生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

混乱感を意識すると救われる!

2010年12月23日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
自分は今、混乱しているなあ、と意識化出来る人は幸せです。殆どの人は<混乱感>を意識出来ないのです。取り乱す自分を知るのは嫌いだからです。見たくない自分を見る事ほど、辛いし、惨めです。慌てふためいている人を見ると人は何故か喜びます。口にはしませんが、内心、笑いながら自分が安定している事実を知り安心するからです。優越感に浸れますし、悠然として反省出来るからです。しかし自分の混乱感となると案外、その処置を誤ります。何故混乱しているか、その真実を見抜く知恵が人には無いのです。つまり混乱感の一番の要素は<アイデンティティーの統合が健全か、病的か>という自己分析に触れてくるからです。この自己分析を完璧にするには(1)自分は何の為に生きているか(2)自分の生き甲斐は何か(3)自分は自分の魂、身体、成育史を大事にしているか、この3つをキチンと分析し結論を出しておかないと本当のアイデンティティーの統合は得られません。人によっては人生をとして探究していますし、そう簡単に得られるものでなありません。ですから混乱感を感じたくないし、あえて意識化しないようにして生きていたほうが安定するからです。混乱感を恐れずに意識化するにはキチンと処理方法を勉強したうえで対処していきましょう。それが生き甲斐の心理学の楽しい処です。<混乱感:361-5>:

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