生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

お地蔵様と二人のカウンセラー

2006年03月14日 | 第2章:心理療法の基本
私の散歩道に昔からのお地蔵様が静かに座っておられます。或日、知り合いと3人でその前に着きました。無神論者と自称するAさんですがそのお地蔵様の前で立ち止まり挨拶して通りすぎました。Bさんは宗教が違うから、と無関心に通過しました。あなたはどちらの人に関心がありますか?人間には3つの本能があります。食欲、性欲、見神欲。19世紀末までヨーロッパの大きな大学で教えていたこの見神欲(ケンシンヨク)は20世紀では殆んど無視されましたが最近また注目されています。何故でしよう。本能としての見神欲を無視すると心の病が発生しやすい臨床事例の蓄積が豊富となり宗教心を原初感情として大切にする意味が判明してきたからです:<原初感情:72ー5>:

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