生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

湧き出す感情の意味はわかったが、解釈の仕方に問題が!

2013年09月16日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
よくある話です。母は嫌い、父は嫌い、と色々と、軽く、或は重く、友人と語り合います.
倫理的には両親を嫌うことは、あまり良い事ではない、と心の奥底では自分の批判を気にしています。これが普通の生身の人間でしょう。例えば、湧き出した感情の意味について、幼児時代、虐待されたから、この憎しみは当然のことだ、と解釈すると少しは心が落ち着きます。年老いた親を高齢者施設に見舞い、親から幼児時代虐待した反省と涙に触れますと、この解釈もまた変化します。体験の解釈について、時々、立ち止まり、自分の解釈の方向性、傾向について、再考したほうが、これからの人生が幸福になるようです。出来れば、生き甲斐の心理学の理論を勉強しながら、この体験の解釈を、どの方向へ変更したら過去のストレスが解消し、今後の指針について良い知恵が浮くでしょう。現実は少しずつ変化していきますので、構成概念、信念、思い込みが自分を縛っている事に気付かない事が多いのです。厳しい人生は信念がないと、ふらふらして正中線がなくなると自信を喪失し、生きにくくなりますので、信じる道は大事なのですが、激動する人生を明るく元気に爽やかに柔軟に生き抜く為に、時々、この領域を点検したほうが良さそうです。このところ何故か生きにくいなあとか、意味不明のストレスが蓄積されるなあとか、不快なストレス曲線を体感レヴェルで感じた時は、警鐘かもしれません。自分の体感の感覚を信じて、その体感を大事にして生きていきたいものです。自分の五感と体感を信じないと、いつも、ぐらぐらした生活をおくっていくことになります。反省はいつでも出来ますので先ずは自分を信じてみましょう。自分を信じた上で、その解釈の傾向を楽しく思索するのです。この思索は人生を豊かにしていきます。私は何時も同志である勉強仲間に、勉強かで相談しつつ生きています。学友は人生の宝物です。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:40>


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(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

(3)この記事は6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。

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