます。五感の在り様を盲信しないのが本物の幸福曲線に生きられる第一歩のようです。五感の重要性と錯誤性に注意したいものです。五感を盲信している親子、親友、夫婦、恋人、知人は社会を混乱させます。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:25>


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その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

(3)この記事は6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。

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